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【ダッチデザイン】UNStudio設計の商店住宅Looking Glass

オランダのデザイン
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UNStudioは1988年に設立された設計事務所で、アムステルダムを拠点に活動しています。

世界中で多くのプロジェクトを手がけていますが、拠点となるアムステルダムにはほとんど物件がありません。

 


<photo credit: https://www.unstudio.com/>

アムステルダムの PC Hooftstraat(ピーター・コーネリス・ホーフト通り)は、プラダや ディオールなどの高級ブランドが軒を連ね、MVRDVデザインのエルメスもあるエレガントなブティック通りになっています。

その一角に新たなファサードを持つ建物PC Hooftstraat 138が2019年に完成しました。

 

 

 


<photo credit: https://www.unstudio.com/>

Looking Glassと呼ばれるファサードは、3つの湾曲したボックス・ガラスが渦巻く透明な布を模したデザインとなっており、上層階から流れ落ちているような印象です。

アムステルダムの歴史ある建築様式を守りながら、ファッションと建築が融合するようにデザインされ、ハイエンドな建物となっています。

 


<photo credit: https://www.unstudio.com/>

3つのボックス・ガラスは、それぞれ工場で組み立てられ、現場で取り付けられました。

超透明感のある低鉄ガラスが使用されており、フレームとなるステンレス鋼と構造用シリコンのみで接着されています。
このボックス・ガラスにはネジやボルトなどは一切使用されておらず、ガラス、ステンレス鋼、構造用シリコンのみで形成されています。


<photo credit: https://www.unstudio.com/>

複雑な形状の上にステンレス鋼の許容誤差は全方向で約2mmと非常に厳しく、またガラスは完全にフィットする形状である必要があったため、3Dモデルのみで設計され2Dベースの図面は無いそうです。
そしてなんとも精密な作業は、職人技術の最骨頂です。

工場で組立てられた3つの巨大なボックス・ガラスは、保護と輸送と設置のためだけに別途フレームが設計され、現場で取り付けらると言う大掛かりな工事のファサードを持った建築です。

 

2・3階はオーダーメイドのアパートメントとなっていますが、地上階のテナントのインテリアはUNStudioではなく、別工事になります。
2020年5月現在はまだ工事中なので、どんな内装が施されるか楽しみです。

PC Hooftstraat 138
用途:アパート、商店
竣工:2019年
所在地:PC Hooftstraat 138, 1071 CE Amsterdam