今年のGlowはとても広範囲です。
毎年ながら一晩で全てを見て回る完全制覇はできませんでした。
おすすめ&見どころをまとめたので絞りこんでから参戦してみてください。
開催期間は11月6日から13日までの8日間です。
※一部ネタバレありです
事前準備と持ち物
- 帰りの終電の時間確認
- 防寒着
- 歩きやすい靴
- コロナチェックアプリ
- スマホとカメラ
- モバイルバッテリー
まずは準備をしっかりとしましょう!
帰りの終電の時間確認
日帰りの場合は帰りの電車の時間を事前に確認しておきましょう。アムステルダムまでの終電だと23時前後になります。
終電だと複数の乗換えや、長い乗換え待ち時間、ナイトバス利用になることもあるので、帰りやすい時間を事前に確認しておきましょう。
服装
防寒対策が必要です。昨晩のアイントホーヘンの気温は10度くらいでした。
上下ヒートテック、モコモコのパーカー、真冬用ジャケット、ブーツを着ていきました。歩いていると温かくなりますが、21時を過ぎると手がかじかんできました(手袋を忘れました)。
長時間歩くので靴は歩きやすさと暖かさ重視です。
また天気が心配な日は折りたたみ傘もあると安心です。
コロナチェック
コロナ対策で各会場で証明が必要になっています。ワクチン接種や陰性証明で発行できるQRコードを準備してから訪れましょう。
またアイントホーヘンまでの電車内はマスク必須なのでお忘れなく。
スマホとカメラ
寒さと写真撮影でスマホ充電の減りが速いです。充電切れで帰りの電車時間を確認できなくなるのでモバイルバッテリーがあると安心です。
アイントホーフェン駅に到着したら
まずはトイレをすませておきましょう。Glow会場にトイレがある所もありましたが混んでました。
駅前のトイレスポット
- アイントホーヘン駅(北口)
- Bijenkorf(バイエンコルフ)
バイエンコルフのトイレが無料でキレイでした。
駅前のマクドナルドなどにもあると思います。
※場所によっては有料です。
リストバンドをゲット
駅前のブースでコロナチェックのリストバンドをもらいましょう。
各Glow会場ごとにQRコードの確認があります。
リストバンドをしてるとQRコードの代用となるファストパスになるので先にゲットしておくと、各会場への入場がスムーズになります。
リストバンドをもらうには、コロナチェックQRコードと名前と生年月日が確認できるIDカードが必要です。(Glowブースにて無料でリストバンドをもらうことができます。)
駅前でゲットし忘れても、街中のあちこちにもリストバンド配布ブースがあります。
※何カ所か室内の会場もありましたがコロナチェックをするのでマスクは不要です。セントラルは混雑しているところが多かったので、マスク着用の方も多かったです。
2021年のGlow会場は4ヶ所
- Centrum(セントラル)
- Campinaterrein(工場跡地)
- TU/e(工科大学)
- Strijp S(ストレイプS)
(その他、郊外に2カ所あります。郊外の詳細は後半に記述してます。)
コロナ対策なのか、今年は会場が4つのエリアになっています。
それぞれの会場が遠いいので自転車で周ってる方が多かったです。
グルっと巡るだけでも約10kmの距離になります。18:30から22:30までノンストップ+速足で歩いてギリ4ヶ所周ることができましたが、スルーした所も多々あります。
一晩で周るならば見たいところを絞って訪れた方が良さそうです。
セントラルの見どころ
セントラルでの作品数は8つ。その中で見逃せないのは3ヶ所です!
- PORTE CELESTI(光のゲート)
- DOMUS LUMA(Augustijnen教会)
- DON’T BREAK THE LIGHT(フィリップミュージアム前)
光のゲートは今年のエントランスです。駅から市街地へとあちこちにありますが、メインゲートはCatharinapleinにあります。
Augustijnen教会前はとても混雑していました。お連れさまとはぐれないように気をつけてください。
フィリップミュージアム前のライトアップは見逃してしまいました…。
セントラルは土地勘がないと迷子になりやすいです。フィリップミュージアム→メインゲート→教会の順番が歩きやすかったようです。
このエリアが最も混雑しているので、お子さんとは手を繋いで歩きましょう。またマスク着用の方が安心です。
工場跡地の見どころ
Campinaterrein(工場跡地)で見逃せないのは2ヶ所!
- CARBON ARC(長距離ライトビーム)
- ODE TO LIGHT(360度のプロジェクターマッピング)
セントラルから工場跡地までの道のりを照らすライトビームは数キロにも渡る長距離を照射しとても迫力があります。
そして会場までの道のりがとても遠いのですが訪れる価値のある工場跡地エリア。
今年のイベントの中で最もカラフルでアーティスティックなプロジェクターマッピングでした。
建物内360度のプロジェクターマッピングは中々見れないのでオススメ!
カラフルで見る価値ありはあるけれど、遠い。時間があったら寄りたい所です。
アイントホーフェン工科大学の見どころ
TU/e(工科大学)で見逃せないのは2ヶ所!
- THE BALLROOM(ダンスホール)
- GROWTH(成長するキューブ)
工科大学エリアはデザイナーズウィークの延長の様な、若者のエナジーを感じるエリアでした。
躍動感ある光と音楽が多彩で小さなお子さんたちが楽しんでいる印象が強かったです。
敷地内に段差が多いのでベビーカーでの来場は大変そうでした。小学生以上のお子さんと一緒がおすすめです。
Strijp S(ストレイプS)
ストレイプ-Sの作品数は9つ。その中で見逃せないのは3ヶ所です!
- FOOTPRINT(大規模プロジェクターマッピング)
- FIREFLY FIELD(ホタルの野原)
- DROP OF LIGHT(光の水滴)
ストレイプ-Sは今年のGlowで一番楽しかったエリアです。
5ヘクタールもの大規模プロジェクターマッピングには驚愕しました。
そして今年のGlowで筆者が最も感動したのは光の水滴です。
天井から滴り落ちる水滴へのレーザー照射。そして流れるテクノとの一体感が最高でした。
最後に周ったからか、比較的すいていたのもグッドポイントでした。
このエリアが最も広範囲に作品が広がってるので一番歩きまわった気がします。
詳細情報
各作品の詳細位置はGlowのホームページに地図が掲載されています。
Glow2021の攻略法
Glowの開催時間は18:30〜23時の4時間30分です。一晩で全作品を歩いて鑑賞するのは不可能だと思います。
見たい作品は事前に場所を調べておきましょう。
Glowホームページで作品の一覧があるので参考にしてみてください。
4つのエリアを全てまわる
約10Kmのコース。所要時間の目安は早歩きで4時間の強行突破コースです。
筆者はセントラル→工場跡地→セントラル→工科大学→ストレイプSの順番でまわってみましたが、効率が少し悪かったです。
4つのエリアを全てまわるのならば、ストレイプS→工科大学→セントラル→工場跡地の順番がまわりやすい かもしれません。
全作品をゆっくり見ることは不可能なので、見たいものだけ見るタイプの周り方です。
3つのエリア
約5Kmのコース。所要時間の目安はゆっくり見学して4時間です。
駅に着いたら北口に出て、工科大学→ストレイプS→セントラルの順番で周るのが効率が良さそうです。
3つのエリア巡りでもゆっくり周ると時間いっぱいかかると思います。
2つのエリア
エリア間の移動が徒歩で約30分くらいかかります。
セントラル→ストレイプSの2ヶ所だけでも移動時間を含むと2〜3時間かかる気がします。
途中でお茶やご飯タイムを取るなら2エリアくらいを目安にしてみてください。
時間があったら訪れたい郊外スポット
- SUNFLOWERS FOR VAN GOGH(ゴッホのヒマワリ)
- THE WATER WALL(噴水ショー)
今年は市街地から少し離れた所にもGlow会場があります。
バスや自転車でも片道30-40分かかるので、訪れるには時間配分が必要です。
※ゴッホのヒマワリは6日、10日、12日の3日間のみの開催です。
↓↓ここからはネタバレ(写真や映像)ありです!↓↓
Glow2021を勝手にランキング
筆者の独断で今年のGlowの作品をランキングしてみました。
見るエリアが決まらない時の参考にしてみてください。
第一位
・ストレイプ-Sエリア
水と光の相性が最高でした。(写真と動画はインスタから↓)
第二位
・セントラルエリア
教会へのプロジェクターマッピングは何回見ても綺麗です。
第三位
・ストレイプ-Sエリア
筆者が今まで見てきた中で過去最大規模のプロジェクターマッピングです。
第四位
ODE TO LIGHT(360度のプロジェクターマッピング)
・工場跡地エリア
倉庫一面のプロジェクターマッピング。今年最もカラフルでデザインも好みでした。
第五位
・工科大学エリア
子どもから大人まで自由にダンスしている姿がショータイムでした。
今年の感想
昨年はコロナの影響で開催できなかったGlowが帰ってきました。
サマータイムが終わって冬の訪れを感じるイベントです。
秋の長夜にお散歩をしようが目的のイベントですが、一晩で全部見て周るには広範囲。帰る頃には足が棒になりました。
それでも毎年訪れたくなる魅惑の光のお祭り。最近はプロジェクターマッピングの技術の進歩を明らかに体感します。
子どもの頃はキラキラ点滅してるだけで感動していたイルミネーション、今は光るだけでなく、動いたり、音楽や自然と合わさっていっそう感動を与えてくれます。
今年のGlowもとてもステキな一晩をもたらしてくれました。
開催期間が限られていますがお時間があったら訪れてみてください。