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オランダの花畑をサイクリング!自転車レンタル方法とルートマップまとめ

オランダを観光
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お花王国オランダで一度やってみたかったお花畑のサイクリング

 

誰でもトライできるアクティビティですが、いざやろう!となると、

  • どこで自転車を借りられるの?
  • どこにお花畑があるの?
  • サイクリングルートはあるの?
  • いつ頃がベストシーズン?
  • 何を持っていけば良い?

…などなどと、調べることが多くて億劫になってしまい、実現するまでに至らないこと早7年経っていました…。

 

今年こそはと思い立ったので、念願のお花畑サイクリングに挑戦してみました。

春のオランダが最も美しいシーズンに、自由気ままにサイクリング。美しい景色を独りじめしているような独占感、お花のいい香り、温かい日差し、そして程よい運動で、想像以上にリフレッシュできた1日になりました。

ツアーに参加しなくても、初心者でも楽しめるお花畑サイクリング方法をまとめたので、観光の参考にしてみてください。

 

 

 

お花畑サイクリングのシーズン

3月中旬頃からお花が開花するオランダ。桜や水仙などはアムステルダムの公園でも楽しむことができますが、広大なお花畑は一味違った絶景を眺望できます。

 

今回サイクリングに訪れた4月上旬にはヒヤシンス畑が広がっていました。紫色やピンク色のお花畑からは、ヒヤシンス独特の爽やかでほんのり甘いエレガントな香りがしました。

他にも真っ赤なチューリップ畑や、真っ黄色な水仙畑も見て周ることができました。ですが一部の畑は既に出荷済みのところもありました。

 

逆にまだまだこれから咲く花畑も多くありました。チューリップの多くはまだ開花前だったので、畑が一面と青々していました。チューリップ畑は4月中旬以降の方がたくさん見ることができるかもしれません。

満開になる前に出荷してしまう畑もありますが、ショーガーデン(見学できる畑)も多くあるので、5月上旬くらいまでお花畑サイクリングが楽しめると思います。

 

3月末から5月上旬までがお花畑サイクリングのシーズンだと思います。時期によって花の品種は異なりますが、どんなお花でも壮観なのは間違いありません!

そしてなによりも花畑サイクリングで最重要なのは天気です!晴れるであろう日をねらって計画を立てるのがポイントです。

 

 

 

 

自転車のレンタル予約

オランダのチューリップの街リッセ(Lisse)近郊に多くの花畑があり、またサイクリングルートが整備されています。

またリッセにはチューリップで有名なキューケンホフ庭園があります。オランダでチューリップを見るなら一度は訪れたいキューケンホフは、たった8週間のオープン期間に100万人以上の来場者が訪れる観光名所のチューリップ庭園です。

【オランダ】世界で唯一!700万本のチューリップが咲くキューケンホフ庭園
32ヘクタールの巨大な敷地のキューケンホフ庭園内には700万本のチューリップが咲き誇り、まさにお花の国。世界一大きいチューリップの庭園です。庭園内はお花の香りで満ちており、視覚的にも、嗅覚からも春の訪れを楽しむ事ができます。

 

そんなキューケンホフ庭園で自転車をレンタルをすることができます。キューケンホフのホームページのチケット売り場でBike tourのチケットを選択するとレンタル自転車の予約ができます。

日付・時間・台数を選択してオンライン決済で予約完了です。

キューケンホフのホームページからが予約が取りやすくなっています。ですが二人乗り自転車や子供用自転車を予約したい場合はレンタルショップwebサイトの方が車種が豊富です。またヘルメットやスマホホルダーなどもオプションでレンタルすることができます。

キューケンホフ公式サイト >>

自転車レンタルショップwebサイト >>

 

3時間の自転車レンタルで€11でした(2023年の価格)。オレンジカラーの可愛い自転車はギア付きで乗りやすかったです。借りるときにサドルの高さも調整してくれます。ちなみにハンドブレーキ仕様でした。

 

 

 

 

キューケンホフまでの行き方

自転車のレンタル予約をしたら、あわせてキューケンホフまでのバス予約もしましょう。キューケンホフのホームページのチケット売り場ではキューケンホフまでの往復バスのチケットも販売しています。(自家用車で訪れる場合は駐車場のチケットがあります。)

キューケンホフ庭園に入場しなくても往復バスのチケットだけを購入することができます。アムステルダムRai、スキポール空港、ハーレム、ライデンからの往復バスがでています。

 

もちろんキューケンホフ庭園を見学してからお花畑サイクリングも楽しめます。その場合は往復バス+入場券の購入しましょう。

 

 

バスの時間にご注意を!

筆者はアムステルダム・Raiを12時30分発のバスで予約し、当日に12時20分にバス乗り場に行きました。しかし既にバス乗り場が長蛇の列。バスに乗れるまでに1時間待ちでした…。何のための時間予約だったのかが謎です。

 

 

 

 

 

自転車を借りる

キューケンホフ庭園前の駐車場に自転車レンタルショップがあります。レンタルショップはバス停から駐車場の対面にあります。

お手洗いや売店がバス停の近く(キューケンホフ庭園入口)にあるので、自転車をレンタルする前に立ち寄っておくと効率的です。

 

自転車レンタルを13時30分で予約してましたが、バスが遅れたのでレンタル店に到着したのが14時でしたw。平日の空いてる日だったこともあり返却時間は遅くなってもいいよっと延長OKで借りることができましたが、基本的には3時間レンタルなので、バスの時間は余裕をもって予定をたてた方が安心です。

 

 

 

 

 

サイクリングルートと観光スポット

自転車を借りるときにルートマップがもらえました。サイクリングルートは4つあります。

  • キューケンホフ庭園の周りを一周する5kmコース(青色ルート)
  • 畑をまわる10kmコース(紫色ルート)
  • 畑とショーガーデンをめぐる15kmコース(緑色ルート)
  • 自然公園と海まで行く25kmコース(赤色ルート)

 

個人的な意見ですが5kmの青色ルートは短すぎて15分くらいで周れてしまうとしまうと思います。逆に25kmの赤色ルートは自転車が走行できないハイキングルートや自然公園が含まれているので上級者向けです。

なので10kmの紫色ルートか、15kmの緑色ルートが花畑サイクリングで満足度があるルートだと思います。

 

筆者的には15kmの緑色ルートがお勧めです。5分間隔ごとに次のお花畑が現れるようなルートで、全部で数十ヶ所のお花畑を見ることができました。

花畑ごとに停車して写真を撮ったり眺めたりしながらゆっくり周っても1時間30分くらいで、無理なく楽しめる程よい運動した感でした。

途中にあるショーガーデンに立ち寄って休憩をしても3時間で戻って来れるようになってます。

 

 

10kmの紫色ルートは1時間くらいで花畑をめぐり、最後はリッセの町中を通るのでカフェやレストランに立ち寄ることもできます。アイス屋さんがあったので一休みしてきました。

キューケンホフ庭園を観光してからちょっとだけ花畑サイクリングをしたい時は紫色ルートが距離的にちょうどいい感じな気がします。

 

 

レンタル時間延長OKだったので調子にのって、緑ルートと紫ルートの両方を周って所要時間が3時間の花畑サイクリングを楽しんできました!全25kmもサイクリングしたので、当たり前のように筋肉痛になりました…2日後に…。

 

 

 

 

 

サイクリングマップ

地図を広げながら自転車に乗れないから迷子になりそう…って不安があったのですが、道路標識にサイクリングルートの矢印が設置されていました。各ルートの色ごとに矢印が描かれているので、標識をたどっていくと迷うことなく進めました。

 

道路標識の矢印を頼りにサイクリングしてきましたが、スマホのマップで位置情報とルートが同時に確認できると便利だったので、サイクリングルートと主な花畑の場所などを地図にしました。

 

 

 

 

チューリップ畑とショーガーデン

休憩を含めてショーガーデンに立ち寄るのもお勧めです。

サイクリングルートのお花畑は畑の中に侵入できません(不法侵入罪になります)。ですがショーガーデンでは畑の中に入る貴重な体験ができます。そして映え写真を撮ることもできるし、併設したカフェでアップルパイを食べたり、お花を購入することができます。

 

気合いを入れればキューケンホフ庭園、お花畑サイクリング、ショーガーデンを1日で制覇することもできそうです。

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服装と持ち物

 

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自転車に乗りやすく、体温調整しやすい服装がお勧めです。

4月上旬、朝の気温は5度、日中は10度くらいでした。Tシャツ、パーカー、冬用ジャケットで訪れてちょうど良い感じでした。

道中に汗かくこともありましたが、上着のジッパーを開けたり、また写真を撮ったりしながら休憩して体温調整できました。

 

道中はコンビニやスーパーなどがなかったのでお水は持参必須です。自転車で汗もかくので水分補給はまめに取りましょう。また春とはいえど日差しが強い日もあるので日焼け止め帽子サングラスもあると役立ちます。

 

運転にご注意を!

サイクリングルートは自動車も通る道が多いので気をつけてください。ローシーズンの4月上旬でも花畑観光者の自転車や車の往来が多かったです。車も自転車も脇見運転してるので注意が必要です。

チューリップが満開になると混雑も想定されるので、運転には気をつけてサイクリングを楽しんでください。