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【ブダペスト】ブダペスト温泉の入浴ルール完全版

ヨーロッパ旅行
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海外で生活していると、または海外へと旅行に訪れた時に、日本とは異なる文化に戸惑うことがしばしばあります。

温泉文化もその一つ。日本とは違ったルールや作法があります。

筆者が初めてブダペストの温泉へと訪れた時は、作法もルールも分からず、またハンガリー語も分からないのでキョロキョロして周りの人を観察して入浴してました。

例え作法を間違えても恥ずかしがることはありませんし、気が付いてから、または注意されてから正せば良いだけです。それでもビクビクして入るよりは、事前に知っておくことで安心感が高まるので、今日はブダペスト温泉への入浴ルールをまとめました。

旅行前学習の参考にしてみてください。

 

How to get into the ブダペスト温泉

ブダペストの温泉施設は日本の温泉文化と異なっているので注意が必要です。また施設内は非常に広いので、迷子になりやすいのが特徴です。

ここではブダペストでより快適に、不安なく温泉に入浴する方法をまとめました。

 

持ち物

  • 水着
  • ビーチサンダル
  • タオル
  • ペットボトル飲料水
  • ビニール製の袋(タオルや飲み物を入れて持ち歩く用)
  • ヘアゴム(日本同様、長髪の方は結わえるのがマナーです)

ブダペストの温泉は水着着用が必須です。必ず水着を持っていきましょう。洋服の下に着ていく場合は帰りの着替え用の下着をお忘れなく!(プールあるある)

またコロナ対策として館内はビーチサンダルが必須となりました。

コロナ禍以前はタオルなどのレンタルもありましたが、現在はレンタルを行っておらず、必要な場合は購入となります。タオルなどは割高で販売されているので忘れ物がないようにお気をつけください。

入浴中の水分補給は必須です。スーパーなどで1L〜2Lくらいのお水を買っていきましょう。施設内に無料の給水場もありますが、飲用の温泉水の所もあり、温泉水だと味が微妙です。

ビニール袋はタオルやお水を持ち歩くのに便利です。入浴場の近くに必ずハンガーラックがあるので、そこに掛けておけます。似たようなタオルをお持ちの方がいたりするので、ビニール袋へ入れとくと間違えられる事を回避できます。防犯対策としてブランド物などではなく地味で不透明なプール用袋などが良いかと思います。

髪の長い方は男女問わず髪を結わえましょう。ヘアゴムを忘れた場合は監視員さんに尋ねると予備をくれる時もあります。髪をしっかりと結ってないと監視員さんに注意されることも…。

 

個人的に持っていって良かった物
  • 化粧水

日本の温泉のように自由に使える化粧水などがありません。温泉でツルツルになった肌を保護するために化粧水があると◎

 

次回は持っていきたい物
  • バスローブ
  • 防水スマホケース

ブダペストの温泉施設にはカフェやレストランなどのお食事処が併設されています。水着でも入場できるのですがバスローブがあった方が快適です。

温泉施設によっては館内撮影OKな所もあります。防水型のスマホを手に持って入浴されている方もいました。防水用のケースがあるとスマホを持ち歩けそうです。スマホがあれば館内のお食事処での支払いもできて便利です。ただし貴重品の管理には注意が必要です。

 

 

 

入場・支払い

コロナチェック

ブダペストの温泉施設への入場にはワクチン接種証明書またはコロナパスとIDが必要です。

オランダのコロナチェックアプリにてインターナショナルVerのQRコードを表示したところ、QRコードをスキャンするのではなく右上のDetail欄に記載されている接種ワクチンの詳細文を確認されました。

PCRなどの陰性証明が可能かどうかはHPなどに記載がありませんでした。

 

ブダペストの温泉は入口にある受付で料金を支払うシステムです。

Dayチケット(一日券)の購入が一般的です。温泉施設によっては夕方以降入場できるナイトチケットや、サウナだけのチケットなど、利用目的に合わせたお得券もあります。詳しくは受付の方に聞きましょう。受付の方は英語ができる方が多いです。

チケットを決めるとロッカー利用キャビン利用かを聞かれます。

 

ロッカー

ロッカーは男女共用ロッカールームの利用になり、着替えは試着室みたいな簡易個室スペースで行います。料金はDayチケットに含まれています。
*施設によってはロッカールムが男女別々になっており、試着室みたいなスペースがない所もあります。

キャビン

キャビンは専用の小さな個室で着替えることができます。個室を一日レンタルするシステムなので、キャビン内で荷物を保管することができます。料金は別途€2〜くらいかかります。

 

基本的にどちらも綺麗なので差はありませんが、キャビンの方が温泉エリアに近いポジションな場合が多いです。

 

マッサージやエステを申し込みたい時は入場時に合わせて受付で申し込みできます。施術時間と場所をしっかり確認しましょう。

ブダペストカードをお持ちであれば支払い前に提示しましょう。施設によっては20%くらい割引になります。また学生の方は学生証で割引を受けることができます。日本の学生証でも割引できたって噂を聞いたことがあるので持ってたら受付の方に伺ってみてください。

 

 

支払いが終わると腕時計型の鍵が渡されます。館内入口に駅の改札口のような入場ゲートがあるので腕時計型の鍵をタッチして入場します。

腕時計型の鍵は各ゲートの入場及びロッカーの鍵となっているので腕につけて退館するまで外さないようにしましょう。

 

 

 

着替え

支払い後に腕時計型の鍵を使ってゲートから入場し、ロッカールーム(またはキャビン)を探します。ほとんどの施設が入口からロッカールームまでが迷路になっています。そして遠いい。前の人について行くのがベストです。迷った時は係の人や通りすがりの方に伺いましょう。

 

ロッカールーム(またはキャビン)が見つかったら、空いているロッカーを探します。使いたいロッカーを自分で選ぶシステムです。扉の空いているロッカーが利用可能です。

入口に係の人がいる施設ではこのロッカーを使ってと案内されることもあります。

 

ロッカーの扉は腕時計型の鍵で施錠します。腕時計型の鍵の丸い部分をロッカーの鍵の所に近づけるとランプが光ります。そしたらシルバーのツマミを緑→赤へ動かせば施錠できます。

扉を開ける時も同様に腕時計型の鍵でタッチしてシルバーのツマミを赤→緑へ動かします。

ロッカー利用の注意点

・最初に腕時計型の鍵を近づけたロッカーが所有ロッカーになります。
・鍵が反応しないなど故障もあるので荷物を入れる前に開錠・施錠を確認しましょう。

 

キャビンの場合は、キャビンの入口扉にて腕時計型の鍵を利用して開錠・施錠できます。キャビン内で着替えて荷物の保管もキャビン内になります。

 

ロッカールーム利用の場合は着替えは着替え室で行います。ロッカールームのどこかに試着室のような着替えスペースがあります。空いている着替え室を自由に使えます。腰掛けとフックが付いている便利な着替え室です。

水着に着替え終わったらビーチサンダルに履き替えて、ビニール袋にタオルと飲料水を入れてロッカーを施錠します。防犯上、貴重品はロッカー(またはキャビン)へ置いくことをお勧めします。

ロッカーから温泉までもまた距離があります。ThermaeまたはWarm Poolと表示されている方へ進みましょう。

 

入浴前

日本では入浴前に体を洗うのがマナーです。ハンガリーも同様で入浴前にシャワーを浴びるのがマナーです。

温泉浴場やプールの傍にシャワーがあります。水着の上からですが必ずシャワーを浴びましょう。

また温泉手前に足用の消毒槽があります。ビーチサンダルごと消毒槽に入って足とサンダルの除菌もしましょう。

 

入浴

温泉は水着着用・男女混浴になります。

浴場には必ずタオルを掛けるフックやラックが設置されています。そこに持ち物をかけておきましょう。また入浴前にビーチサンダルも脱ぎ、浴槽には水着だけで入水します。

 

ほとんどの温泉施設には大浴場の他に、幾つかの小さな浴槽、サウナ室、水風呂、室内プール、屋外プール、露天浴場があります。

浴槽やプールによって水温が大きく異なります。プールは比較的低めで27℃前後、大浴場は36℃くらい、小さな浴槽が36〜40℃くらいが平均値です。浴場の壁面に温度表示があります。

 

26〜32℃くらいでは全く体が温まりません。38〜42℃くらいで温泉と感じられます。

個人的には40〜42℃に入って暖まったら、36〜38℃くらいに移動して、の繰り返しで長湯するのが好きです。

またほとんどの温泉が深さが1.2m〜などと、お風呂にしては深いです。立って入る方もいれば、階段部分に腰掛けるパターンの方もいます。

深いので泳いでいる方もいますが、静かに入浴するのがマナーです。またスマホなどでの写真撮影は周りの方の迷惑にならないようにしましょう。周りの方が映り込まないようにするのがマナーです。施設によってはカメラ持込みNGなので館内表示を確認しましょう。

スマホに没頭するのはもったいないので、最初に1〜2枚記念に撮ったら後は温泉を楽しんでみてください。

 

温泉エリアには必ず時計が設置されているので、マッサージの時間やレストラン予約の時間も忘れることなく過ごすことができます。

 

 

水分補給はしっかり行いましょう。お水の持参を忘れた方は無料の飲用水があります。ただし無料飲用水が温泉水な施設もあり独特な味がします。(温泉水は体に良い成分で、胃や肝臓に効くそうです。)

または併設されているカフェやレストランで食事をとりながら水分補給もできます。(こちらは有料なのでお財布をお忘れなく)

 

 

冬場は露天風呂へと行くのは体が温まってからがお勧めです。露天風呂までの道のりが遠く、吹きさらしの屋外を水着一丁で歩き回ることもあるので、しっかりと温まってから散策してみてください。

建物散策すると様々なタイプの温泉やサウナ、そしてプールを発見できます。

 

 

退館

温泉に満足したらロッカールームで着替えて退館です。

ロッカールームには湯冷し用のベンチなどがないので、プールサイドなどの腰掛けで湯冷ししてから着替えに向かった方が良いです。

ロッカールームには無料のドライヤーが設置されています。冬期は外との温度差が大きいのでしっかり髪を乾かしましょう。お化粧される方はドライヤーの所やトイレに鏡があります。

 

着替え終わったら荷物を持って出口へむかいます。

 

退場ゲートで鍵を返却したら出れるようになっています。鍵を返したら再入場できないので忘れ物にはお気をつけください。

 

 

利用時間の目安

ブダペストの温泉施設は早朝6/7時〜夜19/20時までオープンしています(2022年1月現在)。

DAYチケットを購入した場合は、時間規制なく終日滞在することができます。

 

入浴時間は個人差がありますが温まるだけなら1時間でも十分ですし、長湯したり全部の浴槽を巡ったりしてると2〜4時間くらい経ちます。

その他にもサウナやマッサージ、レストランも利用できるので、温泉好きな方であれば半日くらい過ごす予定でも良いかもしれません。

 

帰りは着替えて髪を乾かすのに30分くらい余裕をみておくと良いと思います。館内の至る所に時計が設置されているので、この後の予定(レストラン予約など)を逆算して滞在時間を決めてみてください。

 

 

【ブダペスト】定番の観光スポット
ブダペストは日没とともにライトアップされる夜景がとても綺麗で「ドナウの真珠」「欧州の宝石箱」と呼ばれています。お城や鎖橋などの観光スポット、80箇所の温泉施設などと、見所もあり温泉もあり、物価も安いので観光地価格で外食してもオランダで外食するより全然安く収まります。