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【オランダ】フォーレンダムにバス旅・何もしないで楽しむ休日(後編)

オランダを観光
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前回のバス旅マルケン島の続きです。

 

アムステルダムからのバス旅で訪れるマルケン島と港町フォーレンダム

特に目的なく過ごす町ブラな休日の過ごし方、本日はフォーレンダム編です。

 

この記事に掲載されている料金や時刻表などは2021年の9月の情報です。

 

 

 

 

マルケン島とフォーレンダム

アムステルダムの東のマルケン湖(Markenmeer)に浮かぶマルケン島から、対岸の港町フォーレンダムまではバスを使うと約1時間ほど(乗換えあり)かかります。

しかし湖を突っ切るフェリーに乗車すれば約30分ほどでの移動が可能です。そのためフェリー移動でマルケン島とフォーレンダムを合わせて観光する方が多いです。どちらの街も小さいので1日で両方の町を余裕で散策できます。

 

 

 

 

マルケン島からフォーレンダムにフェリーで移動

今回はマルケン島からフェリーに乗車しました。片道で€8.75です。バス移動よりは料金が高くなります。

フェリーのチケットは観光案内所やフェリー乗り場で購入できますし、事前にオンラインでチケット購入もできるようです。

フェリー Marken Express 概要(2021年)
運行時間:11:30〜19時(約45分ごとに出港)
フェリー料金:片道€8.75
フェリーのオンラインチケット:Markenexpress.nl

 

 

 

 

 

フォーレンダムの歴史

全く下調べをせずに訪れたフォーレンダム(Volendam)。簡単に歴史を調べてみると、隣町のエダム(チーズの産地)のために作られた港町でしたが、港としての機能が無くなってからは堤防(ダム)としての役割を持った町となりました。そのため町名にDAMがついています。

20世紀初頭には芸術家が隠れ住むようになり、かのピカソやルノワールがいっ時の間フォーレンダムに住んでいたようです。

 

 

 

 

 

 

フォーレンダムを散策

映画の世界のような、とてもユニークな街並みが特徴的でピカソが住みたくなるのが理解できる美しい町です。実際に映画の舞台になったこともあるようです。

今でも日常的に民族衣装を着ていらっしゃる方がいたりして、オランダを代表する民族衣装の町にもなっています。

町のいたる所に民族衣装を着れるフォトスタジオがありました。

 

マルケンで購入したフェリーチケットにフォトスタジオの割引券がついてました。家族写真を撮っている方が多かったです。日本から友人が遊びにきたらぜひ着させたいと思います。

写真店 Fotograaf Volendam 概要(2021年)
営業時間:10〜18時
住所:Haven 70, 1131 ET Volendam
FotograafVolendam.nl

 

 

 

 

 

 

こちらのストロープワッフル屋さんWoltje’s Backerijは、なんと創業が1799年。驚きの222年の歴史がある老舗です。

焼きたてのストロープワッフルは絶品なのでぜひ召し上がってみて下さい。(個人的にはチョコトッピングなしのプレーンが好きです。)

このストロープワッフル屋さんの右隣のレストランDe Lunchでは、フェリーチケットと一緒にもらったランチのバウチャーとアップルパイのバウチャーが使えます。お魚料理が豊富なレストランなようです。

ストロープワッフル店 Woltje’s Backerij 概要(2021年)
営業時間:10〜17時
住所:Haven 98, 1131 EV Volendam
Woltjesbackerij.nl

 

レストラン De Lunch 概要(2021年)
営業時間:9〜22時
住所:Haven 96, 1132 EV Volendam
DeLunchvolendam.nl

 

 

 

 

 

こちらのチーズ屋さんCheese Factory Volendamもフェリーチケットと一緒にもらったクーポン券が使えるお店です。

隣町エダムのチーズからオランダ各地のチーズが販売していました。クーポンは€15以上の購入で€2.50割引になるようです。

 

ここのチーズ屋さんではチーズ作りのデモンストレーションが開催されています。民族衣装を纏ったガイドさんがチーズの作り方などを説明してくれるのですが、解説は全てオランダ語でした。

チーズ店 Cheese Factory Volendam 概要(2021年)
営業時間:10:30〜17時
住所:Haven 25, 1131 EP Volendam
CheeseFactoryVolendam.com

 

 

 

 

チーズ屋さんの前にはアイス屋さん、ストロープワッフル屋さんの前にはベルギーワッフル屋さん、港に面してたくさんのバーやレストランが並んでいたので、食事には全く困らない町でした。

 

 

 

 

 

港を散策

埠頭にはベンチが並べてあるので湖を眺めながら佇むこともできます。何もしない休日の特等席です。

 

フォーレンダムの港は全長500mくらいあり、マルケンの港の倍くらいありますが、端から端まで歩いても10分くらいです。

 

しかしこの500mが想像以上に活気がある通りで、訪れた土曜日の午後はとにかく賑やかでした。喉かなマルケン島とは全く違った陽気な雰囲気です。

観光地+活気+港+水辺+快晴=バケーション気分が味わえる町だと思います。

夏の暑い日に、春や秋の快晴の日にフォーレンダムでランチまたはドリンクでプチホリデーが可能です。どちらかというと友達と訪れてワイワイしたい系の町の印象でした。

 

 


 

 

町中を散策

一方、港のメイン通りを外れると、とても静かな住宅街です。マルケンとは似てるけど異なった家の造りでした。わりと小さめな住宅が多く、レンガの外壁にオレンジ色の瓦屋根の建物が多かったです。

観光通りとのギャップが激しくて不思議な印象を受けましたが、町が綺麗なのでブラブラするのには最適な町ブラスポットです。

 

 

 

 

フォーレンダムからアムステルダムまで

フォーレンダム ⇄ アムステルダム間は316番バスで約30分ほどで移動できます。

316番バスは1時間に2〜4本ほどあります。

乗換えがなくて簡単でしたし、大通りを走ってくるので揺れも少なかったです。ただ、アムステルダム中央駅前がラッシュアワーで渋滞していたため予定より+10分くらいかかりました。でも歩き疲れてウトウトしてたので一瞬で着きましたw。

 

 

今回はアムステルダム・ノードマルケンフォーレンダムアムステルダムと巡りましたが、もちろん逆周りも可能です。またフォーレンダムだけ、またはマルケンだけの散策でも十分に楽しめると思います。どちらの町もアムステルダムから約30分で訪れる事ができるので、ふらっとランチを食べに行ける範囲かなっと感じました。

たまに海や湖を眺めるとリフレッシュできるので、気分転換したい時にでも訪れてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

マルケンとフォーレンダムのバス旅の予算

バス移動とフェリーの旅でこの日に使った金額は€34.35でした。

この日に使ったお金

アムステルダム・ノードからマルケンまで(バス)
€3.53

マルケンでランチ(チップ込)
€14.50

マルケンからのフェリー
€8.75

フォーレンダムでアイスクリーム
€2.80

フォーレンダムからアムステルダム中央駅まで(バス)
€4.77

(2021年9月現在)

 

 

ねずくん
ねずくん

フォーレンダムからチーズの町エダムまで、110番バスで10分ほどで訪れる事ができます。お時間があったら足をのばして観光してみてください。

 

ハリさん
ハリさん

特に名所もないけど綺麗な町、マルケンとフォーレンダムのレポでした。ただボーっとしたい時はマルケン、観光地感を程よく味わいたい時はフォーレンダムがお勧めです。休日の参考にしてみてください。