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5年に一度の帆船祭り!SAIL Amsterdam 2025セイルパレード体験記

観光と街歩き
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今年は、5年に一度開催される世界最大級の帆船イベント「SAIL Amsterdam 2025」が開幕しました。(2025年8月20日〜24日)

世界中から帆船や軍艦、歴史ある大型船がアムステルダムに集結し、街全体が船の祭典一色に染まった5日間。

2020年はコロナ禍で中止となったため、10年ぶりの開催。そして今年は開催10回目。さらに50周年。その上アムステルダム750の年

待ちに待った瞬間とあって、オープニング当日も多くの人が集まっていました。

 

 

 

 

Sail-inパレードを中央駅周辺で観覧してきた

初日は「Sail-inパレード」からスタート。北海側のIJmuiden港を出発した船団が、朝10時に出航し、午後2時頃にアムステルダム中心部に到着しました。

 

アムステルダムでパレードが始まる午後2時のちょっと前に中央駅裏の観覧スポットに到着しましたが、すでに大混雑!

中央駅裏のデッキエリアからMuziekgebouw周辺がベストポジションと聞いていたので、デッキで立ち見することに。

オランダ人は背が高いので、こちらも背伸びして観覧しましたw。

 

パレードが始まると、大砲(空砲)が鳴り響き、船笛や音楽が次々に重なって、一気にお祭りムード!巨大な帆船が運河をゆっくりと進んでくる様子は圧巻でした!

 

 

 

 

 

 

セイルパレード観覧のコツと場所取りメモ

14時前後はすでに混雑していたので、本気で近くで見たいなら1時間前(13時頃)には現地入りがおすすめです。

 

パレードが始まる14時ちょうど頃は、少し外れた場所や橋の上などは意外と空いているスポットがまだありました。ただ最前列は取れないので、身長の高さが必要かもw。

 

15時を過ぎるとピーク状態になり、ベンチやゴミ箱の上に登って見る人もちらほら。

パレードは長時間(14時〜18時頃まで)続くので、早めに到着して場所取り or のんびり散策しながら見るのが正解だと感じました。

人の入れ替わりがあるので、運良く見やすい場所が急に空いたりなんてこともあると思います。

 

 

 

 

圧巻の帆船たちとセイルパレードの見どころ

Sail-inパレードは最高でした!

アダムタワーより大きんじゃないかって感じてしまうほどの、巨大な帆船が次々に入港してくる光景は圧巻で、非日常な光景でした。

 

マストの高さや帆の美しさは、写真以上の迫力あり。

船員がヤードの上に並んで手を振っている様子は、まるでサーカスを見ているようなワクワク感がありました。

 

帆船だけでなく、軍艦や歴史的な船も登場。まるで宇宙戦艦のような巨大さに見惚れてしまいます。

 

さらに、その周りを取り囲む小型船や遊覧船の数にもびっくり。オランダ中から集まった船が大行進する光景は、このイベントならではの見どころです。

ずっと眺めてられる楽しさがありました。

 

 

 

 

ボートツアーで間近に体験

パレード後の夕方には、事前予約していたボートツアーに参加。約90分・50ユーロ(飲み放題付き)と少し割高でしたが、感想としては「乗船して良かった!」です。

初めてSAILに参加するなら、この選択は「正解ルート」だったかもしれません。

 

初SAILで何も知らずに訪れたので、船上から帆船の説明を聞けるのは「へ〜」の連発でしたし、後日に訪れた船内見学も倍で楽しめました。

 

そして陸上からだと見えにくい細部まで間近に見られるのが最大の魅力です。大型船の間に停泊してる小型船は、陸からだと気付きにくいですが、エンジンが搭載されてないTHE帆船だったり、超年代者の船だったりと、レアな船がたくさんいました。

 

間近でみる船の大きさ、水上からの眺め、船員さんたちが手を振ってくれたり、ビールをちょうだいとバケツをおろしてきたりw、今にも転覆しそうな重量オーバーのボートがいたりw、ワンちゃんもクルーズを楽しんでたり…と、ボートクルーズに参加したから見ることができた光景もステキな思い出になりました。

 

あとは、あの行き交う無数のボートの群れに混ざれたのも、けっこうレア体験でした。
隣の船とぶつかりそうになるほどの船がひしめき合いながら進むのに、大きな事故が一切起きない――。

その混沌と秩序が同居する光景は、なんかこう、「オランダの自転車文化をそのまま水上に持ってきました」感があって面白かったですw。

 

 

 

 

 

船内見学は朝イチか“狙い撃ち”が吉

SAIL期間中は、多くの帆船や軍艦が中央駅東のJAVA島エリアに停泊し、船内見学が可能でした。

珍しい船を見学できるのが、このイベントの楽しみです。

 

200万人以上が訪れるSAIL。週末はまさに船版のTDL状態。人気船は2時間待ちレベル。ファストパスなんてシステムがないので、船内を見学するのには大行列に並ぶしかありません。

 

どうしても乗船したい船があるなら、朝イチで訪れるのがベスト!筆者は海軍艦を狙っていましたが、行列の長さに心折れ断念しました。

 

代わりに比較的空いていたスペイン帆船に乗船

船内を見学できるのは貴重な体験、そして船上からの眺めが最高でした!

 

見学してる帆船は停泊しているけど、川の上にはたくさんのボートが行き交ってるので、まるで帆船が動いているような、航海してるかのような錯覚がありました。

見学した帆船がバトルシップだったのものあり、ちょっとワンピース気分を味わえて楽しかったですw。

 

 

 

 

埠頭を歩くだけでも楽しい!

船内に入らなくても、埠頭沿いを歩くだけでたくさんの船を間近に楽しめます。

 

屋台やフードトラックも多く、軽く食べ歩きしながら見学できるのも◎。時間帯によってはボートレースなどのイベントも行われていました。

ただし、週末はとにかく混雑。人混みが苦手なら平日を狙うのが良さそうです。

 

 

 

 

 

次回は2030年に開催予定!

夜には花火も上がり、5年に1度の夏祭り的なSAIL Amsterdam

今回はベーシックな見学で楽しんだので、次回は夜景を散策したり、朝イチで訪れて海軍艦の乗船にも挑戦したいところ。

 

5年後の夏、またアムステルダムが船の祭典に染まるのが今から楽しみです!

 

 

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