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【オランダ】監獄博物館(拷問博物館)の見どころ|中世の牢獄を見学

美術館と博物館
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デン・ハーグ中心部にある監獄博物館(Museum de Gevangenpoort)は、13世紀に建てられた城門を利用した歴史博物館です。

現在は博物館として公開されていますが、15世紀から19世紀にかけては実際に監獄として使われ、重罪人や政治犯などが収容されていました。
館内には当時の牢獄や尋問室、拷問器具などが保存されており、中世ヨーロッパの司法制度や刑罰の歴史を知ることができます。

見学はガイドツアー形式で行われ、ガイドの解説を聞きながら館内を巡るスタイルです。ツアーは主にオランダ語ですが、日本語のガイドブックが用意されているほか、英語で補足説明をしてくれることもあるため、オランダ語が分からなくても十分に楽しめます。

ビネンホフやマウリッツハイス美術館から徒歩数分という好立地にあり、ハーグ観光とあわせて立ち寄りやすいのも魅力です。

この記事では、監獄博物館の見どころやガイドツアーの内容、所要時間、チケット情報、あわせて訪れたいハーグ観光スポットまで詳しくご紹介します。

 

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監獄博物館とは?

監獄博物館(Museum de Gevangenpoort)は、デン・ハーグの中心部にある歴史博物館です。

建物は13世紀にビネンホフへ通じる城門として建設されましたが、15世紀から19世紀にかけては実際の監獄として使われ、殺人や強盗などの重罪人だけでなく、政治犯や反逆者なども収容されていました。

現在は当時の監房や尋問室、拷問部屋などが保存されており、中世ヨーロッパの司法制度や刑罰の歴史を学べる博物館として公開されています。

一般的な美術館とは異なり、館内はガイドツアーでのみ見学可能。歴史的な背景や当時の出来事を解説してもらいながら巡るため、より深く監獄の歴史を知ることができます。

 

 

監獄博物館はこんな人におすすめ

監獄博物館は、次のような方におすすめです。

  • 中世ヨーロッパの歴史に興味がある
  • 普通とは少し違った博物館を訪れてみたい
  • ダークツーリズムや歴史スポットが好き
  • ガイドツアーで学びながら観光したい
  • ハーグ観光でマウリッツハイスやビネンホフとあわせて巡りたい

一方で、館内には牢獄や拷問器具など刺激の強い展示もあります。小さなお子さまや、残酷な展示が苦手な方は注意して見学するとよいでしょう。

 

 

 

監獄博物館の見どころ

監獄博物館では、実際に監獄として使われていた建物を巡りながら、中世から近代にかけての司法制度や囚人たちの暮らしを学ぶことができます。

豪華な展示や最新の映像演出がある博物館ではありませんが、当時の部屋や設備がそのまま残されているため、歴史をリアルに感じられるのが魅力です。

見学はガイドツアー形式で進み、留置所や独房、拷問部屋などを順番に巡ります。

 

ガイドツアーで館内を巡る

監獄博物館はガイドツアーへの参加が見学の条件となっています。

ツアーは約1時間ごとに開催され、所要時間は約30〜45分です。

ガイドは基本的にオランダ語で案内しますが、海外からの観光客がいる場合は英語で補足説明をしてくれることもあります。また、質問にも英語で対応してもらえるので、オランダ語が分からなくても安心です。

さらに受付では日本語のガイドブックを借りることができます。

筆者が訪れた際には、ガイドさんが「どの順番で見学するのか」を日本語ガイドブックに書き込んでくれました。とても親切だったので、オランダ語が分からなくても困ることはありませんでした。

館内は薄暗く、実際の監獄の雰囲気がそのまま残されています。ガイドの解説を聞きながら巡ることで、建物の歴史や当時の囚人たちの暮らしをより深く知ることができます。

 

 

留置所

監獄に収容された囚人たちは、判決が下されるまで留置所で生活していました。

驚くことに、約6畳ほどの狭い部屋へ15人前後が収容されることもあったそうです。

室内には簡素なベッドと、仕切りのないトイレがあるだけ。当時の衛生環境は非常に劣悪で、長期間ここで生活することは心身ともに大きな負担だったことが想像できます。

壁には囚人が刻んだ名前や文字が今も残されており、数百年前に実際に人々がここで過ごしていたことを静かに物語っています。

 

 

伯爵の監房

監獄に収容されたのは一般市民だけではありません。

伯爵や市長、弁護士など、身分の高い人物が罪人として収監されることもありました。

こうした囚人には、一般の留置所とは異なる個室の監房が用意されていました。

部屋には暖炉まで備えられており、冬でも比較的快適に過ごせたそうです。

ただし、この個室は無料ではありません。

利用料金は2週間で庶民の年収に相当するほど高額だったといわれ、監獄の中でも身分や財力によって待遇が大きく異なっていたことが分かります。

現代では考えにくい制度ですが、当時の社会ではそれが当たり前だったことも興味深い点です。

 

 

拷問部屋

監獄博物館の中でも特に印象に残るのが、半地下にある拷問部屋です。

室内の壁や床はタイル張りになっていますが、その理由は血液などを洗い流しやすくするためだったと説明を受けました。

現在の感覚では信じられませんが、当時の司法制度では、自白を引き出すために拷問が行われることもありました。

とはいえ、ガイドによると拷問は日常的に行われていたわけではなく、法律によって一定の条件のもとでのみ認められていたそうです。

展示室には実際に使われていた拷問器具のレプリカや資料が並び、中には手に取って仕組みを確認できるものもあります。

歴史の暗い一面を知る展示ではありますが、中世ヨーロッパの司法制度を学ぶ貴重な資料として見ることができます。

 

 

屋根裏の処刑部屋

ツアーの最後に案内されるのが、屋根裏にある処刑部屋です。

ここでは死刑が執行されていたとされ、当時の刑罰についてガイドから説明を受けることができます。

筆者が訪れた際は、処刑方法について説明が始まると、それまで賑やかだったツアー参加者全員が静まり返ったのを覚えています。

歴史として知っていたつもりでも、実際にその場所へ立つと感じ方は大きく変わります。

監獄博物館は刺激の強い展示もありますが、単なる「怖い博物館」ではなく、中世ヨーロッパの司法制度や人権の歴史を考えるきっかけになる博物館でした。

 

 

 

監獄博物館の所要時間

監獄博物館の見学はガイドツアー形式で行われ、所要時間は約45分です。

ツアーは毎時45分頃にスタートし、ガイドの案内を聞きながら館内を巡ります。展示を見て自由に歩き回るタイプの博物館ではないため、ツアー開始時間に合わせて訪れるのがおすすめです。

ツアー終了後は、日本語ガイドブックを見返したり、周辺のビネンホフやマウリッツハイス美術館を散策したりすると、半日ほどでハーグ中心部を効率よく観光できます。

 

 

チケット・アクセス

監獄博物館は、デン・ハーグ中心部のビネンホフのすぐ隣にあります。

マウリッツハイス美術館やエッシャー美術館からも徒歩圏内なので、美術館巡りとあわせて訪れやすい立地です。

見学はガイドツアーへの参加が必要なため、旅行日程が決まっている場合は事前にチケットを予約しておくと安心です。

▶︎ 監獄博物館のチケットはこちら >>

監獄博物館 概要
営業時間:火〜日 10:00〜17:00(月曜休館)
所要時間:約45分
ミュージアムカード:利用可
MAP:Buitenhof 33, 2513 AH Den Haag
公式サイト:Museum de Gevangenpoort

 

 

 

 

ハーグ観光とあわせて楽しもう

監獄博物館の周辺には、ハーグを代表する観光スポットが徒歩圏内に集まっています。

歴史や芸術をテーマにした施設が多いため、1日かけて街歩きを楽しむのがおすすめです。

 

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さらに、フェルメールゆかりの地を巡りたい方は、電車で約15分のデルフトへ向かうのもおすすめです。

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ハーグで泊まるなら

ハーグは、美術館や歴史的建造物、王宮エリア、ショッピング街などがコンパクトにまとまった観光しやすい街です。

監獄博物館だけでなく、マウリッツハイス美術館やエッシャー美術館、デルフトまであわせて観光するなら、ハーグに1泊すると時間に余裕を持って巡ることができます。

中央駅周辺や旧市街にはホテルも多く、鉄道やトラムでの移動にも便利です。

▶︎ ハーグのホテルを探す >>

 

 

 

オランダ鉄道でハーグへ行くなら

アムステルダムやロッテルダム、デルフトからハーグへは、オランダ鉄道(NS)を利用するとスムーズにアクセスできます。

オランダ在住の方

通勤や週末のお出かけで鉄道を利用する機会が多い方は、NSサブスクリプションがおすすめです。利用スタイルに合わせて運賃が割引になるため、美術館巡りや日帰り旅行にも便利です。

▶︎ NSサブスクリプションはこちらから >>

 

日本から旅行で訪れる方

旅行中に鉄道を利用する予定が決まっている場合は、早期購入割引(Early Bird)を利用すると通常料金よりお得になることがあります。

オンラインで事前購入できるので、他の都市とあわせて観光する方にもおすすめです。

▶︎ 早期割引チケットはこちらから >>

 

 

 

まとめ|中世ヨーロッパの司法制度を学べる歴史博物館

監獄博物館は、13世紀の城門を利用した歴史ある建物で、中世から近代にかけて実際に監獄として使われていた貴重な博物館です。

牢獄や独房、拷問部屋など、当時の施設がそのまま残されており、ガイドツアーを通して中世ヨーロッパの司法制度や刑罰の歴史を学ぶことができます。

刺激の強い展示もありますが、単なる「怖い博物館」ではなく、歴史や人権について考えるきっかけになる施設でもあります。

ビネンホフやマウリッツハイス美術館、エッシャー美術館から徒歩ですぐの場所にあるので、ハーグ観光とあわせて訪れてみてはいかがでしょうか。

 

 

監獄博物館Q&A

監獄博物館の所要時間は?

ガイドツアー形式で見学し、所要時間は約45分です。ツアー開始時間に合わせて訪れるとスムーズに見学できます。

 

ガイドツアーはオランダ語だけですか?

基本はオランダ語ですが、海外からの観光客がいる場合は英語で補足説明をしてくれることがあります。また、日本語のガイドブックも用意されているので、内容を確認しながら見学できます。

 

子どもでも見学できますか?

見学は可能ですが、牢獄や拷問器具、処刑に関する展示が含まれるため、小さなお子さまや刺激の強い展示が苦手な方は注意が必要です。

 

ミュージアムカードは使えますか?

はい。監獄博物館はミュージアムカード対象施設です。オランダ国内で複数の博物館を巡る予定がある方は、お得に利用できます。

 

ビネンホフと一緒に観光できますか?

はい。監獄博物館はビネンホフのすぐ隣にあり、マウリッツハイス美術館やエッシャー美術館も徒歩圏内です。ハーグ中心部の歴史スポットを1日で効率よく巡ることができます。