12月のヨーロッパはクリスマスマーケットの季節です。
クリスマスマーケットの発祥の地はドイツと云われています。
ドイツのドレスデンのストリーツェル市場(Striezelmarkt)のクリスマスマーケットは、今から約600年前の1434年に初めて開催されました。2014年に580周年を迎えており、ドイツで最古のクリスマスマーケットとして有名です。
11月中旬頃からヨーロッパ各地でクリスマスマーケットがスタートします。
オランダでは12月5日のシンタクラース(聖ニコラスのお祝い)が終わってからクリスマスの準備が始まるため、12月10日頃からクリスマス(または年末)までの2〜3週間がクリスマスマーケットのラッシュになります。
オランダで有名なのはハーレム、ライデン、デン・ハーグ、マーストリヒト、ファルケンブルグで開催されるクリスマスマーケットでしょうか。
街の大きな広場を中心に開催され、大きなクリスマスツリーを囲むようにマーケットが並びます。日本の縁日に近い感じです。
マーケットにはクリスマス用のモミの木や、デコレーション雑貨、リースやクリスマスカード、カラフルなチョコレートやキャンディーなどなど、キラキラしたものが沢山並んいます。
ホットチョコレートやホットワイン、ホットドックやワッフルなど食べ物も充実しており、食べ歩きしながら散策できます。
週末にはミニコンサートやストリートパフォーマンスなどが催されたりとイベントも盛りだくさん。大規模なクリスマスマーケットには観覧車やメリーゴーランドなどの仮設遊園地も併設され終日クリスマスマーケットで遊べるところも多いです。
クリスマス用品を販売するのがクリスマスマーケットですが、オランダのXmasマーケットはスケートリンクが併設されているところが多く、スケートの方が人気があったりもします。
アムステルダムのミュージアム広場やRAIで開催されるクリスマスマーケットは、マーケットよりもアミューズメントの要素の方が強いイベントとなっています。
ほとんどのクリスマスマーケットは屋外なので、防寒対策はしっかりとしてお出かけしましょう。
お出かけの際には現金もお忘れないように。最近はマーケットのほとんどの場所でPINやカードで支払いができますが、キャッシュオンリーのお店もあります。小銭をポケットに入れておくと安心です。
華やかなクリスマスマーケットに訪れると寒くて暗い季節もちょっとだけ好きになれます。クリスマス雑貨やリースでお家を飾り付けてキラキラクリスマスも楽しんでみてください。