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NYのハーレムの兄貴分 オランダのハーレムを散策

オランダを観光
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アムステルダムの西の街、Haarlem(ハールレム、またはハーレムとも読みます)。

ハーレムというとニューヨークの地名をイメージしますが、ニューヨークのハーレムの地名の由来はオランダのハーレムからきているそうです。

17世紀中頃にアメリカの東海岸の一部はオランダの植民地で、その時にオランダのハーレムの地名をとって、ニュー・ハーレムと呼ばれ始めたことが始まりで、1664年にマンハッタン北の自治区を正式にハーレムとして名付けられたそうです。

ニューヨークのハーレムは治安が良くないという噂もありますが、オランダのハーレムはそんな印象は全くありません。
アムステルダムからはバスや電車1本で、20〜30分で訪れることができる日帰り観光可能なスポットです。

アムステルダムとはまた違った煉瓦造りの街並みで、半日で歩き回れてしまうほどの小さな街の中心には大きな教会、De Grote of St. Bavokerk(グローテ・オフ・セント・バフォ教会)があります。
月曜日から土曜日の10〜17時まで、€2.5で入れます。私が行った日は日曜だったため入館はできませんでしたが、立派な長い名前なだけに大きな教会でした。中にはベートベンが弾いたパイプオルガンがあるそうです。

 

 

教会の前には大きな広場があり、夏にはオープンカフェや露店で賑わっています。

メインストリートのお店はチェーン店から小さな個人店まで多彩で、アムステルダムを新宿とするならば、ハールレムは鎌倉のような感じです。

ハールレムは昔からチューリップの球根の栽培が盛んで、春にはお花のパレードBloemencorsoが開催されます。
春に訪れる時は、パレードの日程をチェックしてみてください。

街の東側のスパーネル川には真っ白の跳ね橋がかかっていて、どうやら写真スポットになっているようです。この橋のすぐ近くにオランダ初の博物館・Teylers Museumがあります。
ミュージアムカードが使える美術館です。

【ハールレム】オランダ初の博物館、テイラース博物館
「知識が人類を豊かにすることができる」というピーター・テイラーの意志により、彼の資産は芸術と科学の推進を目的とした財団に置くべきであるとして、オランダ初の博物館として建てられたのがテイラーズ博物館です。

街の南側には可愛らしいレンガ造りの住宅が建ち並び、その一角に黄金時代のコレクションが豊富に展示されているFranshals Museum(フランス・ハルス美術館)があります。
こちらもミュージアムカードが使える美術館です。

【ハールレム】笑いの巨匠画家フランス・ハルスの美術館
フランス・ハルスは17世紀のオランダで活躍した巨匠画家で、レンブラントと同時代に活躍しているオランダ絵画の黄金時代を代表する画家の1人です。人々の生き生きとした表情を捉える描写力は卓越しており、笑っている人物画を多く描いたことから「笑いの画家」と呼ばれました。

 

 

冬にはハーレムの市街地全体でクリスマスマーケットが開催され、広場を中心に約300ものマーケットが出店し、街のあちこちでライブ演奏が催されます。

https://plusdutch.com/blog/christmasmarkets-netherlands-2019/

 

ハーレムはアムステルダムより落ち着いた雰囲気の街で、
気分転換や、のんびりウインドウショッピングするのにピッタリです。