アムステルダムの隣町のHaarlem(ハーレム)でミニチュア版のクリスマスを楽しむことができます。教会の地下で開かれる小さなクリスマスは絵本の中のようなファンタジーであふれていました。
ジオラマのミニチュアクリスマス
2021年から始まったハーレムの聖バフォ大聖堂の地下で開催されるジオラマ展。12月限定で開かれるこの展示のテーマはクリスマスです。
聖バフォ大聖堂へは初めて訪れたのですが、新しく綺麗な教会でした。
ミュージアムカードは使えませんが入場料にタワーに登れる分も含まれていたようで、60mのタワーからハーレム市内を一望でき、快晴の日にはアムステルダムやライデンまで見えるそうです。(筆者はタワーに登れるのを知らずに帰ってしまいました。)
教会の奥の祭壇の下に地下へと続く階段があり、ジオラマ展への入り口となっていました。階段を降りていくと沢山のクリスマスツリーが飾られていました。
雰囲気はファルケンブルグの洞窟クリスマスマーケットの超小さい版みたいな印象でした。
小さな会場でしたが、オランダやヨーロッパのクリスマスをイメージしたジオラマが展示されていました。
近づいてみると人形の1つ1つに物語があり、いつまでも眺めていられる展示でした。
展示室の大きさが10〜15mくらいとこじんまりとしているのですが、1〜2mの範囲ごとに小さな街が作られていて、全部の街を繋ぐように線路に電車が走っている、ちびっこが目を輝かせる展示になっていました。
クリスマスっぽい記念写真を撮れるところもありました。小さなお子さまから、模型やジオラマ好きな方まで楽しめる展示でした。
コロナ禍の現実よりも楽しそうなクリスマスの様子を楽しめました。
教会の地下でひっそりと催されているミニチュアでのクリスマスマーケットも楽しんでみてはいかがでしょうか。
午後14時が混んでる事が多いので時間をずらすといいかもです!
混雑を避けたい時は、オンラインチケット売り場で残っているチケット枚数から混雑状況を予測できます。
バフォ大聖堂
ジオラマ展が開催中の聖バフォ大聖堂(Kathedrale Basiliek St. Bavo)は、アムステルダムの中央駅や国立美術館を設計したオランダ建築家P.J.H.カイペルスの息子さんのジョセフ・カイペルスによって設計され1895〜1930年に建設された、わりと新しい大聖堂です。
ハーレムで有名な観光地の1つ、バフォ教会(De Grote of St. Bavokerk)と名前が同じですが別の建物なので間違えないようにお気をつけください。
ハーレムで楽しむクリスマス
毎年12月に開催されるハーレムのクリスマスマーケットは市街地全部がクリスマスマーケットと化す賑わいのあるイベントです。3日間限りの開催ですがオランダのトップ5に入る規模のクリスマスマーケットです。
またハーレムでは毎週月曜日と土曜日にグローテ広場で大きなマーケットが開催されています。
通常のマーケットですが12月には広場に巨大なクリスマスツリーも飾られるので、なんちゃってクリスマスマーケット気分も楽しめます。