オランダといえば「オレンジ」。
キングスデーやサッカーの試合の日には、街中がオレンジ色に染まり、
人もお店も、とにかく“オレンジ一色”になります。

スーパーにはオレンジのお菓子が並び、
洋服屋にはオレンジグッズが大量に登場。
もはや「オランダ=オレンジ」は当たり前のイメージですよね。
でもここでふと疑問。
なぜオランダはオレンジなの?
実はこのオレンジ色、ただのイメージカラーではなく、
王室の歴史に深く関係している“由来ありの色”なんです。
この記事では
- オレンジ色の起源
- なぜナショナルカラーになったのか
- 国旗にオレンジがない理由
- オレンジ文化の面白い雑学
をわかりやすくまとめました。
キングスデー前の予習としても楽しめる内容です。
ダッチオレンジの起源

オランダのオレンジ色のルーツは、
現在の王室「オラニエ=ナッサウ家」にあります。
16世紀、オランダ独立の中心人物となったのが
オラニエ公ウィレム1世(沈黙公ウィレム)。
彼の称号「オラニエ(Oranje)」が、
現在の“オレンジ”の由来です。

ちなみにこの「オラニエ」は、
南フランスにある地名から来ています。
ただし不思議なことに、この地域がオレンジの産地だったわけではなく、
なぜその名前なのかははっきりしていません。
その後、王家の名前として
「オラニエ=ナッサウ家」が受け継がれ、
オレンジ色は王室を象徴する色となっていきました。

現国王の名前にもオラニエ=ナッサウが引き継がれているね!
Willem-Alexander Claus George Ferdinand van Oranje-Nassauさん

ナッサウはウィレム1世のお父さんの名前らしいよ。
なぜオレンジがナショナルカラーになったのか
オレンジ色は、王室を象徴する色として使われ続けるうちに、
次第に「国のシンボル」として定着していきました。
国王や王室に関わるイベントでオレンジが使われ、
それが繰り返されることで
オランダ=オレンジ
というイメージが国内外に広がっていきます。

現在では
• キングスデー
• サッカー代表戦
• 国際イベント
などで、国民がオレンジを身にまとう文化が根付いています。
この現象は
・Oranjegekte(オレンジ狂)
・Oranjekoorts(オレンジフィーバー)
と呼ばれるほど。
オレンジは単なる色ではなく、
国の一体感を表すシンボルになっています。
オレンジフィーバーとは?

オランダでオレンジが最も爆発する瞬間が、
サッカーの国際試合です。
オランダ代表は「Oranje(オラニエ)」の愛称で呼ばれ、
ユニフォームももちろんオレンジ。
試合の日には
• 全身オレンジコーデ
• フェイスペイント
• オレンジの小物
と、街中が完全にオレンジ一色になります。
この熱狂的な状態が
Oranjekoorts(オレンジフィーバー)
サポーター集団は
Oranje Legioen(オレンジ軍団)
と呼ばれ、まさに国をあげたお祭り状態です。
オランダ国旗にオレンジがない理由
<オランダ国旗>
ここで気になるのがこの疑問、
なぜ国旗にオレンジがないの?
現在のオランダ国旗は
「赤・白・青」の3色。
ですが、もともとは
オレンジ・白・青でした。

それが後に赤へ変更された理由には、いくつか説があります。
- 染料が変色しやすかった
- 海上で視認しにくかった
- 政治的な理由
など、はっきりした理由は不明で、
いわゆる“諸説あり”の状態です。
オレンジの服はいつ着る?(リライト)

オランダでは、オレンジの服は“特別な日”に着る色です。
例えば
• キングスデー
• サッカーの試合
• 国のイベント
逆に普段はあまり着られていません。
むしろ普段オレンジを着ていると
「今日は何かあるの?」と言われることもw。

キングスデー当日は、
オレンジを着ている方がむしろ普通。
少し派手かな?と思っても、
外に出ればすぐに馴染みます。

初めてならTシャツや小物だけでもOK
オレンジの人参はオランダ発?

実はオレンジ色の人参、
オランダ発祥という説があります。
もともと人参は
• 紫
• 白
• 赤
などの色が主流でした。
それをオランダ人が改良し、
現在のオレンジ色の人参が広まったと言われています。
理由は
王家への敬意だったという説も。
ただしこれは諸説ありで、
ちょっとした雑学として楽しむのが良さそうです。

信じるか信じないかは貴方次第ですww
最後に
オレンジ色の意味を知ると、
キングスデーの見え方も少し変わってきます。
ぜひともオレンジ色をまとってキングスデーを楽しんでみてください!



