オランダの春といえば、どこまでも続くチューリップ畑。
「花畑の中を自転車で走ってみたい」
そう思っていても、
- どこで自転車を借りるの?
- 花畑はどこにある?
- ルートはある?
- ベストシーズンは?
- 初心者でも本当に大丈夫?
調べることが多すぎて、結局やらずに終わる人がほとんどです。
実はこれ、キューケンホフ周辺でレンタルすれば誰でも簡単にできます。
しかも、
✔ ルートは整備済み
✔ 地図あり
✔ 初心者OK
✔ 公共交通でアクセス可
今年こそは、と思い立ち実際に体験してきました。
結果は…

想像以上に最高。
花の香り、広がるストライプ畑、青空の下のサイクリング。
ツアー不要で、自由で、写真も撮り放題。
この記事では、
✔ ベストシーズン
✔ 自転車レンタル予約方法
✔ おすすめルート(距離別)
✔ ショーガーデン立ち寄り方法
✔ 失敗しない持ち物
をまとめています。
キューケンホフ観光+花畑サイクリングをセットで楽しみたい方は必見です。

お花畑サイクリングのシーズン
オランダの花畑シーズンは、3月末〜5月上旬の約6週間。
この短い期間だけ、あのカラフルなストライプ畑が広がります。
ただし、咲く花の種類や見頃は時期によって変わります。
3月下旬〜4月上旬

ヒヤシンスや水仙が主役。
紫やピンクのヒヤシンス畑は香りが強く、風にのって甘い香りが広がります。
4月上旬に訪れた時は、ヒヤシンスが満開で圧巻でした。
一方でチューリップはまだ蕾が多く、畑は青々しているところも。
4月中旬〜下旬

チューリップが本格的に開花。
赤・黄色・ピンクのストライプ畑が増え、いわゆる“王道の絶景”が見られる時期です。
ただし出荷用の畑は満開前に刈り取られることもあります。
5月上旬

後半になると刈り取られた畑も出てきますが、ショーガーデンは開花が調整されているため安心。
まだ十分楽しめます。

最重要ポイントは「天気」
実は、満開かどうかよりも晴れているかどうかの方が重要。
青空の下で見る花畑は、色のコントラストがまったく違います。
曇りの日は写真も少し暗くなりがち。
できるなら、晴れ予報を狙うのがベストです。
完璧なタイミングは狙えない
ベストシーズンは毎年の気候に左右されます。
「完璧な満開日」を狙うのはほぼ不可能。
だからこそ、
✔ 日程が決まっているなら
✔ 晴れそうな日を選び
✔ 早めに交通手段を押さえる
これが一番現実的で安心です。
特にキューケンホフ周辺は週末になるとバスも混み合います。
自転車レンタル予約(迷わない版)
花畑サイクリングの拠点は、チューリップの街リッセ(Lisse)周辺。
そして一番ラクなのが、
キューケンホフ前で借りる方法です。
キューケンホフ庭園の正面駐車場にレンタルショップがあり、
観光客向けに整備されたルートマップも用意されています。
つまり、
✔ 自転車はここで借りればOK
✔ ルートもその場でもらえる
✔ 初心者でも安心
予約方法は2パターン
① キューケンホフ公式サイトから予約(おすすめ)
キューケンホフのチケットページで
「Bike tour」を選択すれば、自転車の予約ができます。
日付・時間・台数を選んでオンライン決済するだけ。
キューケンホフ入場券や往復バスと同時に押さえられるので、
一括予約ができてラクなのが最大のメリットです。
② レンタル専門ショップのサイトから予約
二人乗り自転車や子供用自転車、
ヘルメットやスマホホルダーなどを借りたい場合はこちら。
車種が豊富なので、家族旅行やグループ旅行向き。
レンタル料金

3時間レンタルで€11(※2023年価格)。
ギア付きで乗りやすく、サドル調整もしてくれます。
観光用に整備されているので初心者でも問題なし。
ベストな予約の流れ
- キューケンホフ入場日を決める
- 同じ日にバス+入場券を予約
- その日の午後枠で自転車を予約
これが一番スムーズ。
午前中にキューケンホフ
→ 午後に花畑サイクリング
この流れが王道コースです。
キューケンホフまでの行き方(失敗しない行動設計)

自転車を予約したら、次に押さえるのがキューケンホフまでの交通手段。
結論から言うと、
直通バスを事前予約するのが一番ラクで確実です。
キューケンホフの公式サイトでは、
✔ 入場券
✔ 往復バス
✔ 駐車券(車の場合)
をまとめて購入できます。
現在は主に
・アムステルダムRAI
・ホーフトドルプ
・ハーレム
・ライデン
などから直通バスが出ています。
キューケンホフ庭園に入場しなくても、
バスチケットのみの購入も可能です。
⚠ バス時間には本当に注意
実は、筆者はこんな失敗をしました。
アムステルダム12:30発を予約
→ 12:20に到着
→ すでに長蛇の列
→ 結局バスに乗れたのは1時間後…
「時間指定の意味とは?」と思いましたが、
現地ではよくある光景です。
繁忙期や晴天の週末は特に混みます。
失敗しないコツ
✔ 出発時刻の20〜30分前には到着
✔ 午前便を選ぶ(午後は混みやすい)
✔ 自転車予約時間に余裕を持つ
そして一番大事なのは、
入場+バス+自転車を同日にまとめて確保すること。
当日バタバタする原因は、
「予約を分けている」ことが多いです。
王道モデルプラン
午前:キューケンホフ観光
午後:花畑サイクリング
夕方:アムステルダムへ戻る
これが最も効率的で、満足度も高いルート。
サイクリングルートと観光スポット(迷ったらこれ)

photo by rentabikevandam-keukenhof.com
自転車を借りると、ルートマップがもらえます。
全部で4コースあります。
• 🔵 5km(青)…超ショート
• 🟣 10km(紫)…畑メイン
• 🟢 15km(緑)…畑+ショーガーデン
• 🔴 25km(赤)…自然公園&海(上級者向け)
正直に言います。
初心者は「15km緑ルート」一択でOK。
理由はシンプル。
✔ 花畑の密度が高い
✔ 写真スポットが多い
✔ ショーガーデンに立ち寄れる
✔ 3時間レンタルでちょうどいい
5kmは正直物足りません。
25kmは観光でやる距離じゃないw。
実際に走ってみた感想

緑ルートは、5分おきに次の花畑が現れる感覚。
赤・黄色・紫のストライプ畑が次々に現れて、
毎回止まって写真を撮りたくなる。
停車→撮影→のんびり進む。
それでも1時間半〜2時間で無理なく回れます。
ショーガーデンで休憩しても、
3時間レンタルでちょうど戻れる設計。
観光×運動×絶景
バランスがちょうどいい。
10km紫ルートはこんな人向け

✔ キューケンホフ観光後に少しだけ走りたい
✔ カフェに寄りたい
✔ 体力に自信がない
最後にリッセの街を通るので、アイス休憩もできます。
⚠ 25kmは注意
赤ルートは自然公園エリアも含まれ、
ハイキング区間があったり風も強い。
観光メインならおすすめしません。
結論

迷ったら、
👉 午前キューケンホフ
👉 午後15km緑ルート
これで間違いなし。
サイクリングマップ

地図を広げながら自転車に乗れないから迷子になりそう…って不安があったのですが、道路標識にサイクリングルートの矢印が設置されていました。
各ルートの色ごとに矢印が描かれているので、標識をたどっていくと迷うことなく進めました。
道路標識の矢印を頼りにサイクリングしてきましたが、スマホのマップで位置情報とルートが同時に確認できると便利だったので、サイクリングルートと主な花畑の場所などを地図にしました。
サイクリング前にチェックしておきたい服装と持ち物
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花畑サイクリングは特別な装備は不要ですが、
ちょっとした準備で快適さがかなり変わります。
服装のポイント
春のオランダは寒暖差が大きめ。
4月上旬で
朝5℃前後 → 日中10〜15℃くらい。
おすすめは重ね着スタイル。
✔ Tシャツ
✔ パーカーや薄手ニット
✔ 防風ジャケット
走ると体が温まり、止まると一気に冷えます。
ジッパー付きの上着があると体温調整が楽。
スカートよりパンツスタイルの方が安心。
自転車はハンドブレーキなので操作は簡単です。
持っていくと便利なもの
✔ 水(必須)
✔ 日焼け止め
✔ サングラス or 帽子
✔ モバイルバッテリー
✔ 小さめリュック
ルート上にはコンビニがほぼありません。
水分は必ず持参しましょう。
晴れた日は想像以上に日差しが強いです。
春でも日焼けします。
運転にご注意を!
サイクリングルートは車も通ります。
花畑シーズンは観光客の車・自転車が増え、
脇見運転も多め。
写真に夢中になりすぎず、安全第一で。

準備さえ整えば、
あとは走るだけ。
午前にキューケンホフ、
午後に花畑サイクリング。
これが春のオランダを満喫する最強コースです。
チューリップ畑とショーガーデン(ここは絶対寄る)

花畑サイクリングをするなら、
ショーガーデンには必ず立ち寄ってください。
理由はシンプル。
一般のチューリップ畑は、
中に入ることができません。
近づきすぎると不法侵入になりますし、
写真も“畑の外から”になります。
でもショーガーデンは違います。
✔ 畑の中に入れる
✔ 花に囲まれて撮影できる
✔ ベンチや小道が整備されている
✔ 写真映えスポットが設計されている
“遠くから見る絶景”と
“花に包まれる体験”はまったく別物。
写真のクオリティが段違い

普通の畑 → 背景に花
ショーガーデン → 360度花
SNSでよく見る「花に囲まれた写真」は
ほぼショーガーデンで撮られています。
サイクリングだけでも楽しいですが、
ショーガーデンに入ると満足度が一段上がります。
休憩スポットとしても優秀
カフェ併設のショーガーデンも多く、
アップルパイやコーヒーでひと休みもできます。
ずっと走り続けるより、
走る → 花畑 → 休憩 → 走る
この流れのほうが体力的にも楽。
キューケンホフとの違い

キューケンホフは「庭園」。
ショーガーデンは「畑」。
よりローカルで、よりフォトジェニック。
午前:キューケンホフ
午後:花畑サイクリング
途中:ショーガーデン立ち寄り
この三段構えが最強です。
立ち寄りやすいショーガーデン
キューケンホフ近くで人気なのが
The Tulip Barn。
畑の中に入れて写真撮影OK。
初心者でも安心の公開型チューリップ畑です。

まずはキューケンホフから
花畑サイクリングは本当に最高の体験ですが、
オランダの春を語るなら、やっぱりキューケンホフは外せません。
世界最大級のチューリップ庭園。
整備された園内、圧倒的な花のボリューム、アクセスのしやすさ。
初めてのオランダ春旅なら、
① キューケンホフで“王道の絶景”を体験
② 午後にサイクリングで“ローカルな花畑”を満喫
この流れが一番バランスがいいです。
庭園の完成された美しさと、
畑のダイナミックなスケール感。
両方体験すると、満足度がまったく違います。

キューケンホフの開園期間はわずか約8週間。
タイムスロット制なので、日程が決まったら早めの予約が安心です。


春のオランダは、ほんの短い奇跡のシーズン。
せっかく訪れるなら、
✔ 庭園
✔ 花畑サイクリング
✔ ショーガーデン
この3つをセットで楽しんでみてください。
きっと「やってよかった」と思える1日になります。
