とある考古学者の発掘によると、紀元前200年にチーズ作りの道具があったそうです。
オランダでも中世の頃にチーズの取引が行われるほど盛んになり、
今では年間約60万トン以上のチーズがオランダで生産され、世界へと輸出しています。

世界一位の輸出量を誇るオランダのチーズ市場(シジョウ)では、
現在でも伝統的な卸し市場(イチバ)があり、
一般見学もできるため人気の観光スポットとなっております。


ALKMAAR kaasmarkt
アムステルダムから電車で40分ほどのとことにある、アルクマール。
毎年世界各地から数千人の観光客が訪れる、オランダ国内最大規模のチーズマーケットで有名な街です。

チーズマーケットの起源は正確にはわかっていませんが、1622年にはチーズマーケットが開催されていたと古文書が発見されています。
またチーズ運搬組合が1593年に設立されたという証拠もあるため、少なくとも400年以上の歴史あるチーズマーケットです。

4〜9月の毎週金曜日に開催されています。
7、8月飲み毎週火曜日の夜に、ナイトチーズマーッケトも開催予定です。

Alkmaar kaasmarkt 概要(2018年5月現在)
10〜13時 (3月30日〜9月28日、毎週金曜日)
19〜21時 (7月3日〜8月28日、毎週火曜日)
見学無料
Houttil 26, 1811 JM Alkmaar, オランダ
Alkmaar kaasmarkt

 

GOUDA kaasmarkt
古都ゴーダは散策するのも楽しい歴史ある街です。
このゴーダでは、何世紀にもわたってチーズが取引されております。
街の名前が由来しているゴーダチーズは世界で最も知られ、最も食べられているチーズの1つです。

市街地の周りには多くの酪農場があり、今でも伝統的な方法でチーズを生産しています。

ゴーダのチーズマーケットでは、酪農家さんたちがWaag(秤量)の前で商人と価格交渉を行い、契約が決まると握手を交わす伝統的なスタイルがとられています。
見物客もチーズの近くによって、市場を見学する事ができるので、リアルなやり取りを間近で見る事ができます。

ゴーダは名菓ストロープワッフルの発祥の地としても有名で、チーズマーケットの周りにある屋台で焼きたてを販売しているので、ぜひとも食べたい案件です。

Gouda kaasmarkt 概要(2018年5月現在)
10〜13時 (4月5日〜8月30日、毎週木曜日)
見学無料
Markt 1, 2801 JG Gouda, オランダ
Gouda kaasmarkt

 

EDAM kaasmarkt
アムステルダムの北、Markermeerの岸辺にある小さな町エダム。
E川をダムで堰き止めて開拓された事から E Dam、エダムと町の名前がついています。
かつては造船所があったり、材木商が盛んだったりとオランダ指折りの商業都市でしたが、今ではそれらの歴史ある建物が多く残されている、のどかな地域です。

実はエダムのチーズマーケットは、1922年に閉鎖されています。
現在行われているチーズマーケットは、市民ボランティアなどの協力のもと、1989年より観光イベントとして再建したマーケットとなっております。
開催期間が毎年2ヶ月のみですが、昔ながらのボートでチーズが運搬される様子がみれたり、著名人がゲストとして訪れたりと町興しのお祭り感が楽しめます。

Edam kaasmarkt 概要(2018年5月現在)
10:30〜12:30時 (7月〜8月、毎週水曜日)
見学無料
Jan Nieuwenhuizenplein, 1135 WT Edam, オランダ
Edam kaasmarkt

 

HOORN kaasmarkt
かつては港町として栄え、貿易の拠点とされていた町、ホールン。
1650年以降に港としての機能を失い、農業市場を中心に発展しました。
市場はRoode Steenという名前の広場で行われましたが、
この広場は以前はCheese Marketと呼ばれていたほど、チーズの取引が盛んでした。
ピーク時には年300万kgのチーズが取引され、チーズマーケットの有名な町の1つでした。

しかし酪農家の権力が大きくなりすぎたために、20世紀にチーズマーケットは閉鎖されています。

酪農家の協力のもとに開催されるホールンのチーズマーケットは、実際の卸市場ではありません。
ここではチーズマーケットを模したイベントが開催され、ダンスショーなどのパフォーマンスを楽しむ事ができます。

Hoorn kaasmarkt 概要(2018年5月現在)
13〜16時 (6月14日〜8月30日、毎週木曜日)
(8月9日、16日は不開催。)
無料
Roode Steen 1, 1621 CV Hoorn, NH
Hoorn kaasmarkt





春から夏にかけてのみ一般公開される各地のチーズマーケット。
日本には馴染みのない文化なので、観光にオススメです。

<チーズマーケット案内人のチーズマン。チーズカラーのスーツ姿で登場。>

ただ、これらのチーズマーケットはやはり観光用に開催されている町興しの印象が強いです。
並べられているオレンジ色の丸いチーズ。時には偽物の時もあるそうです。
(説明してくれたファームのおじさんが「今日本物!」って教えてくれました。)

逆に観光者向けとなっているので、色々説明してくれたり、写真映えするような伝統衣装をまとっていたりするので、これはこれで十分楽しめます。

また広場の周りには屋台が並んでいるので、そこでパンやチーズを買って食べたり、お土産を買うのも醍醐味の一つとなるので、小銭とエコバックをお忘れなく!

小さな町への日帰り観光、市街地とは違った景色が楽しめると思います。


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