アムステルダムを代表する運河(シンゲル運河、ヘーレン運河、カイザー運河、プリンセン運河)とその運河に沿って立ち並ぶ旧市街の運河区を、Grachtengordel(グラクテン・ゴルデル )と呼びます。
旧市街のグラクテン・ゴルデル
ユトレヒト通りエリア
グラクテン・ゴルデルの南東のエリアには、道幅の狭い通りにトラムも車も自転車も人も行き交うUtrechtsestraat(ユトレヒト通り)がありあます。
かつてこの通りは、アムステルダムから30キロほど南に位置するユトレヒトへと続く道だったことから、ユトレヒト通りと名付けられました。
現在、ユトレヒト通りには多くの専門店が軒を連ねるショッピングストリートです。
チーズ専門店、ワイン専門店、家具ショップ、デザインストアにカフェやレストラン。
以前にご紹介したファッションとライフスタイルのお店、Sissy-Boy(シシーボーイ)のユトレヒト通り店もあります。
Sissy-Boy(シシーボーイ)の向かいにあるデザインストアJanもオススメ店です。
地元の人も多く、冬にはイルミネーションも綺麗なショッピングストリートです。
ユトレヒト通り周辺のスポット
Rembrandtplein
ユトレヒト通りの北端にあるRembrandtplein(レンブラント広場)は、レストランやバー、ナイトクラブが多く、深夜まで賑やかなエリアです。
またここには広場に面した巨大な液晶画面があります。
アムステルダムのサッカーチームAjax(アヤックス)の試合などが放映されることもあり、その時はサポーターたちがワンサカ集まります。
広場の名前に纏わって、レンブラントの夜警の彫刻があることでも有名です。
Magere Brug
<毎年8月に開催されるプライドの運河パレード@マヘレの跳ね橋(右端)>
ユトレヒト通りの1つ東側の通りには、アムステル川が流れており、そこに架かるMagere Brug(マヘレの跳ね橋)は歴史ある跳ね橋です。
1671年に造られ、アムステルダムで唯一の木造の跳ね橋として知られる観光スポットで、今では自転車通勤族の主要交通路となっています。
普段でも多くの観光客が訪れますが、運河のイベントが開催される時などは、橋の上は人で埋め尽くされます。
毎晩ライトアップもされているので、夜の散歩コースにもお勧めです。
Reguliersgracht
<霧の早朝のレグリールス運河>
ユトレヒト通りの1つ西側の通りには、Reguliersgracht(レグリールス運河)があります。
このレグリールス運河は旧市街では珍しく、ヘーレン運河、カイザー運河、プリンセン運河と旧市街を代表する3つの運河を縦につないでいます。
運河と運河が交差する場所のため、そこに架かる橋はとても超急勾配。
自転車族には厳しい橋ですが、半円形の橋が運河に映り込む景観は美しく、ぜひ散策していただきたい場所です。
ユトレヒト通りの商店街ホームページには、通り沿いのお店の情報が掲載されていますのでチェックしてみてください!。(オランダ語のみ)