ギリシャ最東端の島ロードスは面積1400k㎡と静岡市と同じくらいの大きさの島です。綺麗な海に囲まれたロードス島で食べたシーフードは美味しいものばかりでした。
日本料理やオランダ料理とはまた違ったギリシャ料理は、「そのままドーン」って感じの素材の味を楽しめる食べ物が多かったです。
ロードス島で食べたものをランキングしてみました(個人的感想です)。ギリシャ料理食べ歩きの参考にしてみてください。
第1位:海鮮とお米は最強・シーフードリゾット
ロードス島東岸のリンドス村で食べたシーフードリゾットが今回の旅行で一番美味しかったです。そして一番高かったですw。
ムール貝、ホタテ、そしてエビがゴロゴロと入ったリゾットはクリーミーで魚介出汁が濃厚。美味しすぎてスプーンが止まりませんでした。
リゾットはイタリア発祥の料理ですが、島国だからこその新鮮なシーフードとその魚介出汁が最高でした。
写真のシーフードリゾットは眺めの良いレストランStefany’s Restaurantでいただきました。スタッフさんのサービスもとてもいいレストランでした。
第2位:まるごとサカナ・スズキの塩焼き
ほとんどのレストランにスズキ(Seabass)の丸焼きメニューがありました。一匹まるまるとグリルされたスズキがお皿にドーンとのって提供されます。
頭からシッポまで25cmくらいある大きなスズキが焼きたてホクホクででてきました。
塩・胡椒と、オリーブオイルやハーブがかかってるくらいのシンプルな味付けでしたが、お魚の味がしっかりとしてて、そして肉厚でとても美味しかったです。
写真のスズキの丸焼きはロードスタウンの裏路地の定食屋さんっぽいレストランAphrodite Restaurantでいただきました。近所のおじさんみたいなフレンドリーなスタッフさんでした。
第3位:ギリシャのソールフード・ギュロス
ギリシャの伝統料理といえばギュロス(gyros)です。ピタと呼ばれるパンにお肉、フライドポテト、玉ねぎ、トマト、ザジキ(ソース)を巻いたファストフード的な食べ物です。お肉はポークかチキンかラムかミックスと選べました。
トルコ料理のケバブとほぼ一緒ですが、ギュロスにはザジキというヨーグルトベースのソースが使われているのが特徴です。
注文してからサササっと作ってくれるし、お腹にたまる満足感もあり、お値段が€3〜くらいからとお手頃でした。
レストランではピタで巻いてないギュロスを提供しているところが多いです。こちらの方が量が多いですがお値段は倍くらいしました。
第4位:ギリシャ風イカリングフライ・カラマリ
イカやタコ料理を提供しているレストランも多かったです。ヨーロッパではイカを揚げたイカリングフライのことをカラマリ(Calamari)といい、一般的に親しまれています。
新鮮なイカのカラマリはレモンを絞りかけるだけで十分に美味しかったです。そして山盛りででてきました。
第5位:ギリシャでもお寿司
旅行先で日本食を食べたい筆者ですが、ロードス島はTHE和食屋さんが見つけられませんでした。
そんな中で最も和食屋さんっぽそうと訪れたのがAtoi Sushi Barです。
お寿司を3貫ずつから提供しているので、好きなお寿司を組み合わせて注文することができました。マグロやサーモンの握り寿司から、海外っぽい裏巻きの海苔巻きなどと種類が豊富でした。
盛り付けが美しく、シャリが小さめの日本の寿司でとても美味しかったです。
第6位:メカジキのパスタ・ソードフィッシュのリングイネ
レストランによってはメカジキ(Swordfish)を提供しているところがありました。
ぶらりと入店したレストランがイタリアンシェフのお店で、本日のシェフのイチオシがメカジキのリングイネだったので注文してみたら、めちゃめちゃ美味しかったです。
淡白なメカジキとトマトの相性が最高でした。
第7位:やみつきディップソース・ザジキ
ギリシャ定番のディップソースのザジキ(Tzatziki)はヨーグルトにキュウリやオリーブなどが入ったサッパリとした味で、ギュロスなどのギリシャ料理に使われています。
美味しいのにサッパリしているので、暑い日や食欲が無い日でも食べれる万能ソースです。
ナンみたいなぺったんこのパンのピタにつけて食べると止まらなくなります。
第8位:丸ごと夏野菜+フェタチーズ・グリークサラダ
夏野菜にフェタチーズとオリーブがはいったグリークサラダ(Greek salad)は旅行中の栄養バランス調整に必須です。
フェタチーズはギリシャの食卓には欠かせない、ギリシャの代表的なチーズです。紀元前から食べられており、現在でもその製法はほぼ同じのフェタチーズは世界最古のチーズとも呼ばれています。
まだまだあるよギリシャ料理
今回の旅行中には食べなかったギリシャの伝統料理3選です。
ムサカ
ギリシャ版グラタンのムサカ(Musaka)は、ホワイトソースとミートーソースとナスやジャガイモなどの野菜を層状に重ねて焼いた伝統料理です。
タラモサラタ
ギリシャ版マッシュポテトのタラモサラタ(Taramasalata)は、マッシュしたジャガイモに魚卵とニンニクを練り混ぜた前菜で、野菜やバゲットと一緒に食べる伝統料理です。
ちなみにタラコは入ってません。
スブラキ
ギリシャ版BBQのスブラキ(Souvlaki)は、お肉を串焼きした伝統料理です。ギュロスと同じようにザジキと一緒に食べます。
ギリシャのパン4選
ロードスの街中に釜焼きパン屋さんがありました。朝早くからオープンしていて焼きたてのギリシャパンが並んでいました。
見た目が可愛いギリシャのベーグル
ギリシャのパン屋さんに必ずある輪っか状のパンは、ギリシャ版ベーグルのクルーリ(Koulouri)。ゴマがまぶしてあるのが特徴です。
味はものすごく素朴です。小麦粉とゴマの味しかしなかったです。でも見た目が可愛かった。
惣菜パン
ハムやチーズの惣菜パンなどもありました。見た目や種類はパン屋さんによってさまざまでしたが、パイ生地っぽい惣菜パンが主流でした。
パイ生地っぽい食感でしたが、バターや卵を使っていないような、これまた素朴な味わいです。
ギリシャのチーズパンはチーズがクリームチーズなのが一般的なようで、クリーミーで美味しかったです。
ほうれん草パイ
ほうれん草とフェタチーズのパイのスパナコピタ(spanakopita)はギリシャの典型的な惣菜パイです。
これまたものすっごく素朴な味わい。
菓子パン
ギリシャの各地に展開するチェーン店のパン屋さんKoulouradesに立ち寄ってみました。
ギリシャ版ベーグルのクルーリやサンドイッチなど、いろんな種類のパンが並んでいました。
塩キャラメルパンを食べてみました。パンはやっぱり素朴な味わいです。
中にキャラメルクリームがたっぷり詰まってました。想像よりも甘かったけれど、コーヒーのお供にピッタリでした。
ギリシャのドリンク4選
熱中症対策に水分補給は不可欠です。ギリシャは水道水が飲めますが、お水は安かったので購入して飲んでいました。
お水以外にも珍しいギリシャドリンクを見かけました。
ギリシャのビール
ロードス島ではアルファビール(Alfa)がメジャーでした。アルファビールはギリシャの伝統的なラガービールで、ライトな口あたりが特徴です。
ギリシャ料理レストランでアルファビールを注文すると大ジョッキででてきました。
ギリシャ版オランダビール
アルファビールに次いで、オランダビールのハイネケンやアムステルがどこにでもあったのにビックリしました。
飲み慣れているので安定の味わいです。パッケージがギリシャ文字だったのが可愛かったです。
アイスフラッペ
あちこちのカフェにアイスフラッペ(Frappe)と書かれたメニューがあり、気になったので購入してみました。
ギリシャでは定番のアイスコーヒーの一種で、冷たいインスタントコーヒーでした。
個人的にはアイスラテの方が好きかな。フラッペと一緒に購入した生搾りオレンジジュースが美味しかったです。
飲むかき氷
ファストフード店の店先に必ずと言って良いほどカラフルな飲み物がならんでいました。ドリンク風に提供されるけど、これはもうかき氷です。シロップと氷を混ぜた状態のかき氷。
マンゴーやスイカ、ベリーやマーブルチョコなど種類が豊富で、ミックスすることもできます。
暑い日中のおやつにオススメです。
その他にもスーパーで購入したフルーツやヨーグルトなども美味しかったです。
ロードスの観光マップ
ロードス島の食べ物情報はオレンジ色で表示しています。
ロードス島までのアクセス
オランダからロードスまではオランダのLCCであるトランサヴィア航空(Transavia)を利用しました。オランダ⇄ギリシャ間はパスポートコントロールが不要。セキュリティーチェックだけなので、まるで国内線のようで楽々です。
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