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【ダッチオレンジ】オランダのイベントで欠かせないオレンジ色の歴史と伝説

オランダの歴史
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オランダで開催されるイベントの多くにナショナルカラーのオレンジ色が使われます。

毎年キングスデーが近づくと、衣料品店やお土産やさんでは様々なオレンジ色のアイテムが販売されます。

またスーパーマーケットのお菓子コーナーもこの時期はオレンジ色のお菓子が多くなります。

キングスデーに食べたいボッシェボール【キングスデーバージョン】
4月27日はオランダの国王誕生日。年1回の国王様のお誕生日は祝日となり国中がお祭り騒ぎです。そしてみんなオレンジ色のTシャツなどを身に纏います。この日に合わせて様々なお店でオレンジ色を取り入れた商品が並びます。このボッシェ・ボーレンもその一つです。

 

 

サッカーの世界大会がある時などは、住宅街や商店にオレンジ色のオーナメントを多く見かけるようになります。国際試合のオランダのユニホームはオレンジ色で、試合のある日はオレンジの服を着ている方も多いです。

 

 

そこで抱いた素朴な疑問です。

なぜオランダはオレンジなのでしょうか? 

本日はオランダのナショナルカラーのオレンジにまつわる雑学をまとめてみました。

 

 

 

ダッチオレンジの起源

photo credit: Screenpunk via Flickr / CC

オランダのオレンジ色の起源は、現在のオランダ王国(ネーデルラント国王)に称号が変わるよりさらに300年前、オランダが独立国家ネーデルラント連邦共和国として建国した16世紀まで遡ります。

 

ネーデルラント連邦共和国の(事実上の)初代君主オラニエ公・ウィレム1世の名前とその家系がオレンジ色の起源となっています。

 

オラニエ公とは領地の地名を現しており、ウィレム1世は伯父さんから南フランスの領地Oranje(オラニエ)を相続したことからオラニエ公・ウィレム1世と呼ばれるようになりました。

以後ウィレムの家系はOranje-Nassau(オラニエ=ナッサウ家)と呼ばれています。

 

ねずくん
ねずくん

現国王の名前にもオラニエ=ナッサウが引き継がれているね!

Willem-Alexander Claus George Ferdinand van Oranje-Nassauさん

ハリさん
ハリさん

ナッサウはウィレム1世のお父さんの名前らしいよ。

 

Oranje(オラニエ)はオランダ語でオレンジという意味になりますが、相続した南フランス領地はオレンジの産地なわけでもなく、なぜオレンジという名前の街なのかは不明となっています。

 

 

 

 

 

 

押し続けて定着させたナショナルカラー

オランダ王家では、王位とともに継承されるオラニエ=ナッサウの名を象徴するかの如く、王家や王国を表すものにオレンジ色を多く使うようになりました。

 

王家と王国が関わる国旗

<photo credit: wikipedia>

 

長い年月をかけオレンジ色を象徴とすることで自他共に認めるナショナルカラーとして定着させた戦略勝ちとなっています。

 

今ではダッチオレンジダッチカラーと呼ばれるほどオランダオレンジは浸透しています。

キングスデーにオレンジ色を身にまとうことで王家を象徴し、国王の誕生日をお祝いする表現なのだと解りました。

 


ワールドカップでオランダのサッカーチームは、オレンジ軍団という愛称でも呼ばれるように、オランダにとってオレンジ色は国を象徴するナショナルカラーです。

オランダではOranjegekte(オレンジ狂)Oranjekoorts(オレンジフィーバー)という言葉があるほど、オランダ人はオレンジ色が大好きです。

 

ハリさん
ハリさん

オレンジ狂とオレンジフィーバーとは、キングスデーやサッカー観戦でオレンジ色の衣装をまとって騒ぎまくる人や現象を意味するよ!

 

 

 

 

 

オレンジフィーバー

オランダのサッカー代表チームはOranje(オラニエ)との愛称で呼ばれており、国際試合のユニフォームはオレンジ色です。

試合観戦は全身オレンジ色の衣装が当たり前で、オレンジ色コーデのサポーターをOranje Legioen(オレンジ軍団)と呼びます。

スタジアムやスポーツバーなどのありとあらゆる所がオレンジ色に飾られて、見渡す限りにオレンジ色を見かける光景、オレンジ軍団が騒ぐ様子をOranjekoorts(オレンジフィーバー)と呼び、最高にクレイジーな現象を表す言葉にもなっています。

 

 

キングスデーの時も含め、国を代表するお祭りの時にはオレンジを強調するオランダです。オレンジ色は国や国王を表す代表色になっています。

<オランダ国旗>

それなのにオランダ国旗にはオレンジ色が使われておりません。

そんなに好きならオレンジ色の国旗にしそうなのに何故なのでしょうか?ちょっと不思議です。

 

 

 

 

オランダ国旗とオレンジ

現在のオランダ国旗は赤・白・青の3色が使われていますが、かつてはオレンジ・白・青の国旗の時代がありました。

元々のオランダ国旗はオレンジ・白・青の3色で構成されていましたが、1937年にオレンジ色が赤色へと、青も濃い青色へと変更されています。

変更された理由がいくつかあったのでまとめてみました。が、全て都市伝説的な所もあります。

 

理由その1 血による染色

独立戦争でオランダ兵士が身に纏っていた国旗が、終戦時にオレンジ色の部分が真っ赤染まったことから赤が定着した。

 

理由その2 変色

当時のオレンジ色の染料が時間が経つと赤色に変色してしまうことが多く、混乱の元凶となってしまうことが増えたため赤に変えた。

 

理由その3 陰謀説

オレンジ色はオラニエ・ナッサウ家を代表するカラーだったため、オラニエ家が国王の地位になることを禁じるために赤に変えた。

 

理由その4 色褪せ防止

オレンジ色は色褪せしやすく特に海上で識別しにくいため、濃色の赤と青に変更された。

 

ハリさん
ハリさん

信じるか信じないかは貴方次第ですw

 

 

 

 

 

オレンジ色の服を着る?着ない?

キングスデーの日には「どこで買ったの?」っていうようなオレンジ色のスーツやジャケットを着ている方がいらっしゃいます。

しかしオレンジ色の服を身に纏うのはキングスデーやワールドカップなどのお祭りの時だけです。

追悼の日などの祝日にオレンジ色の衣服を纏うことはありません。シンタクラースや年末年始もあえてオレンジ色の服を着ることはありません。

普段着でもオレンジ服を着ている人はほとんど見かけないです。普段着としてオレンジ色のTシャツを着ていると友人に「キングスデーだね」って突っ込まれることもあります。着るタイミングは間違えないように気をつけてみてください。

 

そしてオランダを象徴するイベントやお祭りの時は、オレンジ色のTシャツや帽子、スカーフなどをみんなが身に纏います。

キングスデーにはぜひオレンジ色の服を着てみてください。家を出るまでは「派手かな〜」っと感じるかもしれませんが、外に出た瞬間にすっと周りと馴染みますのでご安心ください。

 

 

 

 

オレンジ色の人参(おまけ話)

人参といえばオレンジ色を代表する野菜です。

このオレンジ色の人参はオランダ人が生産したってご存知でしたか?(筆者も知ってビックリしました!)

ニンジンはもともと紫、赤、または白色の野菜だったそうです。オランダ人が根を育てオレンジ色の人参の生産に成功し、現在の市場に出まわっている人参が主流になっているそうです。

オレンジ色のニンジンを生産するに至った経緯は、オランダ国王への敬意だったとのこと。オランダの代表色が青だったら、食卓には青いニンジンが並んでいたかもしれません…。

 

ハリさん
ハリさん

嘘か誠か、信じるか信じないかは貴方次第ですww

 

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毎年4月27日はキングスデー。オランダ国王の誕生日を、国民全員がお祝いする日ですが、今ではオランダ全土でパーティーが開催されるようなビックイベントデーになっています。キングスデーでお祭り騒ぎを楽しむのなら、オランダ国王のことも知っておくべきだと思い、調べてみました。
【オランダ】135年続くキングスデーの歴史
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【アムステルダム】キングスデーのイベント情報と楽しむためのルール
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