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【イタリア】ファビニャーナ観光ガイド|自転車で巡る透明ブルーの島旅

ヨーロッパ旅行
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夏休みに訪れた、小さな楽園ファビニャーナ

夏休みにシチリアへ行ってきました。

中でも印象に残っているのが、トラパニからフェリーで約30分の場所にある小さな島「ファビニャーナ」。名前の響きが気に入ったのもありw、ここでのんびりとした島時間を過ごしました。

ファビニャーナは、自転車で島を1周できるほどのサイズで、美しい自然と静けさに包まれた島。透明度の高い海と、素朴な町並み、そして気ままに過ごせる雰囲気がとっても心地よかったです。

今回は、そんなファビニャーナの基本情報やアクセス方法、過ごし方のモデルプランなどを旅行記風にご紹介します!

 

 

 

 

 

ファビニャーナってどんな島?自然と素朴さに癒される魅力

ファビニャーナ(Favignana)は、シチリア島の西に位置するエーガディ諸島のひとつ。面積は約37km²、新宿区の2倍くらいの大きさで、自転車なら2〜3時間ほどで1周できる小さな島です。

島には約4000人が暮らしていて、観光地でありながらもどこかのんびりとした雰囲気。透明度の高い海に囲まれ、まるで絵本の中にいるような気分にさせてくれます。

観光インフラも意外と整っていて、エアコン完備の宿泊施設やWi-Fi、ビーチ施設、レストランも充実。ただし英語があまり通じないこともあるので、少し旅慣れた人向けかもしれません。

それでも、のんびり自然に癒されたい人にはぴったりの、まさに隠れ家のような島です。

 

 

 

 

 

トラパニからのアクセス|フェリーと高速船で行く方法

ファビニャーナへは、シチリア島西部の港町トラパニから船でアクセスします。

 

フェリー(Siremar)
• 所要時間:約1時間
• 便数:1日3便ほど(シーズンにより増減)
• 車両の乗船も可能
• デッキから景色が楽しめる!

ゆっくり船旅を楽しみたい人にはフェリーがおすすめ。途中、海に浮かぶ小島や、運が良ければイルカが見えることも!

 

 

高速船(Liberty Lines)
• 所要時間:約30分
• 便数:毎時間運行(早朝〜夜)
• デッキには出られないけれど、スピーディー!

日帰りでファビニャーナを訪れるなら、高速船が便利です。揺れも少なく、あっという間に到着します。

 

▶ チケットは当日港でも購入できますが、繁忙期は事前予約がおすすめ
Ferryhopper公式サイト

※トラパニ港には「東側(高速船)」と「西側(フェリー)」の2つの乗り場があります。Googleマップなどで事前に確認しておきましょう!

 

 

 

 

 

 

島に着いた瞬間、目に飛び込んできた透明ブルー

今回はフェリーでのんびりとファビニャーナに到着。デッキで海を眺めているうちに、気づけば港に到着していました。

港の時点で、すでに海の透明度にびっくり。海の底まで見えそうなほど透き通った水面が広がってました。

 

到着した船からの眺めだけでバケーションスイッチがガッツリ入った気がしました。

港周辺にはかわいらしい街並みが広がり、奥にはなだらかな丘が。リゾート感よりは素朴な「島時間」が流れていて、心がじんわりと解放されていく感覚がありました。

 

 

 

 

ファビニャーナの中心街をお散歩してみた

港を出てすぐのエリアがファビニャーナの中心地。カフェやレストラン、民泊などが集まっていて、こぢんまりとした町がとても可愛いです。

  •  午前中:静かでのんびり
  •  昼:少し活気が出てくる
  • 午後:暑さでまた静かに
  • 夜:レストランやバーが賑やかに(でも深夜は静か)

レストランはどこもレベルが高くて美味しかったのですが、ちょっとお高め。

魚屋さんや食堂的なお店も多かったので、そっちの方がローカルなものをお手頃価格で食べることができました。

 

 

 

 

 

自転車レンタルして、島旅スタート!

ファビニャーナでは移動手段として自転車が最適。島内は基本的に平坦なので、体力に自信がない人でもOKです。

  • レンタル料:1日5ユーロ前後
  • レンタル屋さん多数。どこでも料金はだいたい同じ
  • 道は走りやすく、交通量も少なめ
  • 暑いので、帽子・サングラス・日除けの服必須!

 

ビーチまでは5〜20分。ビーチから次のビーチへも10分前後なので、気分に合わせて移動しやすいのも嬉しいポイント!

自転車は1日5ユーロで借りることができました。たくさんのレンタル屋さんがあったけど、どこでも値段は同じっぽいです。

オランダで自転車を毎日乗ってるから慣れてはいるけど、久しぶりのハンドブレーキが難しかったw。

 

 

 

 

おすすめビーチスポット

ファビニャーナのビーチ、ぶっちゃけどこも美しかった。その中でも絶対行くべきなのがブエ・マリーノ(Bue Marino)です。

旧採石場の跡地にある、自然のアートのような海岸。ごつごつした岩場と洞窟のような地形が印象的。神殿みたいな神秘的な雰囲気で、特に朝日を見に行くのが最高!

海は深いですが、とっっっても綺麗でした。お魚もたくさんいました。

*管理されていない自然海岸なので、遊泳は自己責任で。

 

 

終日過ごすならディ・リド・ブッローネ(Lido Burrone)の一択です。

ここのビーチはレンタルパラソルやカフェバーがあり、ビーチで1日過ごすのに最適な場所。砂浜が広く、家族連れや長時間滞在したい人におすすめ。

ファビニャーナのビーチはどこも日陰になるところが少ないので、パラソルがあるだけでビーチライフが劇的に違います。有料でもレンタルする価値は高いです。

ビーチは砂浜。海は透明度が高くて、浅いところでも海上からお魚さんが見れました。

 

 

 

 

 

 

ファビニャーナでの1日モデルコース

早朝:
日の出の45分前に起床。自転車でブエ・マリーノまで行って、朝焼けと神秘的な岩場で写真タイム。

 

朝:
涼しいうちにサイクリングで島のビーチを巡る。パン屋さんや朝市も楽しめます。

 

午前中:
気になるビーチでひと泳ぎ。美しい遊泳スポットがたくさんあるよ。

 

昼〜午後:
暑さがピークになるので、ディ・リド・ブッローネでパラソルをレンタルしてゆっくりビーチ時間。カフェバーでのんびりランチも◎。

 

夕方:
採石場跡地の博物館(Ecomuseo delle Cave)
を見学。地下の洞窟が遺跡のようで美しいよ。

 

日没:
港でサンセットを眺めてから、町のレストランでゆったりとしたディナータイム。

 

夜:
ジェラート片手に島の夜散歩。夏季は20時すぎても明るいよ。23時頃にはお店も閉まり、静かな夜に。

 

 

 

 

 

おわりに:ファビニャーナは、心がほぐれる島でした

ファビニャーナは、旅慣れた人ほどハマる「静かな魅力」に溢れた場所でした。観光客でごった返すこともなく、自然のままの海と風景が心地よく、時間がゆっくり流れるのを感じる旅に。

シチリア島から日帰りでも行けますが、数泊して島の時間をたっぷり味わうのがおすすめです。

旅のスピードを少し落として、自転車で風を感じながら巡る島旅。また戻りたくなる場所になりました。