前回のマルケン島の続きです。
アムステルダムから日帰りで訪れることができる、港町フォーレンダム(Volendam)。
マルケン島の静かな雰囲気とは対照的に、フォーレンダムは観光客で賑わう陽気な港町でした。
港沿いにはレストランやスイーツショップ、お土産屋さんが並び、オランダらしい風景を眺めながら食べ歩きを楽しめます。
特に目的を決めず、景色を見ながらブラブラ歩いて、気になったお店に入って、お腹が空いたらランチを食べる。
そんな“何もしない休日”を過ごすにはちょうどいい町でした。
今回はマルケン島からフェリーでフォーレンダムへ移動し、港町をのんびり散策してきたので、その様子をご紹介します。
※記事内の料金や時刻表などは2021年9月時点の情報です。

マルケン島とフォーレンダム|日帰りで巡れる人気観光ルート
アムステルダムの東のマルケン湖(Markenmeer)に浮かぶマルケン島から、対岸の港町フォーレンダムまではバスを使うと約1時間ほど(乗換えあり)かかります。
しかし湖を突っ切るフェリーに乗車すれば約30分ほどでの移動が可能です。
そのためフェリー移動でマルケン島とフォーレンダムを合わせて観光する方が多いです。どちらの街も小さいので1日で両方の町を余裕で散策できます。
マルケン島からフォーレンダムへ|フェリー移動で湖を横断

今回はマルケン島からフェリーに乗船しました。片道で€10です。バス移動よりは料金が高くなります。
フェリーのチケットは観光案内所やフェリー乗り場で購入できますし、事前にオンラインでチケット購入もできるようです。
湖を横断するフェリー移動は、単なる移動というより“小さなクルーズ体験”のようでした。
天気が良い日はデッキ席が最高に気持ちよく、フォーレンダム観光の思い出のひとつになります。
マルケン島とフォーレンダム間のフェリーチケットに、アムステルダムの運河ツアーやミュージアムがセットになったお得なチケットもあります。
アムステルダム発の日帰りツアーも人気です。
運河クルーズ付きや、風車村ザーンセスカンスとセットになったツアーもあり、短時間でオランダらしい景色を効率よく巡ることができます。
フォーレンダムとは?|港町として栄えたオランダの観光地

全く下調べをせずに訪れたフォーレンダム(Volendam)。
簡単に歴史を調べてみると、隣町のエダム(チーズの産地)のために作られた港町でしたが、港としての機能が無くなってからは堤防(ダム)としての役割を持った町となりました。そのため町名にDAMがついています。
20世紀初頭には芸術家が隠れ住むようになり、かのピカソやルノワールがフォーレンダムに住んでいた時期があったそうです。
フォーレンダム観光|民族衣装と港町をのんびり散策

映画の世界のような、とてもユニークな街並みが特徴的でピカソが住みたくなるのが理解できる美しい町です。実際に映画の舞台になったこともあるようです。
今でも日常的に民族衣装を着ていらっしゃる方がいたりして、オランダを代表する民族衣装の町としても有名です。
町のいたる所に民族衣装を着れるフォトスタジオがありました。

マルケンで購入したフェリーチケットにフォトスタジオの割引券がついてました。家族写真を撮っている方が多かったです。日本から友人が遊びにきたら、是が非でも着てもらおうと思います。
フォーレンダムで食べ歩き
焼きたてストロープワッフル

港にあるストロープワッフル屋さん(Woltje’s Backerij)は、なんと創業が1799年。驚きの222年の歴史がある老舗です。
ストロープワッフルとはぺったんこのワッフルで、なかにたっぷりのキャラメルが入っている、オランダの伝統スイーツの1つ。

焼きたてのストロープワッフルは絶品なのでぜひ召し上がってみて下さい。(個人的にはチョコトッピングなしが好きです。)
オランダ土産はチーズ

港にはチーズ屋さん(Cheese Factory Volendam)もあります。隣町エダムのチーズからオランダ各地のチーズがならんでいました。

ここのチーズ屋さんではチーズ作りのデモンストレーションが定期的に開催されています。民族衣装のガイドさんがチーズの作り方などを説明してくれます。でも解説は全てオランダ語でした。
暑い日はアイスも

チーズ屋さんの前にはアイス屋さん。歩いてると冷たいものが食べたくなります。カフェやスイーツ屋さんはお店のインテリアも可愛いので、店内を覗くだけでも楽しいです。
小腹が空いてたらワッフルもあり

ベルギーワッフル屋さんもありました。オランダはリエージュワッフルが一般的なので、ふわふわのベルギーワッフルが食べれるのはレアです。
港に面してたくさんのバーやレストランが並んでいたので、食事には全く困らない町でした。
フォーレンダムの港を散歩|水辺の景色

埠頭にはベンチが並べてあるので湖を眺めながら佇むこともできます。何もしない休日の特等席です。
フォーレンダムの港は全長500mくらいあり、マルケンの港の倍くらいありますが、端から端まで歩いても10分くらいです。

しかしこの500mが想像以上に活気がある通りで、訪れた土曜の午後はとにかく賑やかでした。
喉かなマルケン島とは全く違った、陽気な雰囲気のフォーレンダム。
「観光地+活気+港+水辺+快晴=バケーション」気分が味わえる町だと思います。
夏の暑い日に、春や秋の快晴の日にフォーレンダムでランチまたはドリンクでプチホリデーが可能です。
どちらかというと友達と訪れてワイワイしたい系の町の印象でした。
フォーレンダムの住宅街を散策

フォーレンダムの町は、賑やかなのは港だけ。住宅地はとても静かでした。
わりと小さめな住宅が多く、レンガの外壁にオレンジ色の瓦屋根の建物が多かったです。
観光通りとのギャップが激しくて不思議な印象を受けましたが、町がとても綺麗なので町ブラスポットとしての魅力もありました。
フォーレンダムからアムステルダムへの帰り方
フォーレンダム〜アムステルダム間は316番バスで約30分ほどで移動できます。
316番バスは1時間に2〜4本ほどあります。
乗換えがなくて簡単でしたし、大通りを走ってくるので揺れも少なかったです。ただ、アムステルダム中央駅前がラッシュアワーで渋滞していたため予定より+10分くらいかかりました。でも歩き疲れてウトウトしてたので一瞬で到着しました。
帰りは中央駅までバスで帰れたので楽でした。
アムステルダムからフォーレンダムへのアクセス
フォーレンダムへは、アムステルダム中央駅から316番バスで約30分ほどでアクセスできます。
乗り換え不要なので、オランダ旅行初心者でも訪れやすい日帰り観光スポットです。
また、マルケン島と組み合わせる場合はフェリー移動も人気。
湖を渡る船旅は景色も良く、オランダらしい水辺の風景を楽しめます。
アムステルダム中央駅周辺に泊まると便利
フォーレンダムやマルケン島へ日帰り観光するなら、アムステルダム中央駅周辺に宿泊すると便利です。
バスや地下鉄へのアクセスが良く、朝から気軽に近郊旅へ出発できます。
アムステルダム観光と組み合わせながら、1日だけ港町へリフレッシュしに行く旅にもぴったりです。

まとめ|フォーレンダムは“ちょうどいい観光地”

フォーレンダムは、観光地らしい賑わいと、港町のゆったりした空気感の両方を楽しめる町でした。
港沿いを散歩したり、ストロープワッフルを食べたり、ベンチで湖を眺めたり。
特別な観光名所があるわけではないけれど、“何もしない時間”が心地よく感じられる場所です。
静かな時間を過ごしたいならマルケン島、少し賑やかな港町気分を楽しみたいならフォーレンダム。
どちらもアムステルダムから気軽に行けるので、オランダ旅行の気分転換にぴったりの日帰り旅でした。
