メンバーシップ登録はコチラから
AD

【オランダ】ビネンホフの見どころ|オランダ政治の中心を観光

文化と歴史
ⓘ記事内に広告が含まれています

 

デン・ハーグ中心部にあるビネンホフ(Binnenhof)は、オランダ政治の中心として800年近い歴史を持つランドマークです。

13世紀に建てられた城館を起源とし、現在も国会議事堂や首相官邸が置かれていることから、「ヨーロッパで最も古くから使われている現役の国会議事堂」として知られています。

歴史ある建物が並ぶ中庭や、美しい池ホフフェイバー(Hofvijver)に映る景色は、デン・ハーグを代表する風景の一つ。

周辺にはマウリッツハイス美術館監獄博物館エッシャー美術館など人気観光スポットも集まっているため、ハーグ観光では外せないエリアです。

 

現在は改修工事が進められていますが、周辺から歴史ある建築を眺めたり、ガイドツアーで街の歴史を学んだりと、見どころはたくさんあります。

この記事では、ビネンホフの歴史や見どころ、アクセス方法、あわせて巡りたいハーグ観光スポットまで詳しくご紹介します。

 

ハーグ観光はこちらもおすすめ
【オランダ】マウリッツハイス美術館の見どころ|フェルメール『真珠の耳飾りの少女』を鑑賞
デン・ハーグのマウリッツハイス美術館の見どころを紹介。フェルメール《真珠の耳飾りの少女》をはじめ、レンブラントなどオランダ黄金時代の名画、所要時間、チケット、アクセス、周辺観光まで詳しく解説します。
【オランダ】エッシャー美術館の見どころ|だまし絵の世界を体験できる人気美術館
デン・ハーグのエッシャー美術館の見どころを紹介。だまし絵で有名なM.C.エッシャーの代表作品や体験型展示、所要時間、チケット、アクセス、周辺観光スポットまで詳しく解説します。
【オランダ】監獄博物館(拷問博物館)の見どころ|中世の牢獄を見学
デン・ハーグの監獄博物館(拷問博物館)の見どころを紹介。中世の牢獄や拷問部屋、ガイドツアーの内容、日本語ガイドブック、所要時間、チケット、アクセスまで詳しく解説します。
『真珠の耳飾りの少女』に会いに行く。デルフトとデン・ハーグで巡るフェルメールの1日旅
フェルメールが生まれ育ったデルフトと、『真珠の耳飾りの少女』が展示されるデン・ハーグを1日で巡るモデルコースを紹介。フェルメール美術館やゆかりの地、マウリッツハイス美術館、デルフトのホテル情報まで、実際に歩いて楽しんだ旅をまとめました。
【オランダ】お祭り感が高めのクリスマスマーケット!デン・ハーグのロイヤルクリスマスフェア
オランダで最も美しいといわれているデンハーグのロイヤルクリスマスフェアはクリスマス感もありつつお祭り感も味わえる華やかなクリスマスマーケット。政治の街であるためロイヤルな印象もありました。街のイルミネーションやツリーも散策スポットです。

 

 

ビネンホフとは?

ビネンホフ(Binnenhof)は、オランダ・デン・ハーグ中心部にある政治の中心地です。

13世紀に建てられた城館を起源とし、現在も国会議事堂や首相官邸などが置かれていることから、ヨーロッパで最も古くから使われている現役の国会議事堂として知られています。

歴史ある建物が中庭を囲むように建ち並び、隣接する池ホフフェイバー(Hofvijver)とともに、デン・ハーグを代表する景観をつくり出しています。

周辺にはマウリッツハイス美術館や監獄博物館、エッシャー美術館なども徒歩圏内にあり、ハーグ観光ではぜひ立ち寄りたいスポットです。

 

 

ビネンホフはこんな人におすすめ

ビネンホフは、次のような方におすすめです。

  • オランダの歴史や政治に興味がある
  • ハーグのランドマークを訪れたい
  • 歴史ある街並みをゆっくり散策したい
  • 美術館巡りとあわせて観光したい
  • ガイドツアーで街の歴史を学びたい

周辺には徒歩で巡れる観光スポットが集まっているため、ハーグ観光のスタート地点としてもおすすめです。

 

 

ビネンホフの見どころ

ビネンホフは政治の中心地であると同時に、デン・ハーグを代表する歴史的建造物でもあります。

中世の面影を残す建物や広場、美しい池など見どころが多く、街歩きをしながら気軽に見学できます。

 

リデルザール(騎士の館)

ビネンホフを代表する建物が、13世紀後半に建てられたリデルザール(Ridderzaal/騎士の館)です。

大きな切妻屋根が印象的なゴシック様式の建物で、中世には伯爵の迎賓館や祝宴の会場として使われていました。

現在でも毎年9月のプリンスデー(Prinsjesdag)には、オランダ国王がここで施政方針演説を行います。

800年近い歴史を持ちながら、現在も国家の重要な式典で使われ続けている、オランダを象徴する建物です。

 

ホフフェイバー(Hofvijver)

ビネンホフの隣には、ホフフェイバー(Hofvijver)と呼ばれる池があります。

水面に映るビネンホフの建物は、デン・ハーグを代表する景色の一つ。

晴れた日はもちろん、夕暮れ時には幻想的な雰囲気となり、写真撮影にも人気のスポットです。

池の周辺にはベンチもあるので、散策の途中にゆっくり休憩するのもおすすめです。

 

 

首相官邸「トーレンチェ」

池のほとりに建つ小さな八角形の塔が、トーレンチェ(Torentje)です。

17世紀から残る歴史ある建物で、現在はオランダ首相の執務室として使われています。

日本でいう首相官邸にあたる場所ですが、建物自体は意外なほど小さく、とても控えめな印象です。

豪華な宮殿ではなく、歴史ある建物を現在も大切に使い続けているところに、オランダらしさを感じられます。

 

 

現在は改修工事中

ビネンホフでは現在、大規模な改修工事が進められています。

建物の老朽化や設備の更新を目的とした長期プロジェクトで、一部のエリアは立ち入りが制限されています。

そのため、中庭や建物内部をこれまで通り見学できない場所もありますが、ホフフェイバー周辺から歴史ある建物を眺めたり、周辺の街並みを散策したりすることは可能です。

また、ガイド付きのウォーキングツアーに参加すれば、工事中でもビネンホフの歴史や見どころを詳しく学びながら観光できます。

▶︎ ハーグ市内ウォーキングツアーはこちら >>

 

 

 

 

ビネンホフの歴史

ビネンホフは約800年にわたり、城や宮殿、貴族の住居、そして現在の国会議事堂へと姿を変えながら、オランダの歴史とともに歩んできました。

何度も用途を変えながらも建物は大切に受け継がれ、現在ではオランダを代表する歴史的建造物として親しまれています。

 

ホラント伯爵の城として誕生

ビネンホフの始まりは13世紀です。

1229年、ホラント伯爵フロリス4世がこの土地を購入したことが、現在残る最古の記録とされています。

その後、城壁や門、礼拝堂、そして現在もシンボルとなっているリデルザール(騎士の館)などが建設され、中世の城塞として発展しました。

当時のビネンホフは、ホラント伯爵の住居であると同時に、政治や行政の拠点としての役割も担っていました。

 

城から政治の中心へ

15世紀にオランダがブルゴーニュ公国の支配下に入ると、ビネンホフは城としての役割を終えます。

その後は貴族の住居として利用されたほか、リデルザールは商人たちが集まる公共の空間として使われるなど、時代とともに役割を変えていきました。

16世紀後半になると、オラニエ家のマウリッツ公の時代に増改築が進められ、17世紀には議会のための会議室が整備されます。

こうしてビネンホフは、現在につながるオランダ政治の中心地へと発展していきました。

 

 

取り壊しの危機を乗り越えた歴史

19世紀初め、ナポレオンによる統治時代には行政の中心がアムステルダムへ移され、ビネンホフは取り壊しの対象となりました。

しかし、その後オランダが独立を果たし、ウィレム1世が初代国王に即位すると、政治の中心は再びデン・ハーグへ戻ります。

さらに19世紀後半には老朽化を理由に建て替え計画も持ち上がりましたが、市民から「歴史ある建物を残してほしい」という声が数多く寄せられ、計画は中止されました。

そのおかげで、中世の面影を残すビネンホフの街並みは、現在まで大切に受け継がれています。

歴史的建造物を保存しながら、今もなお政治の中心として使われ続けていることこそ、ビネンホフ最大の魅力といえるでしょう。

 

 

 

 

ハーグ市内ウォーキングツアーで歴史を巡ろう

ビネンホフは建物を眺めるだけでも十分に楽しめますが、ハーグの歴史をより深く知りたい方には、市内ウォーキングツアーへの参加がおすすめです。

ガイドと一緒に街を歩きながら、ビネンホフホフフェイバー王宮エリアなどを巡るため、建物の歴史やオランダ政治の背景を分かりやすく学ぶことができます。

「ただ街を歩くだけでは気付かなかった場所」や、「ガイドがいるからこそ知れるエピソード」も多く、初めてハーグを訪れる方にも人気です。

歴史好きの方はもちろん、効率よく街の見どころを巡りたい方にもおすすめです。

▶︎ ハーグ市内ウォーキングツアーはこちら >>

 

 

ビネンホフへのアクセス

ビネンホフはデン・ハーグ中心部にあり、デン・ハーグ中央駅(Den Haag Centraal)から徒歩約10〜15分です。

駅からはショッピングストリートを通ってアクセスできるため、街歩きを楽しみながら向かえます。

また、トラムを利用する場合は「Centrum」や「Buitenhof」周辺で下車すると徒歩数分で到着します。

マウリッツハイス美術館、監獄博物館、エッシャー美術館も徒歩圏内にあるため、ハーグ観光では歩いて巡るのがおすすめです。

 

 

ハーグ観光とあわせて楽しもう

ビネンホフ周辺には、ハーグを代表する観光スポットが徒歩圏内に集まっています。

歴史や芸術、王室ゆかりの建物まで楽しめるため、1日かけてゆっくり街歩きをするとハーグの魅力を存分に味わえます。

 

徒歩で巡れるおすすめスポット
【オランダ】監獄博物館(拷問博物館)の見どころ|中世の牢獄を見学
デン・ハーグの監獄博物館(拷問博物館)の見どころを紹介。中世の牢獄や拷問部屋、ガイドツアーの内容、日本語ガイドブック、所要時間、チケット、アクセスまで詳しく解説します。
【オランダ】マウリッツハイス美術館の見どころ|フェルメール『真珠の耳飾りの少女』を鑑賞
デン・ハーグのマウリッツハイス美術館の見どころを紹介。フェルメール《真珠の耳飾りの少女》をはじめ、レンブラントなどオランダ黄金時代の名画、所要時間、チケット、アクセス、周辺観光まで詳しく解説します。
【オランダ】エッシャー美術館の見どころ|だまし絵の世界を体験できる人気美術館
デン・ハーグのエッシャー美術館の見どころを紹介。だまし絵で有名なM.C.エッシャーの代表作品や体験型展示、所要時間、チケット、アクセス、周辺観光スポットまで詳しく解説します。
オランダ国王の職場を見学!公式執務室のノールドアインデ宮殿
今年の夏はオランダ王室の執務室を見学に行ってきました。国王と奥様のマキシマさんがいつもお仕事をしているノールドアインデ宮殿は王室で働く職員や、外国大使などと限られた人しか入ることのできない政治と国事の事務所。年に数日間だけ一般公開していることがあります。

 

また、トラムで約20分のスケフェニンゲンまで足を延ばせば、海辺の散策も楽しめます。

【オランダの海】人気海水浴場・ビーチ・夏っぽい海辺 6選
アムステルダムから日帰りで行けるオランダの人気ビーチ・海水浴場を紹介。ザントフォート、スケベニンゲン、テッセル島など、夏におすすめの海スポット6選をまとめました。アクセス方法や特徴、オランダの海事情も解説しています。
【オランダ】お祭り感が高めのクリスマスマーケット!デン・ハーグのロイヤルクリスマスフェア
オランダで最も美しいといわれているデンハーグのロイヤルクリスマスフェアはクリスマス感もありつつお祭り感も味わえる華やかなクリスマスマーケット。政治の街であるためロイヤルな印象もありました。街のイルミネーションやツリーも散策スポットです。

 

さらに、フェルメールゆかりの地を巡りたい方は、電車で約15分のデルフトへ向かうのもおすすめです。

フェルメール巡りはこちら
『真珠の耳飾りの少女』に会いに行く。デルフトとデン・ハーグで巡るフェルメールの1日旅
フェルメールが生まれ育ったデルフトと、『真珠の耳飾りの少女』が展示されるデン・ハーグを1日で巡るモデルコースを紹介。フェルメール美術館やゆかりの地、マウリッツハイス美術館、デルフトのホテル情報まで、実際に歩いて楽しんだ旅をまとめました。
【オランダ】フェルメールの故郷デルフト|ゆかりの地と代表作品・美術館巡り
オランダ黄金時代を代表する画家フェルメールの故郷デルフトを巡る旅。フェルメール美術館や旧教会、作品のモデルになった「デルフトの眺望」「小路」のゆかりの地を紹介。代表作品が見られるマウリッツハイス美術館やアムステルダム国立美術館もあわせて解説します。

 

 

 

ハーグで泊まるなら

ハーグは、美術館や歴史的建造物、王宮エリア、ショッピング街などがコンパクトにまとまった観光しやすい街です。

監獄博物館だけでなく、マウリッツハイス美術館やエッシャー美術館、デルフトまであわせて観光するなら、ハーグに1泊すると時間に余裕を持って巡ることができます。

中央駅周辺や旧市街にはホテルも多く、鉄道やトラムでの移動にも便利です。

▶︎ ハーグのホテルを探す >>

 

 

 

オランダ鉄道でハーグへ行くなら

アムステルダムやロッテルダム、デルフトからハーグへは、オランダ鉄道(NS)を利用するとスムーズにアクセスできます。

オランダ在住の方

通勤や週末のお出かけで鉄道を利用する機会が多い方は、NSサブスクリプションがおすすめです。利用スタイルに合わせて運賃が割引になるため、美術館巡りや日帰り旅行にも便利です。

▶︎ NSサブスクリプションはこちらから >>

 

日本から旅行で訪れる方

旅行中に鉄道を利用する予定が決まっている場合は、早期購入割引(Early Bird)を利用すると通常料金よりお得になることがあります。

オンラインで事前購入できるので、他の都市とあわせて観光する方にもおすすめです。

▶︎ 早期割引チケットはこちらから >>

 

 

 

まとめ|オランダ政治の中心・ビネンホフを歩こう

ビネンホフは、約800年にわたってオランダ政治の中心として使われ続けてきた、デン・ハーグを代表する歴史スポットです。

中世の城館を起源とする歴史ある建物群や、リデルザールホフフェイバーなど見どころが多く、街を歩くだけでもオランダの歴史を感じることができます。

現在は大規模な改修工事が行われていますが、周辺から歴史ある建築を眺めたり、ガイド付きウォーキングツアーで街の歴史を学んだりと、十分に観光を楽しめます。

また、徒歩圏内にはマウリッツハイス美術館やエッシャー美術館、監獄博物館など人気スポットも集まっているため、ハーグ観光の拠点としてもおすすめです。

デン・ハーグを訪れた際は、オランダの政治と歴史の中心地・ビネンホフをぜひ散策してみてください。

 

 

ビネンホフQ&A

ビネンホフの所要時間は?

ビネンホフ周辺を散策するだけなら約30〜60分が目安です。

マウリッツハイス美術館や監獄博物館など周辺施設もあわせて巡る場合は、半日〜1日ほどあるとゆっくり観光できます。

 

ビネンホフは現在も見学できますか?

ビネンホフでは現在、大規模な改修工事が進められています。

一部エリアは立ち入りできませんが、ホフフェイバー周辺から建物を眺めたり、周辺を散策したりすることは可能です。

訪問前に最新の工事状況を確認しておくと安心です。

 

ビネンホフで有名な建物は?

最も有名なのは13世紀に建てられたリデルザール(騎士の館)です。

毎年9月のプリンスデー(Prinsjesdag)には、オランダ国王による施政方針演説が行われる歴史ある建物として知られています。

 

ビネンホフ周辺のおすすめ観光スポットは?

徒歩圏内にはマウリッツハイス美術館、エッシャー美術館、監獄博物館などがあり、歴史や芸術をテーマにした観光を楽しめます。

また、トラムでスケフェニンゲンビーチへ足を延ばすのもおすすめです。

 

ハーグ観光はガイドツアーに参加した方がいい?

歴史や建築に興味がある方には、市内ウォーキングツアーがおすすめです。

ビネンホフをはじめ、王宮エリアや歴史地区をガイドの解説付きで巡ることができるため、街の魅力をより深く知ることができます。