アムステルダム(と近郊)の見逃せないチューリップ3大イベントをご紹介いたします。
市街地でも綺麗なチューリップをたんのできる期間があるので、事前にスケジュールをチェックしておくとお買い物ついでにお花見もできます。
スケジュールは毎年かわるので、最新情報を確認してください。
20万本のチューリップアート ナショナルチューリップデー
毎年1月の第3土曜日はオランダのチューリップの日になります。
National Tulip Day(ナショナルチューリップデー)とも呼ばれ、アムステルダムのダム広場ではチューリップイベントが開催されます。
約20万本のチューリップでダム広場が埋め尽くされ、1日限りのチューリップ庭園と化し一般公開されます。
オランダの農家が無償で提供してくれる20万本のチューリップを使って、毎年異なるデザインが施されます。
ダム広場に咲く美しいチューリップは観賞できるだけでなく、訪れた人々へ無料で提供しています。
好きなチューチップを好きなだけタダで持ち帰ることができるのです。
球根付きなので、持って帰ってお庭に植えることも可能です。
毎年1万人以上の人が訪れるイベントです。
2018年は『ロマンチック』をテーマに1月20日に開催されました。
毎年チューリップを山ほど抱えて歩いてる人を見かけますね。
市内80箇所の花スポット・チューリップフェスティバル
毎年春の訪れとともにアムステルダムで開催されるTulip Festival(アムステルダム・チューリップフェスティバル)は、アムステルダム市内の80箇所にチューリップスポットが作られ、訪れる人々が自由に観賞することができます。
『アムステルダムのすべての市民のためのチューリップ』をテーマに、街中の様々な場所にチューリップが植えられます。
かつてはチューリップが市街地にも咲いておりましたが、都市開発のために街中でチューリップを見ることができなくなってしまいました。このフェスティバルはアムステルダム市民が再びチューリップを観て春の訪れを感じられるようにという思いを込めて企画されています。
*2018年のフェスティバルのために用意されるチューリップは約80万本。
3月31日〜4月30日の間、チューリップが咲いている限り楽しむことができます。チューリップスポットはアムステルダムの公共スペース、美術館・博物館、ホテルの庭園、市街地、著名な建物などで観ることができます。
チューリップフェス期間は市街地をサイクリンしても楽しめます。
40kmのフラワーパレード
<photo credit: Attribution-Share Alike 3.0 Unported>
毎年春に開催されるBloemencorso Bollenstreek(フラワーパレード)は、パレードの総ルートが40km以上で約12時間かけて市町村を通過しながら開催される大パレードです。
早朝にノールドワイクを出発し、キューケンホフを通りながら、ハールレムへと向かいます。
ハールレムはアムステルダムのお隣さんなので、パレードを見にハールレムまで訪れる人が多いです。
チューリップ、ヒヤシンスや水仙などの花で飾られた巨大な山車を観に、毎年数十万人の人々が訪れ、大通りは人と花の香りとで埋めつくされます。
カラフルなディスプレイを観に多くの見物客が来るため、早めの場所取りが必要なイベントです。
*2018年は4月21日に開催されました。
日時:4月21日
朝9時半頃、北海沿岸のノールドワイクをスタート。
午後3時半頃、リッセの「キューケンホフ」を通過。
ハールレムに到着するのは夜9時頃。
*パレードの前日はノールドワイクで、翌日はハールレムで「フラワー・パレード」の山車を鑑賞可能。
Bloemencorso Bollenstreek