アムステルダムの下町De Pijp(デ・ペイプ)エリアにある巨大市場Albert Cuypmarkt(アルバート・カイプマーケット)は、アムステルダムで最も有名なストリートマーケットです。
安くて新鮮な生鮮食品を買いに訪れる地元の方、お手頃なランチを買いに来る周辺で働いている方、そしてオランダの特産品を食べ歩きに来る観光の方。
アルバート・カイプマーケットは常に賑やかなマーケット通りです。
1905年からこの通りでストリートマーケットが始まったそうです。全長約600mもある屋外マーケットは、オランダで最大&最も人気のあるマーケット。
300店以上の屋台が並ぶアルバート・カイプマーケットは月曜〜土曜の毎朝9時頃から夕方17時頃まで毎日賑わっています。
周辺にはレストランとバーが集まりマーケットが閉まる17時以降は、レストランやバーが賑わうので、この通りは早朝から深夜まで活気のあるエリアです。
マーケットに並ぶ食品はどれも新鮮です。八百屋さんでは日本では見たことのない平べったい桃やリコーダーサイズのアスパラガス、青紫色のトマト、ズッキーニより大きい茄子などと目新しい野菜鑑賞を楽しめます。
平べったい桃は洗って皮ごと食べれるので、観光中でも食べやすいフルーツです。試してみてください。
お魚屋さんでは新鮮な魚介類がぎっしり並びます。
オランダのスーパーでは魚介類の種類が少なく、エビ、サーモン、白身魚の切り身くらいしか見かけません。豊富な種類の魚介類を購入したいときはマーケットのお魚屋さんです!午前中に訪れると切落とし部分が格安で販売されていることもあります。
鮮度が良いので生食できるお魚もあります。お刺身で食べれるお魚を店員さんに尋ねたら教えてくれます。
生活を彩るお花はオランダではスーパーでも購入できますが、マーケットのお花は安くて種類も豊富です。5ユーロくらいで大きい花束サイズのお花が買えます。
ベジタリアンの方が多いヨーロッパではナッツ屋さんも種類が豊富です。日本ではあまり見かけないナッツもあります。ドライフルーツも種類が多いです。
個人的にナッツやドライフルーツはおつまみ的なイメージがありましたが、オランダに来てからは副菜やスナックなポジションになった気がします。定番のピスタチオと、胡桃に似た味わいのピーカンナッツがお気に入りです。
衣料品、雑貨、お菓子などなどと、なんでも売っているマーケット。
アルバート・カイプマーケットに訪れればチーズ、ニシン、ストロープワッフルなどとガイドブックに掲載されているオランダ特産品が一通り食べれるので、人気の観光スポットにもなっています。
アルバート・カイプマーケットでまず食べたいのがストロープワッフル(Stroopwafel)です。
ぺったんこなビスケットタイプのワッフルの間にキャラメルがたっぷりサンドされたオランダ銘菓です。
ストロープワッフルはスーパーでも売っている定番のお菓子で、日本でいえばお煎餅やお饅頭的な伝統茶菓子のポジション。
特にマーケットでしか食べれない焼きたてのストロープワッフルは絶品です!そしてマーケットの焼きたてのストロープワッフルは繁華街のストロープワッフル専門店よりも安いです。
次に食べたいのが、オランダ名物の小さなパンケーキのポフェチェス(Poffertjes)です。
ポフェチェスはたこ焼き機のような専用ポフェチェス機で焼く一口サイズのパンケーキ。ポフェチェスには味付けがされていないので、粉砂糖とバターをトッピングして食べます。
ヨーロッパではヨーロピアンが大好きなヌテラをトッピングするのが人気です。
ポフェチェスは焼きたてを売っているお店は少ないのでアルバート・カイプマーケットでぜひとも食べたいオランダ名物です。
お菓子ばかりではお腹が満たされない時はお肉屋さんを覗いてみましょう!
中でもガッツリ系の食べ歩きにおすすめなのがチキン屋さんです。フライドチキン、ミートボール、サンドイッチなど、見ているだけでヨダレ案件です。
フライドチキンやミートボールは、パプリカパウダーやスイートチリなどの調味料を使ったオランダの家庭料理の味付けがされていることが多いです。オランダ料理レストランでは味わえないB級グルメが食べれるのもマーケットの魅力です。
マーケットが並ぶ大通りの横道にはオシャレなレストランやカフェ、雑貨屋さんが並びます。アジアン雑貨から、アンティークショップ、インテリアショップなど見て楽しめるお店が多いです。
食べ歩きしながら周辺のお店巡りを楽しんでみてください。
営業時間:月〜土の9〜17時
住所:Albert Cuypstraat, 1073 BD Amsterdam
URL:Albert Cuypmarkt