オランダに到着してからの数日間に必要な情報をまとめてみました。
①空港から滞在先まで
スキポール空港はヨーロッパのハブ空港と言われるほど毎日たくさんの飛行機が到着し、その利用者も多いためかハイシーズン時には混雑のしすぎで乗り遅れる人もいるほどです。
スキポール空港からアムステルダム市街地までは電車やバスの便も良く、所要時間も30分程度です。
しかしオランダに到着したばかりでは電車の乗り方もわかりません。滞在先がアムステルダム近辺であればタクシーを利用をお勧めします。特に大きな荷物や小さなお子様がいらっしゃったらなおさらタクシーが便利です。
がしかしぼったくりタクシーもあるのでお気をつけください。
タクシーで移動される場合は認可タクシーを利用しましょう。認可タクシーはTAXIのサインと青いナンバープレートをつけています。
もしくはUberも便利です。アプリをインストールしておけば直ぐに利用できますし、利用前に料金が分かるので安心です。
日本出国までの準備、オランダまでの長時間のフライト、そして入国審査と、到着までの疲労はかなりのものとなります。ですが空港から滞在先までもマダ気を抜けないところです。事前にどのように移動するか計画しておきましょう。
②携帯電話とSIM
滞在先に到着し一休みしたらオランダの携帯電話番号を取得しましょう。(スキポール空港でお時間があれば空港内にも携帯ショップがあります。)
SIMフリーの携帯を既にお持ちであれば、現地のSIMを購入するだけでオランダの電話番号をゲットできます。
滞在先付近の携帯ショップやSIMが買える場所はホテルのフロントや観光案内所で聞いたら教えてくれると思います。
オランダは至る所でフリーwifiが使えるので、しばらくの間はプリペイドSIMでも電話だけできれば問題ありません。
③観光と交通機関
到着翌日、まずは観光してみてください。
どんな街か知ること、どうやって電車やトラムに乗るのか、スーパーマーケットで何が売っていて、どうやって買うのか。実際に体験してみるのが早いです。
アムステルダム観光にはCity Card(シティーカード)がオススメです。
シティーカードはアムステルダムの観光パスとなっており、
- 70箇所以上のミュージアム入場券
- 市内の公共交通機関乗り放題
- 運河クルーズ
- レンタル自転車1日券
などが付いているお得な観光フリーパスになっています。
シティーカードはオンラインで購入できて、アプリをダウンロードすれば直ぐに利用できます。
アプリではシティーカードが利用できる施設も表示されているので、観光情報もゲットできます。
④自転車と車
観光してみると感じるのが都市部での自転車の多さだと思います。
道路には必ずと言っていいほど自転車レーンがあります。
一見歩道と見間違えやすいので、自転車レーンを歩かないようにお気をつけください。
車も自転車も日本と逆の右側通行ですので、道を渡るときなど左右しっかり確認しましょう。
観光するのに自転車をレンタルすることもできますが、自転車に乗るときはオランダのルールを守りましょう。
①自転車レーンを走行する。
②曲がるときは手信号をする。
③駐輪するときは鍵をしっかりかける。
④慣れるまではスピードを出さない。
⑤急に止まらない。
⑥自転車の信号を守る。
慣れてしまえば自転車があると便利ですが、慣れるまでは危険でしかありません。
車をレンタルされるには、現地の免許証か国際免許証が必要です。また道路標識も異なるので、事前に予習して安全運転を。
⑤オランダ語
観光や買物などでは英語が通じます。レストランなども英語のメニューがある所が多いです。そしてオランダ語で話しかけられても、こっちが英語だと相手も英語に切り替えてくれます。
最初にオランダ語に悩まされるのはスーパーマーケットだと思います。訪れると分かると思いますが、商品表示はオランダ語です。
野菜などは見れば分かるんですが、箱に入っていて中身の写真などがパッケージに無いと、なんだこれってなります。(たまに通りすがりの他のお客さんに聞くんですが、皆さん親切に教えてくれます。)
食品アレルギーなどをお持ちの場合は買い物も大変かもしれません。
⑥病院
オランダはホームドクター制度なため、健康保険加入後にホームドクターを登録する必要があります。ですがビザが取れるまで健康保険に加入できないので、急病の時は救急扱いになります。
保険外料金となりますが、健康第一です。
日本語での医療相談ができる病院があります。病院を利用されるときはパスポートとクレジットカードと現金をお持ちください。病院によってはカードが使えないようです。
また海外保険に加入しておくことも大切です。
在蘭日本商工会議所のホームページにてオランダの病院情報が日本語で記載されているので覚えておきましょう
自身のオランダ生活がまだまだ浅いため、ざっくりとしたご紹介になってしまいました。
実際に来てみて何に困るかは人それぞれになってしまいますし、最終的には自分自身で調べるしか無いのですが、多少であれオランダでのスタートの様子を想像していただけたらと思います。
他の記事とあわせて移住の参考にしてみてください。