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【ダッチデザイン】LANDLAB設計の都市開発型団地FUNEN PARK

オランダのデザイン
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2003年に設立されたLANDLABは、ランドスケープの設計事務所で、アムステルダムを拠点に活動しています。

 


<photo credit: https://www.bureauoslo.nl/project/funenpark/>

建設ラッシュが続きで、新しい集合住宅が数多く計画されているアムステルダム市街地。

FUNENPARKはアムステルダム中東部に位置し、4ヘクタールの土地に170本の木が植えられた芝生公園と550戸の集合住宅が並ぶ住宅団地です。

かつては工業用地だった場所を公園と集合住宅地へと生まれ変わらせた大規模な都市計画は、2013年に竣工していますが計画〜建設・竣工までには14年もの歳月がかかっています。

 


<photo credit: https://www.bureauoslo.nl/project/funenpark/>

FUNENPARKの共同設計はLANDLABと、同じくオランダのランドスケープデザインOSLOですが、その他にも建築・都市計画家のFrits van Dongen、他9人の建築家と提携しています。

敷地の東面と南面に沿って長い集合住宅がそびえたち、道路や線路の騒音を遮断しています。
公園内にはバリエーション豊かな16棟の集合住宅が配置されており、西面には広場が広くとられ、近隣の住宅地との距離を配慮されています。

 

 

 

16棟の建物がバラバラに建つことで、分割された公園が連続した中庭の様な空間を創り出しています。
また16棟の建物は全てデザインが異なり、内2棟は屋上緑化されています。


<photo credit: https://landlab.nl/projects/funenpark>

プライベートの様でパブリックな中庭をつなぐコンクリートタイルの歩道。
居住者や通行人が自由に公園内を散策できます。
歩道部分はランダムなコンクリートタイルに見えますが、2種類の形状、3種類のカラーバリエーションのみで形成されています。
こういう細かいこだわりは、ランドスケープデザイナーの計画らしさを感じます。

 

 

 

 

公園エリアには誰でも入ることができ、自由に遊べて緑豊かで都会の喧騒が聞こえない静かな広場となっています。
そしてアムステルダムでは珍しい、風車の見える公園です。

FUNENPARK
用途:公園、集合住宅
竣工:2013年
面積:約4ha(550戸)
所在地:Het Funen, 1018 AK Amsterdam