先週に引き続きアムステルダムの食べ物屋さんのお話です。
先月と今月は甘いものが食べたい欲求が強かったので、気になっていたけど訪れたことがなかったお店を巡っておりました。
そして春といえばパン!春のパン祭りシーズンです。
オランダではシールを集めてお皿と交換できるお祭りはありませんが、美味しいと噂のパン屋さんがあります。
本日は最近訪れたアムステルダムのパン屋さんのご紹介です。
インフレによりパンのお値段も上がっていますが、それでもアムステルダマー(アムステルダム市民)に人気のパン屋さんに行ってきました。
デニッシュが美味しいパン屋カフェ Rise Bakery
アムステルダムの人気市場のアルバートカイプマーケットにあるRise Bakery。焼きたてのパンを店内でも食べることができるパン屋さんです。
厳選された小麦粉・水・塩を使った丸パンやバゲットやライ麦パンなども人気ですが、Rise Bakeryの一推しはクロワッサンやデニッシュなどのフランススタイルのペストリーです。
中でもRise Bakeryでしか食べれないのがWheelと呼ばれるタイヤ型のデニッシュ。サクサクのデニッシュ生地にチョコがかかっており、中にはマンゴーソースがたっぷり入っています。
片手でホールドできる持ちやすさ、かぶりつくと溢れてくるソース、サクサク食感とマンゴーソースの甘酸っぱさが相性抜群で無言で頬張ってしまいます。
大きくて食べ応えがあるので腹持ちが良く、朝ごパンやおやつになるのも満足ポイント高めです。
洋菓子パン屋さん grammes
ホテルオークラのご近所にあるgrammesは、パリやNYで10年修行をつんだパン職人さんが作るタルトやパウンドケーキやマドレーヌなどが人気の洋菓子屋さんです。
営業時間が限られてますが、地元の方に人気の洋菓子店。タルトなども美味しそうですが、地元民に人気なのはクロワッサンやデニッシュです。
土曜日の閉店間際に訪れたので、残っていたのがチョコクロワッサンとアーモンドクロワッサンでした。
見た目がシマシマで可愛いチョコクロワッサンはサクサク生地に甘〜いチョコクリームがたっぷり入っていました。チョコクリーム抜きでも美味しいんじゃないかってくらいバターの風味が豊かなクロワッサンでした。
アーモンドクロワッサンは生地の中にアーモンドペーストが練り込んであって、ソフトなしっとり食感です。スイーツタイプのクロワッサンですが甘いというよりは香ばしい甘さで、個人的にはチョコクロよりアーモンドクロワッサンが好みです。
一番人気で食べたかったピスタチオのデニッシュが残念ながら売切れで買えなかったので、また訪れたい洋菓子パン屋さんです。
フランスのパン職人さんのお店 Le Fournil de Sébastien
フランスのパン職人さんのパン屋さんLe Fournil de Sébastienはアムステルダムとアムステルフェーン、そしてヒルフェルスムにお店がある人気で有名なパン屋さんです。
毎年1月にはフランスの伝統焼き菓子ガレット・デ・ロワを季節限定販売していることでも知られています。
時間帯によってはお店の外にまで行列ができるパン屋さん。時間をずらして訪れたので店外に行列はありませんでしたが、店内には数人のお客さんがいらして5分待ちくらいでした。
様々な種類のバゲットやクロワッサン、その他にタルトなどのスイーツ類も常備されており、全部美味しそうで選ぶのに悩んでしまいます。
絶品と噂のクロワッサン、ルバーブのタルト、カヌレを買ってみました。
クロワッサンはサクサクのしっとり食感でバターの風味が濃厚。朝ゴパンに2〜3個ペロリできてしまいそうな軽さと美味しさです。
甘酸っぱいルバーブは筆者の好物なのでルバーブのタルトを買ってみました。ルバーブよりもクリームの割合が多くてちょっと甘めだったけれども、タルトがクッキーみたいな柔らかさでめちゃ美味しかったです。
カヌレは一度食べてみたかったので買ってみました。思ったより硬い食感の外側と、思ったより柔らかい食感の内側のコントラストが不思議食感です。ビターだったり、甘味があったり、卵のまろやかさもあって、ブランデーっぽい独特な風味もあって、全部が詰まった食感と味覚のおもしろい食べ物でした。