☆ 広告掲載募集 ☆ 詳しくはコチラから ☆

【スペイン】バルセロナで見たい世界の巨匠の建築8選

ヨーロッパ旅行

 

バルセロナといえばガウディの歴史的建造物が観光のメインとなっていますが、実はバルセロナには素晴らしい近代建築が多くあるのをご存知でしょうか。

 

巨匠と呼ばれる世界の建築家たちがデザインした、観光雑誌にはあまり載っていない、名作建築のご紹介です。

 

 

バルセロナの名作建築

スペインの巨匠:アントニ・ガウディ

サグラダ・ファミリア
設計:アントニ・ガウディ(スペイン)
用途:教会
着工:1882年3月19日
竣工:2026年(予定)
所在地:C/ de Mallorca, 401, 08013 Barcelona, スペイン

まずは地元を代表する巨匠ガウディの建築はマストで見学しましょう。

 

ガウディ建築については詳しくはコチラで解説
【スペイン】バルセロナのガウディ建築 観光前に知っておきたい豆知識
バルセロナ観光でメインとなるガウディ建築。ガウディ作品は外観がとても美しいので見るだけでも楽しめるアート作品的建築物です。ちょっとだけガウディ・デザインについて知っておくとガウディの凄さをより体感することができるのでガウディの特徴をまとめてみました。

 

 

 

イタリアの巨匠:ベネディッタ・タグリアブレ

サンタ・カタリーナ市場
設計:エンリック・ミラレース(スペイン)、ベネディッタ・タグリアブレ(イタリア)
用途:市場(屋根)
改装:2001年
所在地:Av. de Francesc Cambó, 16, 08003 Barcelona, スペイン

サンタ・カタリーナ市場は1848年から続く歴史ある生鮮市場です。

1997〜2001年の改装工事にてうねった大きな屋根が設置されました。この大屋根のカラフルなデザインはバルセロナを象徴するタイルデザインをイメージしたグラフィックとなっています。

また改装工事の時に敷地内に残されていた遺跡を保護し、保存環境を整え、今では一般客が見学できるよに整備されています。

この改装工事はスペインを代表する建築家エンリック・ミラレースさんの設計で始まりましたが、彼は工事が終わる前に45歳という若さで亡くなっています。死後は奥様でイタリアの建築家のベネディッタ・タグリアブレさんが引き継ぎ、エンリックが好きだったバルセロナを象徴するマーケットになるようにと想いを込めて竣工まで携わっています。

 

 

フランスの巨匠:ジャン・ヌーヴェル

トーレ・アグバール
設計:ジャン・ヌーヴェル(フランス)
用途:超高層ビル(水道局のオフィス)
竣工:2005年
所在地:Avinguda Diagonal, 211, 08018 Barcelona, スペイン

 

バルセロナのどこからでもその姿を見かける高さ144mの高層ビルのトーレ・アグバール。グエル公園からバルセロナを眺望するとピョコンと飛び出ている、異質感を感じる建物です。

サグラダファミリアに匹敵する高さがある高層ビルの不思議な形状は、バルセロナ近郊のモンセラートの奇形をモチーフに、水道局のオフィスということで水のイメージを用いられています。

 

 

がしかし、つるんとした見た目が男性器や坐薬を連想させ、地元では変な呼び名がついているそうです…。

全面ガラス張りのこの建物の一番の見頃は夜になり、超高層ビルが丸々ライトアップするので迫力あるイルミネーションを見ることができます。

金・土・休日の21〜24時(冬季は20〜23時)の間は美しくライトアップされているので是非ともご覧になってみてください。

 

ジャン・ヌーヴェル作品集


ジャン・ヌヴェル 最新プロジェクト

 

 

 

 

ドイツの巨匠:ミース・ファン・デル・ローエ

バルセロナ・パビリオン
設計:ミース・ファン・デル・ローエ(ドイツ)
用途:パビリオン
竣工:1929年
所在地:Av. Francesc Ferrer i Guàrdia, 7, 08038 Barcelona, スペイン

 

ミース・ファン・デル・ローエ(1969年83歳没)は20世紀のモダニズム建築を代表する建築家で、建築好きならば知らない人がいないだろう超有名クリエーターでした。

ミースが設計したバルセロナ・パビリオンは、万国博覧会のドイツ館として建設された建物で、1986年に復元され現在はミースの記念館になっています。

シンプルな空間設計、アクセントとなるように使われている高級素材(大理石)の壁面。今でこそ目新しさはないのですが、当時は新進気鋭なデザインで、その後にミースのデザインを真似する(参考にする)建物が増えたため、今でいったらシンプル系のデザインジャンルに当てはまって見えるように感じるんだと思われます。

シンプル系デザインの元祖となるバルセロナ・パビリオンは見学ができるので、ミースの洗練された空間領域設計を体感することが可能です。

またミースの代表家具バルセロナチェアも展示してあるので是非とも座ってみてください。(超高級家具なので中々座れる機会がないと思います。)

 

パビリオンのためにデザインされたバルセロナチェア

 

 

 

 

スイスの建築家:ヘルツォーク&ド・ムーロン

フォーラム・ビルディング
設計:ヘルツォーク&ド・ムーロン(スイス)
用途:フォーラムビル
竣工:2004年
所在地:Ave­nida Dia­go­nal de Barcelona, parque del Fórum, Barcelona, スペイン

 

実際に彼らのデザインを目にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。東京青山のプラダビル(2003年)や、北京オリンピックのメイン会場(通称:鳥の巣)をデザインしたのはヘルツォーク&ド・ムーロンです。

 

バルセロナに建てられたこのフォーラム・ビルには3200席の講堂と5000㎡の展示ホールを備えた巨大施設になっています。

特徴的なのが建物の形状です。7本の柱の上に一辺が約180mの正三角形が乗っかっているようなデザインになっています。

奇形と幾何学の融合が得意なヘルツォーク&ド・ムーロンのデザインは2000年初期を代表する建築家です。

 

1978年〜2019年の作品集


Herzog & de Meuron 001 – 500

 

 

 

 

 

日本の巨匠:伊東豊雄

バルセロナ見本市会場
設計:伊東豊雄(日本)
用途:展示会場
竣工:2006年
所在地:Av. Joan Carles I, 64, 08908 L’Hospitalet de Llobregat, Barcelona, スペイン

日本を代表する建築家、伊東豊雄氏はバルセロナに幾つかの建物をデザインしています。

バルセロナ見本市会場(2006年)は当時の伊東建築を代表するデザインの壁が特徴的です。自然界の樹木をグラフィカルに表現した構造壁は、ガウディのデザイン論の影響を受けていたのかもしれません。

 

スイーツアベニューホテル(2009年)は、赤色を基調とした2つの高層ビルで、直線と曲線の対比が際立ったデザインになっています。

 

トーレス・ポルタ・フィラ(2010年)は、ホテルの外壁のみのデザインとなっております。伊東さんがデザインした表参道のTod’sや銀座のミキモトのように、不規則的な光を室内に取り込むような、木漏れ日をイメージしたデザインになっています。

 

実は筆者の師匠の師匠が伊東豊雄氏なので、ヨーロッパにある伊東さんの建物はちょこちょこ見学に行っております。お会いしたことはありませんが、学生時代は神だと崇めておりましたし、今でも尊敬しております。伊東さんは今なお現役でご活躍されていらっしゃるスゴイ方です。

 

伊東豊雄コラボデザインバッグ

 

 

アメリカの巨匠:リチャード・マイヤー

バルセロナ現代美術館
設計:リチャード・マイヤー(アメリカ)
用途:美術館
竣工:1995年
所在地:Plaça dels Àngels, 1, 08001 Barcelona, スペイン

白色ボックスデザインのザ・モダニズム建築を数多く手がけるリチャード・マイヤーはル・コルビジェの影響を大きく受けている建築家の一人で、生粋のモダニズム建築家です。

ゴシック様式の建物が多く集まる旧市街地の中にあるバルセロナ現代美術館(通称MACBA)は、そのモダンな建築が異世界感を放ち、旧市街から一気に時代が加速したかのように現代の様相へと導いてくれます。

MACBAには20世紀後半の美術作品が多く、展示品は3〜4ヵ月で入れ替えられますので、訪れるたびに違ったコレクションを見ることができるように企画されています。

 

 世界現代住宅全集リチャード・マイヤー編


世界現代住宅全集 スミス邸 ダグラス邸

 

 

バルセロナ近郊の名作建築

所在地がバルセロナではないのですが、お勧めしたい近代建築を2つほどオマケでご紹介します。

カナダの巨匠:フランク・ゲーリー

ビルバオ・グッゲンハイム美術館
設計:フランク・ゲーリー(カナダ)
用途:美術館
竣工:1997年
所在地:Abandoibarra Etorb., 2, 48009 Bilbo, Bizkaia, スペイン

 

スペインのビルバオにあるグッゲンハイム美術館は建築界では超有名な現代建築です。建築家フランク・ゲーリーの代表作でもあります。

ビルバオ・グッゲンハイム美術館の建物は現代建築でもっとも称賛される作品のひとつであり、「この建物についての評価で批評家・学者・公衆が完全に一体となる稀な瞬間」があるとして、「建築文化における注目に値する瞬間」(signal moment in the architectural culture)として称えられている。2010年に世界建築調査機関が建築家に対して行った調査では、1980年以降の30年間でもっとも重要な建築物のひとつとして頻繁に名前を挙げられる。(wikipediaより抜粋)

建物が見る価値満点なのですが、美術館の展示の質も非常に高いです。グッゲンハイム財団が保有するのは現代美術作品が多く、巨大な作品やインスタレーションが多いのが特徴的です。

 

変な建物を創造するゲーリーは
何を考え何を求めてデザインしたのか?


フランク・ゲーリー 建築の話をしよう

 

 

 

オランダの巨匠:MVRDV

<photo byMVRDV>

ミラドール
設計:MVRDV(オランダ)
用途:住宅
改装:2005年
所在地:スペイン 〒28050 Madrid, マドリード

オランダを代表する設計集団MVRDVがスペインに唯一建てたのがMIRADOR(ミラドール)です。

ブロックを積み上げたような外観と、共有屋外エリアが多く用いられた設計プランが特徴的な集合住宅です。

残念ながら筆者はまだ見に行けてない作品になります。

【ダッチデザイン】設計集団 MVRDVの建築を見に行こう
ロッテルダムを拠点として活躍する建築家集団MVRDV。建築好きならその名を知らない人はいません。今では世界中にMVRDVがデザインした建物がありますがMVRDVファンならぜひ見たい本場オランダのMVRDVデザイン建築をご紹介します。

 

 

古本で永遠の神本


Mvrdv: Km3: Excursions on Capacity