毎年8月後半になると気になるのが、オランダのヘザー(heide)の開花状況。
去年までは、アムステルダム近郊にあるヒルフェルスムの自然保護区に訪れて鑑賞していました。

でも今年はちょっと足を伸ばして、ズウォレ近郊のWezepsche Heideに行ってきました。
「紫のじゅうたん」と呼ばれるこの季節限定の景色、やっぱり実際に歩いてみると特別感があります。
紫と緑のじゅうたんに感動
今年はまだ見頃より少し早めに訪れたので、紫一色! というよりも「緑と紫のまだら模様」でした。
正直、行く前は「ちょっと早すぎたかな〜」と思ったんですが、いざ目の前に広がった景色を見ると、緑と紫のコントラストがむしろ新鮮で綺麗。
「これはこれでアリだなw」と思える、少し特別なタイミングでの鑑賞になりました。
人が少なかったこともあって、静かにのんびり散策できたのも良かったポイント。
風に揺れる草の音や、鳥の声が聞こえるくらいの静けさで、時間がゆっくり流れているように感じました。
ハイランド牛にも遭遇
今年の散策中のハイライトは、やっぱりハイランド牛。
大きな角とフサフサの毛並みは迫力満点だけど、動きはのんびりマイペースで、草をモグモグ食べている姿に癒されました。
ヘザーとハイランド牛との両方を楽しめた、特別な週末。
自然の中でこういう出会いがあると、ちょっとした冒険感があって嬉しくなります。
アクセス方法とおすすめルート
Wezepsche Heideへはズウォレから電車+徒歩でも行けますが、電車は1時間に1本しかなく不便…。
そこで今回は、ズウォレ駅からOV-fiets(レンタル自転車)を利用してみました。

片道30分ちょっとで到着〜。ちょっと遠かったけど途中では大きな鉄橋を渡ったり、牛が放牧されているのどかな田園風景を眺めながら走ったりと、サイクリングそのものが観光体験みたいで楽しかったです。
「目的地に着くまでの時間も楽しめる」って、オランダ旅行のいいところかもしれません。
まとめ
- Wezepsche Heideは混雑が少なく、静かにヘザーを楽しめる穴場
- 咲き始めは緑と紫のコントラストが面白い(これはこれで良きw)
- 運がよければハイランド牛に出会える
- ズウォレからは自転車アクセスがおすすめ(景色も◎)
- ズウォレ観光後に寄れるのも◎
「ゆるっと自然を楽しみたい」「人混みを避けたい」という人にぴったりのスポットでした。