オランダの一般的なスーパーマーケットで売っている黒砂糖で黒蜜を作ってみました。
とても簡単な5分クッキングでした。
黒蜜の作り方
まずは黒砂糖のお買い物です。今回は近所のディルク(Dirk)で買ってきましたが、アルバート・ハイン(Albert Heijn)でも売っています。
作り方1:材料
スーパーマーケットのお砂糖売り場にあるBastedsuiker Donkereが黒砂糖です。これがあれば和菓子定番の黒蜜が無限に生成できます。
黒砂糖1袋(600g)が1.30ユーロくらいで購入できました。
作り方2:計量
黒砂糖100gに対してお水100gを用意します。1:1の割合なので覚えやすいです。
計量器が無いので1袋の3分の1くらい(推定200gくらい)と、たぶん250mlのカップで200mlくらいを目分量で測ってみました。
きっちりと測らなくても大丈夫?だと思います。
作り方3:加熱
お鍋に黒砂糖とお水を全て入れて火にかけます。強火でやってみました。黒砂糖が溶けるように混ぜながら加熱します。
沸騰すると地獄絵図みたいになりました。地獄絵図状態になったら弱火にし、5分間煮詰めます。焦げないように時々かき混ぜます。
煮詰まったら火を止めます。光沢のあるキレイな黒光。これで黒蜜の完成です。
作り方4:冷ます
容器に移して冷まします。思ってたより大量にできました。ちょっと使う分くらいなら50gくらいの量で作って十分だと思います。
熱湯消毒した保存容器であれば2週間以上も保つそうですが、普通の容器なので1週間以内を目安に食べました。
きな粉をつくろう
きな粉だけはオランダのスーパーマーケットでは手に入りませんでした。アムステルダムだと韓国系スーパーのシーラ(Shilla)で売っているそうです。
そんな貴重なきな粉は、どうやら家庭でも簡単に作れるようです。
機会があったら作れるように作り方をメモっておきます。
材料:大豆
大豆(Sojabonen)はオーガニック食品専門店のエコプラザ(Ekoplaza)で購入する事ができます。
500gで2.30ユーロくらいです。
作り方
乾燥大豆を150度のオーブンで5〜7分、またはフライパンで5〜7分ほど空炒りします。
焙煎した大豆をフードプロセッサーやミルサーで粉末にします。コーヒーミルでも粉末にできるようです。
粉末になったらきな粉の完成です。
密閉容器に入れて冷蔵保存で1ヶ月は保つそうです。
甘いきな粉にするにはきな粉2に対して砂糖1の割合が黄金比らしいです。砂糖を加えたきな粉は長期保存に適さないので、食べる分だけ砂糖を加えて甘いきな粉にするのがポイントです。
美味しい食べ方
出来立てのわらび餅にかければ和スイーツの完成です。
特売のバニラアイスにかければ黒蜜きな粉アイスも完成です。
グラスの内側に黒蜜をたらして牛乳をそそいできな粉をトッピングすれば黒蜜きな粉ラテの完成です。
きな粉と黒蜜があれば自宅が和菓子屋さんです。トーストやアイスにかけるだけでも美味しいし、わらび餅やくず餅も簡単に作る事ができます。
日本のスイーツが恋しくなった時は自宅で和スイーツ作りを試してみてください。