2021年はオランダ国内の多くのクリスマスマーケットが中止となってしまいました。
マーストリヒトとファルケンブルグで唯一開催されておりますが…、筆者が住んでいるアムステルダムからはちょっと遠いいのがネックです。
そんななかアムステルダムの隣町のHaarlem(ハーレム)にてミニチュア版のクリスマスが楽しめると嗅ぎつけたので訪れてみました。
🇳🇱ハーレムのバフォ大聖堂で、12月10日から地下室で大きなクリスマスのジオラマを展示🎄🎅🎁✨😀
今年で3回目。
鉄道模型も走る🚂…
子供達には人気がありそうですね‼️
サイト内にビデオがあります👀チケットはサイトからオンラインで。https://t.co/e5y4CHI0Mh
— アルト・オランダ (@Artoshack) December 9, 2021

アルトさんのTwitterはイベント情報が多彩なのでいつも参考にさせてもらってます!要チェックです!
ジオラマのクリスマス
ハーレムの聖バフォ大聖堂の地下で開催されているジオラマ展。
今年で3回目だそうで、そのテーマはクリスマス!
模型やジオラマも好きなので、早速訪れてみました。
聖バフォ大聖堂へは初めて訪れたのですが、新しく綺麗な教会でした。
ミュージアムカードは使えませんが入場料にタワーに登れる分も含まれていたようで、60mのタワーからハーレム市内を一望でき、快晴の日にはアムステルダムやライデンまで見えるそうです。(筆者はタワーに登れるのを知らずに帰ってしまいました。)
教会の奥の祭壇の下に地下へと続く階段があり、ジオラマ展への入り口となっていました。階段を降りていくとクリスマスツリーで出迎えてくれます。
雰囲気はファルケンブルグの洞窟クリスマスマーケットの超小さい版みたいな印象でした。
小さな会場でしたが、オランダやヨーロッパのクリスマスをイメージしたジオラマが展示されていました。
近づいてみると人形の1つ1つに物語があってじっとみていたい展示になってました。
展示室の大きさが10〜15mくらいとこじんまりとしているのですが、1〜2mの範囲ごとに小さな街が作られていて、全部の街を繋ぐように線路に電車が走っている、ちびっこが目を輝かせる展示になっていました。
クリスマスっぽい記念写真を撮れるところもありました。お子様づれ、または模型やジオラマ好きな方におすすめの展示です。
現実よりも楽しそうなクリスマスの様子を楽しめました。今年もクリスマスマーケットには訪れることが難しそうなので、そんな時はミニチュアでのクリスマスマーケットを楽しんでみてはいかがでしょうか。
雰囲気だけでもクリスマス!

午後14時が混んでる事が多いので時間をずらすといいかもです!

混雑を避けたい時は、オンラインチケット売り場で残っているチケット枚数から混雑状況を予測できます。
バフォ大聖堂
ジオラマ展が開催中の聖バフォ大聖堂(Kathedrale Basiliek St. Bavo)は、アムステルダムの中央駅や国立美術館を設計したオランダ建築家P.J.H.カイペルスの息子さんのジョセフ・カイペルスによって設計され1895〜1930年に建設された、わりと新しい大聖堂です。
ハーレムで有名な観光地の1つ、バフォ教会(De Grote of St. Bavokerk)と名前が同じですが別の建物なので間違えないようにお気をつけください。
ハーレムで楽しむクリスマス
通年ならばハーレムで毎年開催されるクリスマスマーケットを楽しめる時期なのですが2021年は中止です。
しかしハーレムでは毎週土曜日にグローテ広場で大きなマーケットが開催されています。
通常のマーケットですが広場には巨大なクリスマスツリーもあって、いくつかの出店ではクリスマス用品の販売をしているので、なんちゃってクリスマスマーケットを楽しめます。
今週末の18日(土曜日)もサタデーマーケットが開催される予定なので、ジオラマ展示と合わせて訪れれば、ちょっとはクリスマスっぽくなるかもです。
(25日(土曜日)は開催されません。代わりに23日(木曜日)に開催予定です。)

マーケット含め、週末の繁華街はとても混雑していたのでマスクがあると安心です。
