食事が美味しいことで有名なスペイン・バスク地方の都市ビルバオで、ピンチョスをひたすら食べ歩いてきました。
ビルバオでピンチョス食べ歩きをするならどのお店に行くべき?
おすすめはどこ?
注文方法や値段は?
と気になる方も多いと思います。
見た目が似ていても、お店によって味も個性も全く違うのがピンチョスの面白さ。
1つが小さいので1回の食事で3〜6品ほど食べることができ、いろんな種類を気軽に楽しめます。
この記事では、実際に食べて美味しかったおすすめのピンチョス店5選と、スペインならではの珍しいピンチョス5選をまとめました。
ビルバオで食べ歩きをするなら、この内容を押さえておけばまず間違いありません。
初めての方でも安心して楽しめるように、注文方法や食べ方のコツもあわせて紹介します。
これからビルバオ旅行を予定している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ビルバオはピンチョスだけでなく、観光や建築も魅力的な街です。
食べ歩きとあわせて街歩きも楽しみたい方はこちらもチェックしてみてください。

ピンチョスと一緒に楽しみたいのがバスク地方のドリンク文化。
何を頼めばいいか迷ったらこちらも参考になります。

食後のデザートやカフェ巡りも気になる方はこちら

ピンチョスとは?

ピンチョス(pinchos)とはパンのうえにオカズがのった食べ物で、お酒のつまみや軽食で食べるスペインのタパス文化の1種です。スペイン北部で主流なタパスといった感じです。
タパスが小皿料理なのに対して、ピンチョスはオープンサンド風なのでスナック感覚で食べられるフィンガーフードでした。
美味しかったお店ベスト5
全部で10店ほどのタパスバーでピンチョス三昧してきました。事前に下調べした人気店から、ふらっと入った地元のお店まで、美味しいお店がたくさんありました。
いつ訪れても混雑しているお店は絶品なピンチョスが多かったです。
第1位:Gure Toki|ビルバオで絶対行きたい人気ピンチョス店

タパスバーが集まる新広場にあるGure Tokiはレビュー評価が高くピンチョスが絶品と有名なお店です。
いつ行っても混んでますが、 人混みに混ざっても食べたい、ビルバオで絶対に訪れたいタパスバーです。

お魚(ヨーロッパへダイ)と、ポルチーニ茸の肉詰めのピンチョスをいただきました。ホッペが落ちるって表現が正しい美味しさでした。

Gure Tokiはバスクチーズケーキも絶品です。濃厚で甘すぎず、口に入れると消える軽さとクリーミーな、この世のものとは思えない美味しさでした。

他にも蟹の天ぷらや、タコのなんちゃらが人気らしいです。お腹を空かせて訪れて、全制覇したいくらい美味しいお店でした。

第2位:El Globo|濃厚クリーミー系ピンチョスが最高

街の中心のマユラ広場の近くにあるEl Globo tavernはクリーミーなピンチョスが絶品です。ここも人気店で、混んでることが多いです。
貝殻のピンチョスはシーフードのピンチョスで海の味がして、すっごい美味しかったです。
グレーのピンチョスは牛肉とトリュフのピンチョス。これも絶品でした。

クリームパンのような見た目のピンチョスは、具材をすりつぶしてクリーム状にしたような感じで、濃厚なグラタンのようで美味しかったです。
他では食べたことのない、ここでしか食べられない美味しさでした。

第3位:Toma y Daka|スペインオムレツが美味しすぎた

Toma y Dakaもタパスバーが集まる新広場にあるお店です。
ここは下調べなくブラリと入店したのですが、スペインオムレツのピンチョスがとても美味しかったです。ホクホクのポテトと、味濃いめのハムと、オムレツのフワトロ感がベストマッチでした。そしてボリューミーな1品です。

他にも様々なピンチョスがずらりと並んでました。見た目が鮮やかで珍しいものが多かったです。
カウンター席があるのでディスプレーを眺めながら食べれました。食べながら次のピンチョスを見定める楽しさも味わえました。

第4位:Txiriboga|ふらっと入って当たりだった穴場店

旧市街地を散策中に突然の通り雨。雨宿りで立ち寄ったタパスバーTxiribogaのピンチョスも美味しかったです。
小さなハンバーガーみたいのは、カラマリ(イカフライ)のピンチョスでした。
丸いボールのピンチョスはピリ辛のピロシキみたいな味で、上のソースは甘塩っぱくて、よくわからないけど美味しかったです。

ぶらっと立ち寄ったお店で、わからないけど美味しいものに出会えるのも旅の醍醐味でした。

第5位:Café Iruña|雰囲気も楽しめる老舗カフェ

ビルバオ駅の近くにあるCafé Iruñaはピンチョスが食べれる人気のカフェ。
訪れた時間がお昼前だったからかピンチョスは種類が少なかったです。でもバケッドではなく食パンタイプのピンチョスがあって、久しぶりの柔らかパンで美味しかったです。

このカフェは1903年にオープンしたお店で店内の美しさが魅力です。美しい店内でコーヒーを飲むだけでも贅沢な時間になります。
夕方から限定で販売しているモノール(串焼き)が絶品なんだそうです。(お昼前に訪れたので置いてませんでした。)次回はモノールを食べてみたいです。

珍しいピンチョス5選
スペインならではの珍しい食材を使ったピンチョスも色々とありました。珍しい物や特産品を食べる体験も旅行の醍醐味です。
見た目だけでは味が想像できないピンチョスも多く、食事の度にピンチョス・チャレンジをするのも楽しかったです。
うなぎの稚魚

うなぎの稚魚が山盛りにのったピンチョスが多くのお店で並んでいました。塩分控えめのシラスみたいな感じで、オリーブオイルなどで味付けがされてました。
珍しいので観光として食べるのにおすすめです。
フライドポーク

「ベーコンをそのままドーン」みたいなみためのフライドポークが山盛りになってました。これもたぶん注文できるっぽいです。
今回は食べませんでしたが、肉を欲してる時はこれだなって魅力がありました。
コロッケ

コロッケも美味しかったです。お店によるかもしれませんが、クリームコロッケのようなトロける濃厚感でした。写真は生ハム入りコロッケ。ビールとの相性が完璧でした。
チョリソー

スペインのソーセージといえばピリ辛のチョリソーです。小さな目玉焼きがのってて可愛くて注文しちゃいました。
見た目だけで味が想像できるピンチョスがあると安心します。チョリソーの後ろに写ってるカラマリも美味しかったです。
アンチョビとアンティチョーク

アンチョビが苦手なのですが、トライしてみたらやっぱり苦手でしたww
丸いボールはなんだろ?と注文してみたところアンティチョークのフライでした。これも苦手でしたwww
ちなみにアンティチョークの上にのってたカリカリベーコンが絶品でした。(生ハムのフライみたいな感じ。)これだけでも食べる価値ありピンチョス。
番外編:生ハムオムレツ

今回宿泊していたホテルは、朝食が近所のカフェで食べれるシステムでした。
毎朝好きなサンドイッチを1つ選べたのですが、生ハム入りのスペインオムレツが特に美味しかったです。

毎日できたてのサンドイッチが食べれる美味しい朝ごはんでした。
カフェでも美味しい食事を発見できるので、朝食や休憩に立ち寄ってみてください。
ピンチョスの注文方法

ボリューム感あるピンチョスは1つ€2〜3くらい。
軽食だったら2ピンチョスとドリンク1杯で十分です。ビールと2ピンチョスで€7くらいでした。
夕ご飯としてなら3〜6ピンチョス食べるとお腹がいっぱいになりました。
お店に並んでいるたくさんのピンチョスの中から食べたいものを指差しで注文できます。お肉系のピンチョスはその場で温めてくれました。
ピンチョスとドリンクを選んだら、その場でお会計も済ませてから「いただきます」です。
ピンチョスの入門編
最初は注文方法などが分からなくて困惑してしまいますが、慣れてしまえば「オヤツに1ピンチョ」くらい気軽に食べることができます。
ピンチョス食べ歩きの役立ち情報をまとめてみました。
食べ歩くなら旧市街

観光地のタパスバーやカフェバーには必ずと言えるほどカウンターにピンチョスが並んでいました。
特に旧市街にタパスバーが多く集まっていました。
旧市街の中でも特に新広場(Plaza Barria)はタパスバーの本拠地みたいになっていて、50m四方の広場に10店舗以上のお店が並んでいます。
新広場をグルグル周回するだけでも食べ歩きできてしまいます。

ピンチョスの練習するならマーケット

勝手が分からない初ピンチョス、ちゃんと注文できるか心配な時は最初にリベラ市場(Erriberako merkatua)に訪れてみてください。
マーケットの一角がフードコートのようになっているので、どのような食べ物があるのかゆっくり見て選ぶことができます。
また食材の英語表記があったり、値段も書いてあるお店が多いので安心です。

マーケットの中に広いテーブルスペースがあるので、購入したピンチョスをゆっくりと食べることができます。トイレもあるので休憩と軽食を兼ねて利用することができました。
まずはリベラ市場でピンチョスの練習してから街へと繰り出すと自信がつきますw。

1店舗で食べすぎない

1つのお店に10種類以上のピンチョスが並んでいますが、1店舗で食べすぎないのが食べ歩きのコツ。
2〜3店舗はしごしながら、新しいピンチョスに出会うのも旅の醍醐味です。
小腹が空いたら1ドリンクと1ピンチョスで小休憩、っと繰り返すと永遠に食べ歩きができますw。
スペイン語
英語を話せる店員さんがいらっしゃるお店もありましたが、基本はスペイン語でした。
指差しで注文できましたが「何個いる?」と尋ねられるので、スペイン語で数字を1〜3くらいは覚えておく(ウノ・ドス・トレス)と役立ちます。
またお会計が終わったらグラシアス(ありがとう)と言うと笑顔になってもらえました。
また注文する前にオラ(ハロー)というのも大切です。
お会計
ピンチョスの注文の難しい点はお会計です。カウンターで食べる場合は最後にまとめてお会計ができるお店もありましたが、テーブルで食べる場合は会計時に何を食べたか申告するシステムのお店もあります。
しかし食べた物が何だったのか分からないピンチョスもあるのでw、基本的に注文したときにお会計を済ませてしまうのが安心です。
おかわり注文するごとにお会計する感じです。
訪れたすべてのお店でカードでの支払いができましたし、オランダのデビットカードでも支払えました。

最初は注文するのにドキドキしましたが、要領が分かれば不安要素はありませんでした。すぐにピンチョスマスターになれると思うので、ビルバオに訪れたら食べ歩きを楽しんでみてください。

ビルバオに泊まろう
ビルバオは旧市街を中心に徒歩で食べ歩きができるので、アクセスの良いエリアに宿泊するとかなり楽です。
夜遅くまでピンチョス巡りをするなら、旧市街周辺のホテルがおすすめです。
ビルバオまでのアクセス
ビルバオへはスペイン国内の他都市から電車やバスでアクセスできます。
サンセバスチャンやバルセロナからの移動も簡単なので、周遊旅行にもおすすめです。

まとめ|お店をハシゴするのが楽しい
ビルバオのピンチョス食べ歩きは、想像以上に楽しくて満足度の高い体験でした。
お店ごとに味や個性が違い、同じように見えるピンチョスでも全く別の料理のように楽しめます。
1つの量がちょうどよく、少しずついろんな種類を食べられるのも魅力です。
今回紹介したお店はどこも実際に訪れて「また行きたい」と思えたところばかり。
初めての方でも、この中から選べば間違いなく美味しいピンチョスに出会えると思います。
また、珍しい食材を使ったピンチョスに挑戦してみるのも旅の楽しみのひとつ。
当たり外れも含めて、食べ歩きそのものが体験として面白いのがビルバオの魅力でした。
ビルバオはコンパクトな街なので、徒歩で気軽にお店をはしごできるのもポイントです。
旧市街を中心に、ぜひ自分のお気に入りのお店を見つけてみてください。
これからビルバオに訪れる方は、ぜひお腹を空かせてピンチョス食べ歩きを楽しんでみてください。
ヨーロッパにはピンチョスのように「食べ歩きが楽しい街」が他にもあります。
ポルトガル・ポルトのグルメもかなりレベルが高いので、グルメ旅が好きな方はこちらもおすすめです。

