ヨーロッパには、地中海やアドリア海、大西洋など、美しい海を楽しめるビーチリゾートがたくさんあります。
オランダに住んでいると、スキポール空港から飛行機で2〜4時間ほどで南ヨーロッパへ。透き通った青い海を眺めながらビーチでのんびり過ごす、そんな夏休みも気軽に楽しめます。
ギリシャやスペイン、イタリア、クロアチアなど、国によって海の色やビーチの雰囲気もさまざま。世界遺産の街を観光したり、離島へボートで出かけたり、海水浴だけではない楽しみ方ができるのもヨーロッパ旅行の魅力です。
この記事では、筆者が実際に旅行して「海がきれいだった」「また行きたい」と感じたヨーロッパのビーチやリゾート地をまとめました。
オランダからのアクセスやおすすめの滞在日数、実際に訪れた観光スポットなどもあわせて紹介しています。
新しいビーチを訪れるたびに随時追加していくので、ヨーロッパで夏休みを過ごしたい方や、次のビーチ旅行を探している方はぜひ参考にしてみてください。
ヨーロッパで実際に訪れた美しいビーチ
これまでヨーロッパ各地を旅行してきましたが、同じ「海」でも訪れる場所によって景色や楽しみ方は大きく異なります。
透明度の高い地中海で泳いだり、ボートで小さな島へ渡ったり、世界遺産の街とビーチを一緒に観光したり。
ここからは、実際に訪れたヨーロッパのビーチの中から、特に印象に残っている場所をご紹介します。
それぞれの旅行で訪れた観光スポットやビーチ、グルメなどの詳しい旅行記も紹介しているので、気になる場所があったら関連記事もあわせてチェックしてみてください。
【ギリシャ】ロードス島

ギリシャ最東端に位置するロードス(Rhodes)は、美しいビーチと中世の街並みを一度に楽しめるリゾート地です。
ロードス島旧市街は世界遺産に登録されており、城壁に囲まれた石造りの街を歩けば、ビーチリゾートとはまた違った歴史あるギリシャの風景を楽しめます。

そして何より印象に残ったのが海の美しさ。
海上から魚が見えるほど透明度が高く、島内にはいくつものビーチがあります。白い街並みで有名なリンドスまで足を延ばしたり、シミ島へ船で出かけたりと、毎日違った海を楽しめるのもロードス島の魅力でした。
オランダからロードス島までは飛行機で約4時間。ビーチと主要観光地を巡るなら3〜5日、周辺の町や離島へのショートトリップも楽しむなら5〜7日ほどあるとのんびり過ごせます。



【クロアチア】ドブロブニク

「アドリア海の真珠」と呼ばれるクロアチアのドブロブニク(Dubrovnik)は、世界遺産の旧市街と美しい海を一緒に楽しめる人気リゾート地です。
オレンジ色の屋根が並ぶ旧市街と青いアドリア海の組み合わせは、まさにドブロブニクを代表する風景。街歩きや城壁観光だけでなく、夏はビーチで海水浴も楽しめます。

実際に泳いでみると海は透き通っていて、塩分濃度も高め。水の中でプカプカ浮きながら眺める旧市街は、普通のビーチリゾートとはひと味違った景色でした。
オランダからドブロブニクまでは飛行機で約2時間半。旧市街観光とビーチを楽しむなら3〜5日ほどがおすすめです。
時間に余裕があれば、離島へのボートツアーや隣国モンテネグロへの日帰り旅行を組み合わせることもできます。




【キプロス】アヤナパ

地中海東部に浮かぶ島国キプロス(Cyprus)は、ヨーロッパの中でも透明度の高い海を楽しめるビーチリゾートです。
なかでも南東部にあるアヤナパ(Ayia Napa)周辺には、美しい砂浜と青く透き通った海が広がっています。

これまで訪れた地中海のビーチの中でも、キプロスの海の美しさはかなり印象的でした。
海水は塩分濃度が高く、力を抜くだけでも体がプカプカ。泳いだりシュノーケリングをしたりするのはもちろん、ビーチで何もしない休日を過ごしたい方にもぴったりです。
オランダからキプロスまでは飛行機で約4時間。ビーチだけでなく島内観光も楽しむなら、5日以上あるとゆったり過ごせます。
ホテルだけでなくプール付きのヴィラやアパートメントも多いため、1週間ほど滞在してのんびり過ごす夏休みにもおすすめです。



【マルタ】コミノ島

地中海に浮かぶマルタ共和国(Malta)で、とにかく美しい海を見たいなら訪れたいのがコミノ島(Comino)です。
マルタ島とゴゾ島の間にある小さな島で、マルタ島から船でアクセスできます。

特に有名なのが、鮮やかなターコイズブルーの海が広がるブルーラグーン。
実際に訪れてみても海の透明度はかなり高く、エメラルドグリーンから青へと変化する海の色がとても印象的でした。
マルタ旅行では歴史ある街を観光するだけでなく、コミノ島やブルーグロットなど、海から楽しむ観光もぜひ予定に入れてみてください。
オランダからマルタまでは飛行機で約3時間。主要観光地とビーチを楽しむなら3〜5日ほどが目安です。



【フランス】サン・マロ

フランス北西部ブルターニュ地方にあるサン・マロ(Saint-Malo)は、城壁に囲まれた歴史ある港町です。
かつて海賊たちが活躍した街として知られていますが、現在は美しい海と旧市街を楽しめる人気リゾート地になっています。
城壁のすぐ外には広い砂浜があり、夏になると海水浴を楽しむ人たちで賑わいます。
訪れたのは冬が近い季節だったため、さすがに泳げませんでしたが、それでもエメラルドグリーンの海と城壁都市の組み合わせはとてもきれいでした。

サン・マロはビーチだけを目的に訪れるというより、城壁散策やブルターニュの街並み、海辺の景色を一緒に楽しみたい方におすすめ。
近郊のモン・サン・ミッシェルと組み合わせた旅行にも向いています。


【スペイン】カディス

スペイン南部アンダルシア地方にあるカディス(Cádiz)は、大西洋に囲まれた港町です。
旧市街を散策していると、そのまま海へ出られるほど街とビーチの距離が近く、観光と海水浴を一緒に楽しめます。
町の西側にあるサン・セバスティアン城周辺には砂浜が広がり、海はエメラルドグリーン。
地中海のリゾートとはまた違った、大西洋沿岸ならではの開放的な雰囲気を楽しめました。
カディスへはセビーリャから鉄道で約2時間。アンダルシア周遊旅行の途中で立ち寄るのはもちろん、夏なら1泊してビーチでのんびり過ごすのもおすすめです。

【スペイン】パルマ・デ・マヨルカ

スペインのバレアス諸島にあるマヨルカ島(Mallorca)は、ヨーロッパを代表する地中海リゾートの一つです。
マヨルカ島の海は水質が高いと国際認証されているビーチが29箇所もあり、リピーター観光客も多いビーチリゾート地です。
島内には美しいビーチが点在しており、海水浴だけでなく、ボートツアーや洞窟観光、街歩きなど楽しみ方も豊富です。

夏と冬と訪れましたが、季節によって島の印象が大きく変わるのも面白いところ。
9月に訪れたときは気温28〜30℃ほどで、まだまだ絶好のビーチ日和でした。
マヨルカには水質や環境などの基準を満たしたブルーフラッグ認証のビーチも多く、海の美しさを目的に何度も訪れる旅行者が多いのも納得です。
オランダからは飛行機で約2時間半。ビーチを中心に楽しむなら3〜5日、島内をじっくり巡るならもう少し長めに滞在しても楽しめます。




【イタリア】シチリア島

地中海最大の島・シチリア島(Sicilia)は、歴史ある街並みやイタリア料理だけでなく、美しい海も楽しめる夏の旅行先です。
私が訪れたのはシチリア島西部のトラパニ周辺。
トラパニを拠点にすると、街歩きや塩田観光だけでなく、船に乗ってエガディ諸島のファビニャーナ島やマレッティモ島へ日帰りで出かけることができます。

特に印象に残ったのが、ファビニャーナ島の海。
透明度の高い青い海と岩場が広がり、島を巡りながらお気に入りの入り江を探すのも楽しみの一つです。
さらにマレッティモ島ではボートツアーに参加して、海から洞窟や入り江を巡ることもできます。
ビーチで一日過ごすだけでなく、船で島から島へ移動しながら地中海を楽しめるのが、シチリア西部の魅力でした。
トラパニの街歩き、シチリア料理、離島の海までまとめて楽しみたいなら、数日間滞在してゆっくり巡るのがおすすめです。





【オランダ】テッセル島

海外まで行かなくても、オランダ国内で島旅とビーチを楽しめるのが北海に浮かぶテッセル島(Texel)です。
島の西側には長い砂浜が続き、地中海とはまったく違った北海らしい雄大な景色を楽しめます。

アムステルダム中央駅から鉄道でデン・ヘルダーへ向かい、そこからフェリーで島へ。
ビーチまでは片道約3時間かかりますが、途中でフェリーにも乗るため、移動そのものがちょっとした旅行になります。
朝早く出発すれば日帰りも可能ですが、自然や島内観光までゆっくり楽しむなら1泊するのもおすすめです。
「飛行機に乗るほどではないけど、夏休みらしいことをしたい」というときにもぴったりの旅行先です。


ヨーロッパのビーチ旅行は何月がおすすめ?
ヨーロッパでビーチ旅行を楽しむなら、6月〜9月頃がおすすめです。
なかでも海水浴をメインに楽しみたいなら、気温も海水温も上がる7月〜8月がベストシーズン。地中海沿岸では30℃を超える日も多く、夏らしいビーチリゾートを満喫できます。
ただし、ヨーロッパの学校が夏休みに入る7月〜8月はバカンスシーズンのど真ん中。人気のリゾート地は混雑し、航空券やホテルの料金も高くなります。
個人的に狙い目だと思うのが、6月後半と9月前半です。
特に地中海沿岸では9月に入っても暖かい日が多く、まだ海水浴を楽しめます。真夏に比べると観光客も少し落ち着くため、街歩きとビーチの両方を楽しみたい旅行にもおすすめです。
一方、サン・マロやテッセル島など北海・大西洋側のビーチは地中海沿岸より気温が低いため、海水浴を目的にするなら7〜8月頃が狙い目です。
行き先によってベストシーズンが少し異なるので、旅行前には現地の気温だけでなく海水温や天気も確認しておくと安心です。
オランダからヨーロッパのビーチリゾートへのアクセス
オランダから南ヨーロッパのビーチリゾートへ行くなら、基本的には飛行機が便利です。
スキポール空港からはスペイン、イタリア、ギリシャ、クロアチア、マルタなどへのフライトがあり、今回紹介した旅行先も多くは2〜4時間ほどでアクセスできます。
KLMオランダ航空でフライトを検索 >> Easy Jetでフライトを検索 >> Transaviaでフライトを検索 >>
ただし、目的地によっては飛行機だけでなく、鉄道や長距離バスを組み合わせた方が便利な場合もあります。
たとえばカディスならセビーリャまで飛行機で移動してから鉄道、テッセル島ならアムステルダムから鉄道+フェリーといったように、最終目的地までの移動方法はさまざまです。
ヨーロッパ内の鉄道やバスをまとめて検索したいときに便利なのがOmio。
飛行機・鉄道・バスなど複数の交通手段を比較できるので、「飛行機が一番安いと思っていたけど、実は鉄道の方が便利だった」といったルートも探しやすくなります。
ヨーロッパの移動ルートをOmioで検索 >>
航空券だけで決めてしまわず、料金・所要時間・乗り換え回数を比較しながら、自分の旅行に合った移動方法を探してみてください。
ヨーロッパ旅行で飛行機・鉄道・バスのどれを使うか迷ったときの選び方は、こちらの記事で詳しくまとめています。

ビーチ旅行の貴重品対策

ヨーロッパのきれいな海を見たら、やっぱり泳ぎたくなるもの。
そこで意外と困るのが、海に入っている間のスマホや財布、ホテルの鍵などの貴重品をどうするかです。
ホテルのプライベートビーチなら比較的安心ですが、誰でも利用できる公共ビーチでは、荷物を砂浜に置いたまま海へ入ることになります。
特に一人旅では荷物を見ていてくれる人もいないため、ビーチへ持っていく物を減らしたり、工夫したりしながら海水浴を楽しんでいます。
ヨーロッパのビーチ旅行で実際にどうやって貴重品を管理しているのか、持っていく物や盗難対策については、こちらの記事で詳しくまとめました。
まとめ|今年の夏はヨーロッパの海へ
ヨーロッパには、透明度の高い地中海のビーチから、歴史ある街と一緒に楽しめる海辺のリゾート、雄大な北海の砂浜まで、それぞれ違った魅力を持つビーチがあります。
ギリシャのロードス島、クロアチアのドブロブニク、キプロス、マルタ、スペインのマヨルカ島、イタリアのシチリア島など、実際に訪れてみると同じヨーロッパの海でも景色や雰囲気はさまざま。
海水浴を目的に旅行するのはもちろん、世界遺産の街を観光したり、船で離島へ渡ったり、現地の料理を楽しんだりと、ビーチ+αで旅行を計画できるのもヨーロッパの魅力です。
オランダからなら飛行機で数時間ほどで行けるリゾート地も多く、少し長めの週末や夏休みの旅行先にもおすすめです。
この記事では、これからも実際に訪れたヨーロッパのビーチを随時追加していきます。
次の夏はどこの海へ行こうか。
旅行先に迷ったときに、またこのページを覗いてみてください。

