メンバーシップ登録はコチラから
AD

【オランダ】エッシャー美術館の見どころ|だまし絵の世界を体験できる人気美術館

美術館と博物館
ⓘ記事内に広告が含まれています

 

デン・ハーグにあるエッシャー美術館(Escher in Het Paleis)は、だまし絵や錯視を使った不思議な作品で知られるオランダ人画家マウリッツ・コルネリス・エッシャー(M.C. Escher)の作品を専門に展示する美術館です。

階段を上っているはずなのに永遠にゴールへたどり着けない作品や、見る角度によって印象が変わる不思議な版画など、数学や建築、芸術が融合した独創的な世界を楽しめます。

美術に詳しくない方でも「何これ!?」と思わず見入ってしまう作品ばかりなので、子どもから大人まで人気の高い美術館です。

 

美術館がある建物は、かつて王室の冬の宮殿として使われていた歴史ある建築物。

優雅な宮殿の雰囲気を残した館内には、美しいシャンデリアや豪華な内装も残されており、建物そのものも見どころの一つです。

さらに3階には、遠近法や錯覚を実際に体験できる展示スペースもあり、写真を撮りながら楽しめる体験型美術館としても人気があります。

この記事では、エッシャー美術館の見どころや所要時間、チケット情報、あわせて訪れたいハーグ観光スポットまで詳しくご紹介します。

 

ハーグ観光はこちらもおすすめ
【オランダ】マウリッツハイス美術館の見どころ|フェルメール『真珠の耳飾りの少女』を鑑賞
デン・ハーグのマウリッツハイス美術館の見どころを紹介。フェルメール《真珠の耳飾りの少女》をはじめ、レンブラントなどオランダ黄金時代の名画、所要時間、チケット、アクセス、周辺観光まで詳しく解説します。
『真珠の耳飾りの少女』に会いに行く。デルフトとデン・ハーグで巡るフェルメールの1日旅
フェルメールが生まれ育ったデルフトと、『真珠の耳飾りの少女』が展示されるデン・ハーグを1日で巡るモデルコースを紹介。フェルメール美術館やゆかりの地、マウリッツハイス美術館、デルフトのホテル情報まで、実際に歩いて楽しんだ旅をまとめました。
【オランダ】ビネンホフの見どころ|オランダ政治の中心を観光
デン・ハーグのビネンホフの見どころを紹介。ヨーロッパ最古の現役国会議事堂やリデルザール、ホフフェイバー、歴史、改修工事の最新情報、アクセス、周辺観光スポットまで詳しく解説します。
【オランダ】監獄博物館(拷問博物館)の見どころ|中世の牢獄を見学
デン・ハーグの監獄博物館(拷問博物館)の見どころを紹介。中世の牢獄や拷問部屋、ガイドツアーの内容、日本語ガイドブック、所要時間、チケット、アクセスまで詳しく解説します。
【オランダ】お祭り感が高めのクリスマスマーケット!デン・ハーグのロイヤルクリスマスフェア
オランダで最も美しいといわれているデンハーグのロイヤルクリスマスフェアはクリスマス感もありつつお祭り感も味わえる華やかなクリスマスマーケット。政治の街であるためロイヤルな印象もありました。街のイルミネーションやツリーも散策スポットです。

 

 

エッシャー美術館とは?

エッシャー美術館(Escher in Het Paleis)は、オランダ人グラフィックアーティストのマウリッツ・コルネリス・エッシャー(M.C. Escher)の作品を専門に展示する美術館です。

館内には、だまし絵や錯視、幾何学模様をテーマにした版画やデッサンなど約150点の作品が展示されており、エッシャーの独創的な世界をじっくり楽しむことができます。

美術館が入る建物は18世紀に建てられたランヘ・フォールハウト宮殿(Lange Voorhout Palace)。かつてオランダ王室の冬の宮殿として使われていた歴史ある建物で、現在も豪華な階段や装飾、美しいシャンデリアなど宮殿時代の面影が残されています。

作品だけでなく建物そのものも見どころの一つで、「宮殿でアートを楽しめる美術館」としてハーグ観光でも人気のスポットです。

 

 

 

 

 エッシャー美術館はこんな人におすすめ

エッシャー美術館は、次のような方におすすめです。

  • エッシャーのだまし絵や錯覚アートを見てみたい
  • 普通の美術館とは少し違った体験を楽しみたい
  • 数学や建築、デザインに興味がある
  • 子どもと一緒に楽しめる美術館を探している
  • 雨の日でも楽しめるハーグの観光スポットを探している

館内は約1〜1.5時間ほどで見学できるため、マウリッツハイス美術館やビネンホフなどと組み合わせた半日〜1日の観光にもぴったりです。

 

 

 エッシャー美術館の見どころ

エッシャー美術館では、初期の風景版画から代表的なだまし絵まで、エッシャーの創作の変化を順を追って鑑賞できます。

作品を眺めているうちに、「これはどうなっているんだろう?」と自然に立ち止まってしまうものばかり。見る人によって感じ方が変わる作品が多く、美術館というより頭を使うパズルを楽しんでいるような感覚になります。

また、3階には遠近法や錯覚を実際に体験できる展示もあり、大人だけでなく子どもにも人気です。

 

 

エッシャーとは?

マウリッツ・コルネリス・エッシャー(Maurits Cornelis Escher/1898〜1972)は、オランダ・レーワルデン生まれのグラフィックアーティストです。

「階段を上っているのに永遠にゴールへたどり着けない」「鳥が魚へと変化していく」「上下が分からなくなる建物」など、錯覚や数学的な構造を取り入れた作品で世界的に知られています。

美術の教科書で見かけたことがある方も多いかもしれませんが、エッシャーは画家というよりも、木版画やリトグラフ(石版画)を中心に制作した版画家でした。

現在では「だまし絵の巨匠」として知られていますが、若い頃は風景画や建築物を描くことが多く、現在の作風とはまったく異なる作品を制作していました。

 

 

スペイン・アルハンブラ宮殿が人生を変えた

エッシャーは旅をこよなく愛し、イタリアやスイス、ベルギーなどヨーロッパ各地を訪れながら創作活動を続けていました。

そんな彼の人生を大きく変えたのが、スペイン・グラナダにあるアルハンブラ宮殿です。

宮殿の壁や天井を埋め尽くす幾何学模様やモザイク装飾に深い感銘を受けたエッシャーは、「同じ模様が無限に続く世界」に強く惹かれました。

この体験をきっかけに、風景画を中心としていた作風は大きく変化します。

平面を隙間なく埋め尽くすテセレーション(敷き詰め模様)や、現実では存在しない建築、無限ループのような世界を描く作品が次々と生まれ、エッシャー独自の芸術が完成していきました。

旅先で受けた感動が、その後の代表作につながったことを知ると、作品の見え方も少し変わってくるかもしれません。

 

 

世界中を魅了した「だまし絵」の世界

エッシャーの作品は、一見するとシンプルな版画のようですが、じっと眺めていると頭が混乱してきます。

上っているはずの階段が永遠に続いていたり、水が高い場所へ流れていたり、魚が鳥へと変化していったり……。

現実ではありえない世界が、まるで本当に存在しているかのように描かれているのです。

数学や建築、遠近法を巧みに取り入れた作品は「視覚の魔術」とも呼ばれ、多くの人が長時間立ち止まって見入ってしまいます。

科学者や数学者からも高く評価されており、美術の枠を超えてデザインや建築、コンピューターグラフィックスなど、さまざまな分野にも大きな影響を与えました。

現在でも世界中で愛され続けるエッシャー作品。その不思議な世界を実際に目の前で鑑賞できるのが、デン・ハーグのエッシャー美術館です。

 

 

3階は体験型展示が人気

エッシャー美術館の3階には、作品を「見る」だけではなく、実際に体験できる展示エリアがあります。

遠近法や錯覚を利用した部屋や鏡の展示など、エッシャー作品の不思議な世界を体感できる仕掛けが用意されており、大人も思わず夢中になってしまいます。

写真映えするスポットも多く、友人や家族と一緒に楽しむのはもちろん、一人で訪れても「どう見えるんだろう?」と試したくなる展示ばかりです。

展示作品を鑑賞したあとに体験コーナーへ行くと、「エッシャーはこういう考え方で作品を作っていたのか」と、より理解が深まります。

美術館というより、アートと科学を組み合わせたミュージアムのような感覚で楽しめるのも、エッシャー美術館ならではの魅力です。

 

 

 

王宮を利用した美しい館内

エッシャー美術館の魅力は、展示作品だけではありません。

美術館が入るランヘ・フォールハウト宮殿は、18世紀に建てられた歴史ある建物で、かつてはオランダ王室の冬の宮殿として利用されていました。

そのため館内には、豪華な階段や装飾、美しい天井など、宮殿時代の優雅な雰囲気が今も残されています。

 

中央の大階段には、オランダ人アーティストハンス・ファン・ベンテムがエッシャー美術館のためにデザインした大きなシャンデリアが吊るされており、美術館のシンボルにもなっています。

一見するとクラシックなシャンデリアですが、近づいてよく見ると意外なモチーフが隠されていて、エッシャー作品のような遊び心を感じられるデザインです。

館内にはこのほかにも個性的なシャンデリアが展示されているので、作品だけでなく建物やインテリアにも注目しながら巡ってみてください。

 

 

 

 

エッシャー美術館の所要時間

エッシャー美術館の所要時間は約1〜1.5時間が目安です。

作品を眺めるだけでなく、「どう見えるんだろう?」と考えながら鑑賞する展示が多いため、一般的な美術館よりも一つの作品の前で立ち止まる時間が長くなるかもしれません。

3階の体験型展示も楽しむ場合や、作品の解説を読みながらゆっくり見学したい方は、約2時間ほどあると余裕を持って楽しめます。

マウリッツハイス美術館やビネンホフとは徒歩圏内なので、ハーグ旧市街の散策と組み合わせれば半日ほどで充実した観光プランになります

 

 

チケット・アクセス

エッシャー美術館はハーグ中心部のランヘ・フォールハウト通り沿いにあり、マウリッツハイス美術館やビネンホフから徒歩約10分ほどでアクセスできます。

人気の美術館ですが、マウリッツハイスほど混雑することは少なく、比較的ゆったりと見学できるのも魅力です。

旅行の日程が決まっている方は、事前にオンラインでチケットを予約しておくとスムーズに入館できます。

▶︎ エッシャー美術館のチケットはこちら >>

 

エッシャー美術館 概要
営業時間:11:00〜17:00(月曜休館)
所要時間:約1〜2時間
MAP:Lange Voorhout 74, 2514 EH Den Haag
公式サイト:Escher in Het Paleis

 

 

ハーグ観光とあわせて楽しもう

エッシャー美術館の周辺には、徒歩で巡れる人気観光スポットが数多くあります。

美術館巡りはもちろん、歴史ある街並みやショッピングも一緒に楽しめるので、1日かけてハーグを満喫するのがおすすめです。

徒歩で巡れるおすすめスポット
【オランダ】マウリッツハイス美術館の見どころ|フェルメール『真珠の耳飾りの少女』を鑑賞
デン・ハーグのマウリッツハイス美術館の見どころを紹介。フェルメール《真珠の耳飾りの少女》をはじめ、レンブラントなどオランダ黄金時代の名画、所要時間、チケット、アクセス、周辺観光まで詳しく解説します。
【オランダ】ビネンホフの見どころ|オランダ政治の中心を観光
デン・ハーグのビネンホフの見どころを紹介。ヨーロッパ最古の現役国会議事堂やリデルザール、ホフフェイバー、歴史、改修工事の最新情報、アクセス、周辺観光スポットまで詳しく解説します。
【オランダ】監獄博物館(拷問博物館)の見どころ|中世の牢獄を見学
デン・ハーグの監獄博物館(拷問博物館)の見どころを紹介。中世の牢獄や拷問部屋、ガイドツアーの内容、日本語ガイドブック、所要時間、チケット、アクセスまで詳しく解説します。
オランダ国王の職場を見学!公式執務室のノールドアインデ宮殿
今年の夏はオランダ王室の執務室を見学に行ってきました。国王と奥様のマキシマさんがいつもお仕事をしているノールドアインデ宮殿は王室で働く職員や、外国大使などと限られた人しか入ることのできない政治と国事の事務所。年に数日間だけ一般公開していることがあります。

 

時間に余裕があれば、トラムで約20分のスケフェニンゲンまで足を延ばすのもおすすめです。夏はビーチ散策、冬はロイヤル・クリスマスマーケットと組み合わせれば、ハーグならではの一日を楽しめます。

【オランダの海】人気海水浴場・ビーチ・夏っぽい海辺 6選
アムステルダムから日帰りで行けるオランダの人気ビーチ・海水浴場を紹介。ザントフォート、スケベニンゲン、テッセル島など、夏におすすめの海スポット6選をまとめました。アクセス方法や特徴、オランダの海事情も解説しています。
【オランダ】お祭り感が高めのクリスマスマーケット!デン・ハーグのロイヤルクリスマスフェア
オランダで最も美しいといわれているデンハーグのロイヤルクリスマスフェアはクリスマス感もありつつお祭り感も味わえる華やかなクリスマスマーケット。政治の街であるためロイヤルな印象もありました。街のイルミネーションやツリーも散策スポットです。

 

また、フェルメールゆかりの地を巡りたい方は、電車で約15分のデルフトへ向かうのもおすすめです。

フェルメール巡りはこちら
『真珠の耳飾りの少女』に会いに行く。デルフトとデン・ハーグで巡るフェルメールの1日旅
フェルメールが生まれ育ったデルフトと、『真珠の耳飾りの少女』が展示されるデン・ハーグを1日で巡るモデルコースを紹介。フェルメール美術館やゆかりの地、マウリッツハイス美術館、デルフトのホテル情報まで、実際に歩いて楽しんだ旅をまとめました。
【オランダ】フェルメールの故郷デルフト|ゆかりの地と代表作品・美術館巡り
オランダ黄金時代を代表する画家フェルメールの故郷デルフトを巡る旅。フェルメール美術館や旧教会、作品のモデルになった「デルフトの眺望」「小路」のゆかりの地を紹介。代表作品が見られるマウリッツハイス美術館やアムステルダム国立美術館もあわせて解説します。

 

 

ハーグで泊まるなら

ハーグには、美術館や歴史的建造物、ショッピングエリアなど見どころがコンパクトにまとまっています。

マウリッツハイスやエッシャー美術館をはじめ、デルフトやスケフェニンゲンもあわせて観光するなら、ハーグで1泊するとゆったり巡ることができます。

中央駅周辺や旧市街にはホテルも多く、鉄道やトラムでの移動にも便利です。

▶︎ ハーグのホテルを探す >>

 

 

 

オランダ鉄道でハーグへ行くなら

アムステルダムやロッテルダム、デルフトからハーグへは、オランダ鉄道(NS)を利用するとスムーズにアクセスできます。

デルフトやロッテルダムと組み合わせて観光する予定の方にもおすすめです。

オランダ在住の方

通勤や週末のお出かけで鉄道を利用する機会が多い方は、NSサブスクリプションがおすすめです。利用スタイルに合わせて運賃が割引になるため、美術館巡りや日帰り旅行にも便利です。

▶︎ NSサブスクリプションはこちらから >>

 

日本から旅行で訪れる方

旅行中に鉄道を利用する予定が決まっている場合は、早期購入割引(Early Bird)を利用すると通常料金よりお得になることがあります。

オンラインで事前購入できるので、他の都市とあわせて観光する方にもおすすめです。

▶︎ 早期割引チケットはこちらから >>

 

 

 

まとめ|アートと錯覚を体験できるハーグの人気美術館

エッシャー美術館は、だまし絵や錯覚アートで知られるM.C.エッシャーの世界を体感できる、ハーグを代表する美術館です。

作品を鑑賞するだけでなく、遠近法や錯覚を体験できる展示もあり、大人から子どもまで楽しめるのが魅力。美術に詳しくない方でも、「不思議!」「どうなっているの?」と思わず夢中になってしまう作品が数多く展示されています。

また、王室の宮殿を利用した美しい館内や、個性的なシャンデリアも見どころの一つです。

マウリッツハイス美術館やビネンホフなど、周辺の観光スポットとあわせて巡れば、ハーグの芸術と歴史をたっぷり楽しめる一日になるでしょう。

 

 

エッシャー美術館Q&A

エッシャー美術館の所要時間は?

館内を一通り見学する場合は約1〜1.5時間が目安です。3階の体験型展示も楽しむ場合は約2時間ほどあると余裕を持って見学できます。

 

エッシャー美術館は子どもでも楽しめますか?

はい。3階には錯覚や遠近法を体験できる展示があり、作品を「見る」だけではなく体験しながら楽しめます。家族連れにも人気の美術館です。

 

マウリッツハイス美術館との違いは?

マウリッツハイスはフェルメールやレンブラントなどオランダ黄金時代の名画を鑑賞する美術館です。一方、エッシャー美術館は錯覚や数学的な世界観をテーマにした作品と体験型展示が魅力です。

 

ミュージアムカードは使えますか?

いいえ。エッシャー美術館はミュージアムカード対象外です。

入館には通常チケットが必要となるため、旅行日程が決まっている方は事前にオンラインでチケットを購入しておくとスムーズです。

▶︎ エッシャー美術館のチケットはこちら >>

 

雨の日のハーグ観光にもおすすめですか?

おすすめです。館内は屋内施設なので天候を気にせず楽しめます。マウリッツハイス美術館やビネンホフなど周辺スポットと組み合わせれば、雨の日でも充実したハーグ観光ができます。