ヨーロッパのハワイ的なポジションのリゾートアイランドのマヨルカ島(majorca)。
オランダからは直行便があるので約2時間30分で訪れることができる人気の旅行先です。
沖縄の約3倍の面積があるマヨルカ島は長期滞在ではレンタカーがあると島の各名所や人気のビーチにアクセスしやすいです。
また島の全域にバスルートが網羅しているので、バス移動でも観光は容易です。
空港から州都パルマ・デ・マヨルカまではバスでたったの15分。週末旅行でチョロっと滞在でもアクセスがいい観光地だと思います。
観光名所
州都のパルマ・デ・マヨルカを中心に観光名所が集まっています。
パルマ・デ・マヨルカ大聖堂
マヨルカ島の重要文化財のパルマ・デ・マヨルカ大聖堂(Palma de Mallorca Cathedral)は、1230年に建設が開始され、1601年に完成した歴史ある建物です。
20世紀に行われた大規模改修工事には、サグラダファミリアの設計者アントニ・ガウディ案が一部採用されています。
パルマ・デ・マヨルカ大聖堂のお隣に建つラ・アルムダイナ宮殿(Royal Palace of La Almudaina)は元々は要塞でしたが、現在はスペイン王室の公式の住居の1つで夏の別荘地です。大聖堂と宮殿をセットで見学するのが定番です。
ベルベール城
ゴシック様式のお城のベルベール城(Bellver Castle)は14世紀のマヨルカ島の王のために建てられた、ヨーロッパでも数少ない円形のお城です。
18〜20世紀にかけては刑務所だった歴史もあります。
現在は博物館として保存されており、屋上からはマヨルカを眺望できます。
ソーリェル鉄道
州都パルマ・デ・マヨルカから約22km先の町ソーリェルまでを運行するソーリェル鉄道(Sóller railway)は、運行が始まった1911年から現在も多くの乗客を運ぶ主要な電車です。
車両は現在も木造で、開業以来同じ外観を維持しています。
山脈を通るルートの車窓からはマヨルカ島の大自然を眺望できます。
さらにソーリェルから北に約6kmの港町ポート・デ・ソーリェル(Port de Sóller)まではトラムが運行しています。
1913 年に開通したトラムは街や広場を通るルートで、車窓からは人々の生活風景を眺望できるでしょう。
鉄道の運行は夏季がメイン。冬季は運休していることがあります。
パルマ・デ・マヨルカからソーリェルまで鉄道の旅、ソーリェルから港までトラムの旅、そして港から隣町まで船の旅がセットになった日帰りセルフツアーも人気のアクティビティーです。
ドラック洞窟
マヨルカ島の観光で最もおすすめなのがドラック洞窟(Coves del Drach)です。
マヨルカ島に数ある鍾乳洞の中でドラック洞窟だけがもつユニークな点は、洞窟内でクラシックコンサートを鑑賞し、最後に地下湖をボートで渡れることです。
市街地からは車で1時間ほどかかりますが、パルマ・デ・マヨルカ発のツアーもあるので、日程に余裕があったら足を伸ばしてみてください。
水族館
空港前にあるパルマ・アクアリウム(Palma Aquarium)は巨大なサメの水槽がある人気の水族館です。
バレアレス諸島近郊に生息するカラフルなお魚や、巨大な珊瑚礁など、さまざまな海洋生物を見ることができます。
空港までバスで17分と近いので、帰りの飛行機までの時間調整に訪れるのにも役立ちます。
食べ物
美味しいで人気のスペインご飯。マヨルカ島は新鮮なシーフードがどのレストランでも豊富です。
観光地なのでお値段は少し高めですが、アムステルダムよりは安かったです。そして基本的に大盛りでした。
パエリア
スペインといえばのパエリア。シーフード系のパエリアとお肉系のパエリア、またはイカ墨パエリアなど、いくつかの種類があります。
多くのレストランでは2人前からの提供ですが、1人前のメニューも置いてるお店もありました。
イカとタコ
ヨーロッパでは馴染みの少ないイカ料理とタコ料理を提供しているレストランが多いです。イカフライや、タコの唐揚げなどはスナックとしてベストです。
ビーチで遊んだ後にカラカラの喉を潤すビールやカクテルのお供に最強のおつまみです。
これも大盛りで出てくるので、おやつにしてはお腹いっぱいになります。
日本食
オシャレな日本食料理店もいくつかありました。新鮮なお寿司やお刺身が食べれるだけで幸せです。
カフェ
朝ごはんやブランチにビーチサイドのおしゃれカフェもおすすめです。
オリジナルのトーストで優雅な朝ごはんは休暇の特権です。
日に焼けた肌の回復のために搾りたてのフレッシュオレンジジュースでビタミン補給もしっかりとしましょう。
マヨルカのパン
マヨルカ島の名物の大きなパンのエンサイマーダ(Ensaimada)は、表面はパリパリだけど中はフワフワ食感で、噛むと脂がとけだしてくるジューシーなパンです。
1個が大きいのでシェアして食べると良いかもです。
ツアーで観光
ビーチでのんびり過ごし、美味しいものをたらふく食べた翌日は、現地のツアーに参加して遊んでみてはいかがでしょうか。
市内観光ツアーから、アイランドホッピングのボートツアー、イルカのウォッチングツアーなど様々なアトラクションが充実しています。
ツアーでしか見ることのできない美しい景色に出会えるかもしれません。
マヨルカ役立ち情報
週末旅行の短期滞在でも、のんびりバケーションの長期滞在でも満喫できるマヨルカ島。
ビーチで海水浴も楽しむなら6〜9月がベストシーズンです。
空港から市内まで
アムステルダムからマヨルカ島までは直行便がでており、約2時間30分で訪れることができました。
空港から市街地まではバスで15分ほどで、片道€3〜4でした。(2024年の価格)
バスは30〜60分間隔で運行してました。
島での移動方法
島内の主要な公共交通機関はバスです。1時間に1〜2本と運行数は少ないですが、マヨルカ島のほぼ全域を網羅しています。
バスの乗車券はクレジットカードやヨーロッパのデビットカードで決済できます。乗車時と降車時にタッチ決済する要領です。1枚のカードで5人まで支払えるようになってました。
現金払いでの乗車もできますが、カード支払いの方が割安で乗車できるっぽかったです。
バスの運行ルートや時間はGoogleマップで検索できたので、スマホがあれば移動に困ることはなさそうです。ただしバスは時間通りには来ないので余裕を持って移動しましょう。
島内を効率よく移動したい場合は空港でレンタカーが便利です。人数や荷物が多い場合もレンタカーの方が移動が楽だと思います。
航空券と宿泊施設
オランダからマヨルカ島までは直行便がありました。約2時間30分で訪れることができるので、3泊4日でも十分に楽しめてリフレッシュできました。
ハイシーズンを除けばお買い得価格の航空券がでてる日もあります。
リゾート地のマヨルカ島はホテルの価格が高めです。ご家族やお友達と人数多めで訪れてアパートメントホテルなどを借りた方が割安です。
観光がメインなら州都のパルマ・デ・マヨルカ(Palma de Mallorca)周辺が便利です。
海水浴を楽しむなら西南のサンタポニカ(Santa Ponça)周辺に比較的安い宿が多かったです。
マヨルカの超絶綺麗なビーチを楽しむなら島の南にあるコロニア・サン・ジョルディ(Colònia de Sant Jordi)周辺が人気です。