チューリップの人気観光スポットのキューケンホフ庭園は、そのお隣にあるキューケンホフ城の敷地の一部です。
キューケンホフ庭園は春限定でチューリップ公園として開園していますが、キューケンホフ城の敷地は年間を通して一般開放している公園で、いつでも庭園内を散策できます。
普段はお城内に入場することはできませんが、年に数回ほどお城内を一般公開する日があります。
2022年は9月10日のオープン・モニュメントの日にお城内をオープンしていたので訪れてきました。
2024年のオープンモニュメントデーもお城の中に入って見学できるよ。
キューケンホフ城を散策
キューケンホフ城の敷地は広くて、グルっとまわるだけでも2kmくらいのお散歩になります。
敷地内にはキューケンホフ城、庭園、美術館、カフェなどと、見どころが多めです。
お城
もともとは貿易船の船長さんの別荘として建てられた建物を、その後に教授や芸術家の手に渡り、のちに貴族の所有物となったお城。1860年頃にネオゴシック様式に増改築され、今ではキューケンホフ城(Kasteel Keukenhof)と呼ばれています。
普段は城内の一般公開しておりません。毎年オープン・モニュメントの日(Open Monumentendag)と、お城の日(de Dag van het Kasteel)に限りお城内を見学することができます。
19世紀の貴族の生活様式のインテリアで、とても貴重な文化遺産でした。
庭園
キューケンホフ城の敷地のほとんどが庭園です。
春にはチューリップ、初夏にはアジサイ、初秋にはダリアのお花が見頃を迎えます。
毎年7月中旬から9月末日までダリアガーデンと称された庭園イベントが開催され、150種類のダリアを楽しむことができます。
イベント
8月に開催されたフラワーパレードの作品が敷地内に展示されていました。
毎年展示されているのかは分かりませんが、オープンモニュメントの日に訪れたら見ることができました。
定期的にワークショップやイベントが催されており、庭園でアート作品などを目にしたり、コンサートを鑑賞できる機会が多くあります。
食の美術館
世界の食をテーマとしたLAM美術館が敷地内に併設しています。オランダ語の案内となっていますが、見て楽しめるアート作品が多く、子どもたちにも人気の美術館です。
動物ふれあい広場
ブタやニワトリ、アヒルやヤギたちが放牧されているふれあい広場のエリアがありました。子どもたちが動物を触ったり撫でる体験ができるようになっています。
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周辺情報
キューケンホフ城があるリッセ(Lisse)はお花の町です。周辺にはショーガーデンが集まっています。
春のチューリップの時期がメインですが、秋にダリアの花畑を見ることができるショーガーデンもあったりします。
チューリップの庭園
春のチューリップの季節には見逃せないキューケンホフ庭園はキューケンホフ城のお隣です。
お花のショーガーデン
キューケンホフ城の周辺にはいくつかショーガーデンがあり、春にはチューリップ畑を楽しむことができます。
一部のショーガーデンでは夏の終わりから秋にかけてダリアやヒマワリ畑をオープンしていることもあります。
毎年は開催していないので、訪れる前に確認が必要です。
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キューケンホフ城までのアクセス
アムステルダム中央駅からキューケンホフ城までは電車とバスと徒歩で約1時間30分ほどかかります。
最寄りのバス停からキューケンホフ城まで徒歩25分と少々歩くので、車での来場がお勧めです。(敷地内には無料の駐車場があります。)
自転車で訪れる
ヒルレーゴム(Hillegom)の駅でOV-fietsをレンタルしてキューケンホフ城までサイクリングしました。喉かな畑みちを20分ほどのサイクリングを楽しめたのでお勧めです。
帰りにはショーガーデンに寄り道してダリアとヒマワリ畑も楽しめました。
※ヒルレーゴム駅のOV-fietsは3台しか常設されてないのでお気をつけください。