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【ユトレヒト】オランダ国内最大規模のお城 デ・ハール城

オランダの芸術

Kasteel De Haar(デ・ハール城)はユトレヒト郊外の村Haarzuilens(ハールザイレンス)にあるネオゴシック様式のお城で、オランダ国内最大規模のお城として残されており、今は美術博物館として、お城と庭園を見学する事ができます。

 

デ・ハール城の歴史

デ・ハール城はおそらく12世紀に建設されたと云われており、記録として最も古く残っているものは、1391年にデ・ハールさんが領地としてお城と周辺の土地を受け取ったとされています。
その後お城は増改築が繰り返されましたが、争いや自然災害等で崩壊してしまいました。

のちの後継者エティエンヌさんが、1887年に銀行家の娘さんと結婚し、奥さんのご実家から資金を援助してもらい、お城を再建することを決めました。

お城の再建のために、有名な建築家カイペルスが選出されました。
(カイペルスはアムステルダムの国立美術館を設計した敏腕建築家です。)

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建物は建築家カイペルスによって設計され、1885年に開館したアムステルダム国立美術館は、2つの正方形で構成されており、各正方形の中心にアトリウム(吹抜けの大きな空間)があります。美術館を分断するかのように遊歩道が通っているのも特徴的で、この国立美術館が旧市街へのゲートにもなっています。

カイペルスはお城の再建に、息子とともにおよそ20年間奮闘しました。
大人数のゲストを迎えるパーティーなどを見込んで、お城には200の部屋と30の浴室があり、独自の発電機を使った電気照明や蒸気によるセントラルヒーティングなどの最新設備を装備していました。
キッチンの仕様は当時としては画期的で、大きな鍋などを収納できるスペースや、約6メートルの巨大なストーブが設けられました。
これらの最先端の機能を備えたお城のデザインは驚くべきものでした。

 

2000年、お城と庭園の所有権の一部がKasteel de Haar財団に渡ることとなります。
その後、お城後継者が亡くなった翌年2012年にKasteel de Haar財団に全ての所有権を移しています。

お城の美術品などはトータル千万ユーロを超えるものと推定されており、今でも様々な機関からの寄付や援助で、そのコレクションを保管しています。

 

デ・ハール城を見学

デ・ハール城に入園してまず最初に驚愕するのは目の前に広がる広大な庭園風景です。

お城を取り囲む公園や庭園は135エーカー以上(東京ドーム約12個分くらい?)の面積があり、季節ごとに多くのお花が咲きほこります。

ヴェルサイユ宮殿の影響を大きく受けた造園デザインには、バラ園があり、多数の池や運河があり、そこには綺麗な橋が架かっており、とロマンチックな景観を楽しみながら散策する事ができます。

デ・ハール城内の見学はツアーのみとなっており、お城内の限られた部屋のみ観覧が可能です。

お城の内部は、ローマカトリックの教会を思わせるような木彫りの装飾が施されています。

建築家カイペルスがデザインした食器や、当時の日本や中国から取寄せた古美術品なども展示しています。

Kasteel De Haar 概要(2018年6月現在)
11〜17時
€16.00
ミュージアムカード可
Kasteellaan 1, 3455 RR Utrecht, オランダ
Kasteel De Haar