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【ハールレム】笑いの巨匠画家フランス・ハルスの美術館

オランダの芸術
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1913年にオープンして以来、人気のやまないフランス・ハルス美術館(Franshals Museum)。

フランス・ハルスの絵画を中心に、黄金時代のコレクションを数多く展示しています。

 

 

笑いの巨匠画家 フランス・ハルス

<photo credit: wikipedia>

フランス・ハルス(Frans Hals)は17世紀のオランダで活躍した巨匠画家で、レンブラントと同時代に活躍しているオランダ絵画の黄金時代を代表する画家の1人です。

フランス・ハルスは生涯2度結婚しており、計14人もの子どもがいる子沢山のパパでした。

84歳で死去するまでハールレムで生活し、多くの肖像画を描いて人生のほとんどの時間を過ごしました。

 

フランス・ハルスの作品はハールレムの住人を描いた肖像画が多いことで有名です。

人々の生き生きとした表情を捉える描写力は卓越しており、笑っている人物画を多く描いたことから「笑いの画家」と呼ばれました。

代表作の『陽気な酒飲み』、『微笑む騎士』は、モデルの人柄まで伝わってくるような名作になっています。

 

 

 

フランス・ハルスの才能は絵画界に急激な変化をもたらしたとされ、
その発祥の地・ハールレムにフランス・ハルス美術館が設立されました。

フランス・ハルス美術館ではフランス・ハルスのコレクションから、16〜17世紀の絵画を取り巻く革命的な絵画の変化を見ることができると思います。

 

全部で28個の展示室を持つこの美術館には17世紀のドールハウスの展示もあり、ドールハウス好きにはたまりません。

また、15〜28番の部屋は、床壁天井のデザインが全て異なり、部屋ごとに異なった印象も楽しめます。

エントランスからチラリと見える中庭も素敵です。

Franshals Museum(フランス・ハルス美術館)概要(2017年1月現在)
火-金:11〜17時、土日祝:12〜17時
月曜休館
€15.50
ミュージアムカード可 (企画展:別途料金)
Groot Heiligland 62 2011 ES Haarlem, オランダ
franshalsmuseum.nl