日本大使館のあるデン・ハーグ(Den Haag)はオランダの政治の街。
そんなデン・ハーグで開催されるロイヤルクリスマスフェア(Royal Christmas Fair)はオランダで最も美しいといわれているクリスマスマーケットです。
クリスマス感もありつつお祭り感も味わえる華やかな印象のクリスマスマーケットでした。
デン・ハーグの街中もクリスマスツリーやイルミネーションで彩られていて、とても綺麗でした。
ロイヤルクリスマスフェア概要
ロイヤルクリスマスフェアの会場は美しい並木道のランゲフォールハウト通り(Lange Voorhout)です。昼間の並木と、夜のイルミネーションの2面の表情を楽しむことができます。
※クリスマスマーケットのお店はPINでも支払いができました。
※会場内に有料のトイレがありました。
クリスマスマーケットの様子
ロイヤルクリスマスフェアの会場はデン・ハーグ中央駅から徒歩10分くらいです。約400mの並木道に並ぶマーケットは週末には大賑わいでした。
合唱や劇などと様々なイベントも催されます。訪れた日は市民コンサートが開催されていました。ホットチョコレートやグリューワインを片手に音楽を楽しむ方の輪ができていました。
他にもサンタクロースさんが来場しており、一緒に写真を撮りたい子どもたちの行列ができていました。
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マーケットの見どころ
様々なお店が出店している中で、一番人気だったのがクリスマス用のデコレーション屋さんでした。入場するのにも行列でしたが、店内にはカワイイが詰まってました。
ちょっと不気味な雑貨屋さんもありましたが、クリスマスに家をデコレーションするという文化のない日本人からすると目新しいものばかりです。オランダナイズされたものもあるかもしれませんが、ものすごく海外感がありました。
ダサいクリスマスセーター(Ugly Christmas Sweater)のお店もあったのが面白かったです。
海外にはクリスマスジョークの1つとして超ダサいセーターを贈るイタズラがあります。そのダサさを競うコンテストがあるくらい一種の定番のクリスマス用品ですが、クリスマスマーケットでわざと売っているのは珍しいですw。
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気になる食べ物屋さん
見つけて思わず買ってしまったのがココナッツボール(Cocos Balls)です。
ココナッツを丸めて焼いたクッキーのようなお菓子で筆者の好物です。焼きたてを販売しているお店がありました。ココナッツが歯にくっついたり挟まったりするんですが、ココナッツ好きにはタマラナイお菓子です。
マシュマロにチョコレートがコーティングされたチョコキス(Chocozoenen)のお店もありました。
スーパーマーケットでも売っているお菓子ですが、マーケットには苺やピスタチオなどのスペシャルな種類もありました。1つが大きいのですが、マシュマロなので口の中でフワッと消えてしまうのでペロリです。
一番美味しそうだったのはラクレット屋さんでした。熱々トロトロのラクレットチーズをバゲットやポテトにかけて食べます。
その他にもドイツにも負けない大きさのソーセージ屋さんや、ワッフル屋さん、オリボーレン屋さん、ビールやグリューワイン屋さんなどヨダレがしたたるお店がたくさんありました。
街のイルミネーションも見どころ
クリスマスマーケットが開催しているのはランゲフォールハウト通りですが、デン・ハーグの街中のイルミネーションもとても綺麗でした。
オランダで最もクリスマスツリーが多い街と言っても過言ではないくらいに、街のあちこちにクリスマスツリーが飾られていました。
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デン・ハーグで和食
クリスマスマーケットで食べ歩きも良かったのですが、せっかくデン・ハーグに訪れたので気になっていた日本食屋さんNikoさんに訪れてみました。
「海外にいるとこういうのが食べたくなるのよ」ってメニューのラインナップ。どれも美味しそうでしたが、お魚(スズキ)のプレートにご飯とお味噌汁セットをいただきました。体の芯まで染み渡る美味しさでした。
クリスマスマーケット会場から徒歩10分くらいだったので、和食で締めたいときに立ち寄るにもってこいでした。美味しかったです。