オランダの夏は、日差しが強く、日が暮れるのも遅め。気温がそこまで高くなくても、夕方になるとふと「アイスが食べたい…」という気分になることがよくあります。
スーパーマーケットでも夏のあいだはアイスの特売がよくありますが、大容量タイプが中心。日本のような1本売りの手軽なアイスは、意外と少ないのが現実です。
「ちょっとだけ、でも美味しいアイスが食べたいな…」
そんなときにぴったりなのが、街中に点在するローカルのアイスクリーム屋さん!
オランダでは、どんな町にも1軒はアイス屋さんがあると言っていいほど、夏のアイス文化が根付いています。
今回は、アムステルダムの中でも特におすすめしたい7軒のアイスクリーム屋さんを厳選してご紹介します。
観光の途中やお散歩がてら、ひんやり美味しいジェラートを楽しんでみませんか?
大手アイスチェーンの定番!『IJscuypje』
アムステルダムでよく見かけるアイス屋さんといえば、チェーン展開している IJscuypje(アイスカウピェ)。中央駅や花市場、アルバート・カイプマーケットの近くなど、観光エリアに多数の店舗があります。
店舗によっては夏限定の営業ですが、晴れた日にはどこも行列ができるほどの人気ぶり。オランダらしく、アップルパイやストロープワッフルなどのご当地フレーバーも楽しめます。
観光の合間に立ち寄るなら、アルバート・カイプマーケット店が特におすすめです。
みんな大好き!濃厚ジェラートの『Massimo Gelato』
アムステルダムで本格イタリアンジェラートを味わうなら Massimo Gelato(マッシモ)。市内に数店舗あり、南イタリアの伝統レシピを元に作られる濃厚なアイスが人気です。
レモンやピスタチオ、チョコといった定番はもちろん、リコッタ&イチジクなどのユニークなフレーバーも。
どの店舗も行列ができていて、特にアルバート・カイプマーケット近くのお店は大人気。
営業時間:10〜23時
MAP:Van Ostadestraat 147 H Amsterdam
URL:Massimo gelato.com
アムスっ子御用達の名店!『Pisa IJs』
RAI Amsterdam(展示会場)のすぐ近くにある、1935年創業の老舗ジェラート店 Pisa IJs(ピサアイス)。
アムステルダム市民なら誰でも知っている、長年愛される名店です。常時20〜30種類のフレーバーが店頭に並び、ラインナップは定期的に入れ替わります。
通うたびに新しい味に出会えるので、リピーターも多い人気店!
昼から深夜まで営業しているのも嬉しいポイントです。
東アムスの老舗アイス屋さん『Ijsboefje』
1957年創業、オースター公園前にある老舗 Het ijsboefje(アイスブーフィェ)は、地元ファミリーにも人気のアイスパーラー。
可愛い外観とノスタルジックな店内が魅力で、テラス席でゆったり楽しむこともできます。お散歩や公園でのピクニックついでに立ち寄るのにぴったりな、東エリアの隠れた名店です。
チョコ好き必見!『Van Soest』のチョコレートアイス

<Twee bolletjes graag, chocolade en ricotta-vijg ijs bij Van Soest , Utrechtsestraat 143>
アムステルダムの人気チョコレートショップ Van Soest(ファン・ソースト)では、夏季限定でアイスクリームを販売。
種類は少ないながらも、チョコレート専門店が手がけるチョコアイスは驚きの美味しさ!
濃厚でなめらかなチョコ味はもちろん、キャラメルやリコッタ&イチジクなど他フレーバーも魅力的です。
バニラ1本勝負!『Van der Linde』のホイップアイス
ダム広場近くにある Van der Linde(ファン・ダー・リンデ)は、ホイップバニラアイス専門店。
なんとフレーバーは1種類のみ!
その分、素材と食感へのこだわりは圧倒的。ふわっと軽い口溶けで、クリームのように溶けてなくなる不思議な感覚がクセになります。
一年中行列が絶えない、アムステルダムの超人気店です。
抹茶ラバー必見!『Miuz Gelato』
本格イタリアンジェラートの中でも、抹茶ジェラートが食べられる珍しいお店が Miuz Gelato(ミウズジェラート)。
京都産の高級抹茶を使用しており、オランダで抹茶アイスが恋しくなった方にぴったり。
2024年にはアルバート・カイプマーケット近くに2店舗目もオープンし、ますます注目を集めています。

どのお店も、それぞれに魅力があり、気分や場所に合わせて選べるのがアムステルダムの楽しいところ。

この夏、街歩きのおともにぜひお気に入りの一杯を見つけてみてくださいね!

