外食が高価なオランダでは自炊のスキルが必須です。
とはいえ毎日のように手の込んだ食事を用意するのは一苦労。たまには手抜きも必要です。
料理が得意でない筆者は常に手抜き派です。
如何にサクッと食事の支度ができるかを重視して生きています。そしてソコソコ美味しい事も大切にしています。
SNSに投稿できるような映える料理ではないけれど、簡単&まぁまぁ美味しい我が家の手抜き生活をご紹介します。
レンチン飯 2選
手抜きの中の手抜き料理と言えばレンチン飯です。もはや料理もしません。
オーブンよりも時短で、待つこと数分で温かい食事が完成です。コンビニ文化に慣れている日本人には最も身近で便利な食事スタイルではないでしょうか。
カレー
日用品や雑貨が安く買えるAction(アクション)は、お菓子や調味料やインスタント食品なども販売しています。
そんなアクションのインスタント食品コーナーで販売しているカレーは電子レンジで3分温めるだけ。ご飯も付いているので、これだけで1食が完成です。お値段も2〜3ユーロだったと思うので、お手軽ランチに重宝します。
中でもTikka Masala(ティッカマサラ)はまるでボンカレーの中辛のような美味しさ。アクションに行ったら買ってしまう1品です。
ラザニア
筆者が頻繁に利用しているスーパーマーケットのDirk(ディルク)で販売しているデイリーシェフのLasagne(ラザニア)は、オーブンまたは電子レンジでも調理できる優れものです。
電子レンジで調理する場合は容器を移す必要がありますが、食べる分だけお皿に取り、ラップをして5分くらいチンすれば完成です。
チーズがトロトロで、ホワイトソースも濃厚でクリーミーな一品です。ボロネーゼ(肉)とサーモン(魚)とほうれん草(ベジタブル)の3種類あった気がします。特売で2〜3ユーロくらいで売っているので、その時によく買います。
混ぜて焼くだけ 3選
食材を混ぜるだけ、準備する材料や調味料が少なくてすむのも手抜き料理の醍醐味です。
オランダのスーパーマーケットでは既にカットしてある野菜やお肉も販売しているので、まな板を使わずに調理する事もできてしまいます。
イカ飯
スーパーマーケットでイカの缶詰を発見したので、興味本位で作ってみたら美味しかったのがイカ飯です。
オイル漬けのイカの缶詰を炊き立てご飯(2〜3合)に混ぜ、粉末だしと醤油で味を整えれば完成です。
写真のイカ缶はガーリック味がついていたので、そのまま食べても美味しいおつまみにもなります。イカ缶は1〜2ユーロくらいで買えた気がします。
リゾット
Knorr(クノール)の簡単調理シリーズは本当に簡単で、リゾットにはお米も入っているので準備するのはお肉と野菜だけです。
お肉を炒めて、野菜を追加して炒めて、クノールのリゾットBOXに入っているお米とスパイスを追加して炒めて、最後にお水を加えて20分弱くらい煮炊きするだけ。
箱の裏面に記載されている作り方はオランダ語ですが、翻訳アプリを使えば大まかに理解できます。
必要材料には鶏肉〇〇g、マッシュルーム〇〇g、ズッキーニ…などなどと書かれてますが、冷蔵庫に残っているお肉と野菜を適当に入れても完成するので、買い物に行きたくない日にも役立ちます。
クノール調理シリーズは特売だと2〜3ユーロくらいで購入できます。
焼きそば
Maggi(マギー)の簡単調理シリーズも手抜きできます。焼きそばには麺も入っているので、こちらも準備するのはお肉と野菜だけです。
写真のカレー味はまだ食べた事がありませんが、チリ味はちょい辛でした。その他にテリヤキ味もあり、よくある海外のTERIYAKIって味です。
日本の焼きそばとは掛け離れた味ですが、まぁまぁ美味しく、なによりも調理時間10分ソコソコで作れる優れものです。
味が3割、速さ7割くらいを求めてる時の手抜き料理に適しています。
マギーシリーズは特売で1〜2ユーロくらいで購入できます。
和食 2選
オランダに居ようが、どこに居ようが、やっぱり日本食が一番です。
筆者でも簡単に和食も作れました。
肉じゃが
Action(アクション)のダイエットヌードルが白滝だとSNSで見かけたので買ってみました。白滝があれば日本の定番家庭料理の肉じゃがを作る事ができます。
小学校の家庭科の時間で習った(気がする)肉じゃがは、お肉、じゃがいも、ニンジン、玉ねぎ、白滝があれば(クックパッドをみながら)割と簡単に作る事ができます。
調味料に使う粉末だしのみアジアンスーパーで入手が必要ですが、醤油や食材はスーパーマーケットで揃える事ができました。砂糖はコーヒー用のシュガースティック、ミリンは無しでもちゃんと肉じゃが味になりました。
白滝は1袋に200gも入っているので大量の肉じゃがができてしまうのですが、ダイエットヌードルなので全部食べても9キロカロリーで問題なしです。
アクションの白滝ことダイエットヌードルは1ユーロくらいで購入できます。
白玉
最後はデザートです。アジアンスーパーで入手ができる「粉」と書かれている水磨糯米はもち米の粉らしいです。
この粉に水を少しずつ加えて混ぜ、耳たぶくらいの柔らかさになったら丸めて平たく形成します。それを沸騰したお湯で1〜2分茹でるだけで白玉の完成です。
水で冷やした白玉に、アジアンスーパーで買ったゴマと砂糖を和えれば美味しいデザートが爆誕しました。
アジアンスーパーであずき缶を買ってくると白玉ぜんざいも作る事ができますし、スーパーマーケットの果物缶と混ぜてフルーツポンチも作れます。
最初は水の量が分からず失敗もしましたが、匙加減を覚えてしまえば5分もかからずに作れてしまいます。
水磨糯米はアジアンスーパーで2ユーロしないくらいで購入できます。1袋で写真の量の4倍以上は作れます。
時には手を抜くことも、毎日を楽しむ秘訣です。
筆者の場合はただのめんどくさがりなところもありますが、たまには楽したって良いんです。