日本ではニャンと呼ばれるネコの鳴き声、オランダではミアウと表現されます。
世界の猫の鳴き声
Nyan(ニャン):日本語
Miauw(ミアウ):オランダ語
Meow(ミャウ):英語
Miau(ミアォ):ドイツ語
Miaou(ミャウ):フランス語
Miau(ミャウ):スペイン語
Miao(ミャーオ):イタリア語
Miao(ミャオ):中国語
日本だけスタートがNサウンドなのも不思議です。
可愛らしい鳴き声、モフモフ感と温もり、自由気ままな姿。
猫を見てるだけで癒される方も多いのではないでしょうか。そんな癒しの存在、御猫さんに出会えるミュージアムがアムステルダムにあるので訪れてみました。
日常の疲れやストレスを緩和できる癒し系美術館でした。
猫ミュージアムの美術品
アムステルダム中心部、花市場のご近所にある猫ミュージアム(KattenKabinet)。この辺りは銀行や弁護士事務所があるような格式あるビジネス街なのですが、そんな中にポツンと猫のための美術館が存在しています。
KattenKabinetはその名の通り「ネコの美術館」です。猫好きが猫好きのために創設しちゃった施設ですが、展示品はユニークでオリジナリティーが高いです。猫の絵画や写真、ポスターや置物、招き猫まで展示されています。個人的には20世紀頃に描かれたと思われるポスターなどのグラフィック作品はとても魅力的で楽しめました。
出会えるネコちゃん
そしてこの美術館の最大の魅力は館内に猫が自由に動き回っていることです。何匹の猫ちゃんがいるかは日によって異なっているようですが、筆者が訪れた時は白猫さんと黒猫さんの二匹が出迎えてくれました。ここに住む猫たちは人間にとても慣れているので、駆け寄ってきて出迎えてくれたり、御昼寝中に撫でても怒ったりしませんでした。
ミュージアムの建物
猫ミュージアムの魅力は建物にもあります。17世紀に貴族用の家として建てられ、内装は19世紀に修復された状態を維持しています。壁の装飾や美しい天井画が当時のまま残されている貴重な建物で、映画の撮影などでも使われています。建物も美しいのでヨーロッパ建築のデコレーション好きにもお勧めの美術館になっています。
夏季にはお庭も開放して観覧できるようになっています。アムステルダムの旧市街には、表の通りからは見ることも入ることもできない中庭が存在します。そんな秘密の中庭に入れる数少ないスポットになっています。(3月はお庭はクローズしてました。)
ミュージアム概要
猫ミュージアムは残念ながらミュージアムカードが使えませんのでお気をつけください。
繁華街でお買い物中に立ち寄れる便利なロケーションになっています。観て、触れて、癒される、半体験型のミュージアムだと感じました。日頃の疲れやストレスを癒したい時に訪れてみてはいかがでしょうか。


