年1回はドイツのドラッグストアのdmに訪れています。
なぜかって?安いからです。
dmのプライベートブランドの基礎化粧品はコスパが最強なので、訪れるたびに買いだめしています。
そんなdmはドイツ国内に1000店舗以上あるそうです。
その中でアムステルダムから最も近い店舗を探してみたところ、国境の町エメリッヒ(Emmerich)にあるdmがアムステルダムからのアクセスがよく最短距離で訪れることができると発見しました。
今回はエメリッヒのdmまで訪れてみました。
アムステルダムからアーネムまで
エメリッヒに訪れるにはアーネム駅からドイツ鉄道に乗ります。
まずはアムステルダム中央駅からアーネム駅まで移動します。電車(IC)で1時間ほどです。
アムステルダムザウド駅からもアーネム駅行きの電車がでています。
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アーネムで乗り換え
アーネム駅でドイツ鉄道(DB)に乗り換えます。アーネム〜エメリッヒ間はOVカードが使えないのでチケットが必要です。
券売機は改札の外にありました。(もしかしたらホームにもあったかもしれません。)
改札の外で切符を購入した場合は、再び改札を通るのにはOVカードをタッチして入場します。購入したドイツ鉄道のチケットでは駅の改札が通れませんでした。
OVカードを持っていない場合は駅内のサービスセンターで尋ねると改札を通れる入場券をもらうことができます。
最も簡単なのはインターネットでチケットを購入する方法です。ネットで買ってしまえば改札を出る必要がありません。
アーネム〜エメリッヒまでは片道€7でした。(2024年の価格)
ドイツ鉄道
アーネム駅からエメリッヒ駅までは3駅です。乗車時間は20分くらいでした。
電車は1時間に1本の運行です。エメリッヒ駅の周りにはカフェ的なものが何もなかったので、帰りの電車は時間をしっかりと確認しておきましょう。
運行時間や遅延状況はドイツ鉄道のサイトで調べることができます。
エメリッヒでお買い物
エメリッヒ駅からdmまでは徒歩で10分くらいです。
アムステルダムからアーネムまで60分、アーネムからエメリッヒまで20分、エメリッヒからdmまで10分、合計で約90分で到着できました。
(アーネムで下車して観光してきたので乗り換え時間は計算に含まれてません。)
※dmは日曜が定休日なのでご注意を。
エメリッヒ駅前にはALDI(アルディ)、駅裏にはNetto(ネットー)や PENNY(ペニー)などのドイツで定番のスーパーマーケットもありました。
またdmの裏手にはドイツ大手スーパーマーケットのEdeka(エデカ)もありました。
エメリッヒで買った物は後日に別記事でUPする予定です。お楽しみに!
アーネムを観光
せっかく訪れたアーネム。せっかくなので1〜2時間ほど観光してきました。
アーネムをサクッと観光して、帰る前にドイツに寄って買い物をして帰路に着く充実した週末になりました。
駅舎
アーネム駅は訪れるたびにテンションが上がる駅舎です。UNスタジオ設計の曲線の流動的なデザインと、柱の無い巨大空間は圧巻です。
恐怖体験できる教会
街の中央にある大きな教会(De Eusebius)は15世紀頃に建てられたそうです。戦争で半壊しましたが、その後に再建され、2018年には塔のテッペンまで登れるエレベーターが設置されました。
ステンドグラスの無い教会は明るく開放感があって美しかったです。一部の壁面には1550年に描かれた壁画のオリジナルが残っていました。
教会の地下も見学することができ、遺跡などが並んでいる奥に、オラニエ公ウィレムのいとこの骸骨も並んでいました。
他にも骸骨がゴロゴロしてて少し怖かったです。
そしてこの教会のメインは高さ73mのガラスの展望台に登れることです。
外から教会を見上げると、塔の上の部分にガラスの部屋がくっついているのが見えます。このガラスの部屋にもアクセスできる、アトラクション感があるのがアーネムの教会の見どころです。
塔の上まではエレベーターでビューンと訪れることができます。エレベーターを降りたら目の前に、なぜかガラスの絶叫展望室が飛び出ています。
造りが簡易的なので、載ったら落ちるんじゃないかと不安になります。(落ちません)
上下前右左ガラスなので眺めは最高です。でもメッチャ怖い。景色どころじゃないThe恐怖の展望スポットでした。
風が強い日で塔が揺れてたので怖さ倍増でした。
良くも悪くもガラスが汚れておらず視界が良好。なので真下を見るとやばいです。足が震えました。
メッチャ怖いんですけど、でも眺めは最高。なぜ作ったのかは謎の名所です。アーネムに訪れたらぜひとも恐怖体験をしてみてください。
広場
土曜日は教会前の広場でマーケットが開かれていました。
広場の奥には14世紀に建てられたサーベル門(Sabelspoort)があり、門をくぐりぬけた先にはライン川が流れています。
川沿いのフードコート
ライン川沿いにはおしゃれそうなお店がいくつかありました。
時間がなくて立ち寄れなかったけど、フードホール(Foodhall Arnhem)は映えそうな内装のフードコートです。
ランチやトイレ休憩に良さそうな場所でした。
フードホールの隣にあるビールバーのDAVOはデフェンターの地ビール醸造所の直営バーです。
夏は川に面してテラス席があるようなので、ビールに最高のロケーションでした。
国立公園
オランダで最大規模の国立自然公園のデ・ホーへ・フェルウェ国立公園(Het Nationale Park De Hoge Veluwe)まではアーネム駅からアクセスすることができます。
国立公園内にあるクレラー・ミュラー美術館(Kröller-Müller Museum)は豊富なゴッホコレクションを有する近代美術館です。所有するゴッホ作品はアムステルダムのゴッホ美術館に次ぐ規模で、ここでしか見ることのできない名作もあります。
休みの日にオランダ観光を楽しみ、帰りにドイツに立ち寄って帰ってくるってできるのもオランダの楽しみ方の一つだなって感じました。ドイツは食品や日用品がオランダよりも安いので、訪れてみてはいかがでしょうか。