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【オランダコロナ38】最終話?アフターコロナになってほしい(2022.03.30)

コロナ

 

オランダでの最初のロックダウンから2年が経ちました。当時はあまりにも急な出来事で、友人との外食も急遽キャンセルになってしまったので、自宅に友人を招いて「今後どうなるのコレ。」って不安に駆られた会話をしたのを今でも覚えています。

【オランダコロナ1】突然始まったロックダウンの不安と動揺(2020.03.22)
【2020年のブログです】オランダにも コロナウイルスの影響が、経済的にも生活的にも煽りを受けています。 オランダで初の感染者が見つかったのが、2月27日。 それから約4週間たった3月22日の時点でオランダのコロナ感染者は4204人、死亡は179人となっています。

 

そしてついに、2022年の3月23日よりオランダでのコロナに関するルールは(ほぼ)撤廃され、日常生活に関わる規制はなくなりました。

電車内でのマスクの着用義務もなくなったため、街中でマスクをしている方すら見かけることがなくなり、完全にコロナ以前の生活に戻っています。

 

 

だからと言ってオランダからコロナウィルスが消え去ったはわけではありません。これからは各々でコロナからの感染を防いで生活するようになるようです。

 

 

 

コロナのルール

日常生活に関わってくるルールはなくなりました。大規模なイベント参加でもワクチンパスポートは不要です。また公共交通機関利用時にマスク着用義務も撤廃されました。

ただし空港ではマスク着用が必須になります。また隣国のドイツやベルギーではルールが異なり、EU内の移動や旅行でも「マスクが必要か」または「ワクチンパスポートや陰性証明が必要か」などのルールが異なるので事前に確認が必要になります。

 

EU各国の国ごとのルールは下記のサイトが分かりやすいです。参考にしてみて下さい。

Euronews.com

 

オランダの感染者数

前回コロナ記事を書いた時との比較です。

3月23日の集計(3月08日との比較)
新規感染者数:42835人(-23422)
入院患者数:2027人(+441)
ICU:158人(+1)
(NU.nlより)

 

感染者数は減っていますが、いまだに日に4万人以上です。入院患者数がまたしても2000人を超えましたが、重症患者数は安定しているためか、あまり重要視はされていません。

また23日の規制緩和以降はコロナに関するニュースがめっぽう減少し、今では毎日の感染者数の更新情報は無く、週単位でのレポートとなっています。

 

 

コロナの症状がある場合は?

規制が解除されましたが感染者数は多いままです。発熱などの症状が出た場合は最初にセルフチェックを行いましょう。検査キットは薬局やドラッグストア、スーパーマーケットで購入できます。

 

 

セルフテストの結果が陽性の場合はcoronatest.nlから、または08001202へ電話して正規の検査予約を取りGGDにて検査してもらいます。

GGDでの検査結果が陽性の場合は5日間〜の自己隔離となるようです。

 

 

予防対策は?

今後は大規模な規制がかかることはないだろうとされています。(脅威となる変異株が出てこなければ…。)

そのため今後は各自での予防・対策を取るように促されています。

手洗い室内換気をこまめに行い、年配の方などに会う前にセルフテストを行うなどがマナーとなるのでしょうか。

オランダではセルフテストのキットが比較的安価で購入できるので、いつでも簡単にセルフテストできるのは助かります。心配になった時は、または小さなお子様や高齢者と同居されている友人に会う場合などはお出かけ前にチェックしておくと安心ですね。

 

 

2回目のブースターは?

2回目のブースター、すなわち4回目のワクチン接種は70歳以上の方に推奨されています。しかし接種率は低く、5人に1人くらいの方が2回目のブースターを受けているそうです。

今後は60歳以上も推奨されるとのことですが、60歳未満の方は現在のところは「接種しなくても大丈夫」との話です。

 

…が今後に推奨年齢が変わる可能性はあると思います。

2回目のブースター、またはその後のワクチン接種に関しては現状の様子だと接種率は低くなる気もします。ワクチン接種後の数日間は体調が悪くなるので、打ちたくないとの気持ちも理解できます。ただ感染して苦しむのも辛いので、効果があるのなら追加のワクチン接種の方がいいのか…、どっちがいいのかは筆者にも判断できません。自分の年齢が推奨年齢となった時に、周りの様子をみて考えようと思っています。

 

 

オランダへの観光は?

オランダの規制が緩和したことで、現在はオランダへの入国も簡単になっており、EU外からの観光客も渡航できるようになりました。今年は各イベントも開催予定ですし、チューリップがたくさん咲くキューケンホフ庭園もオープンしたので、観光客が戻ってきています。

【オランダ】世界1の広さのチューリップだらけのキューケンホフ庭園
32ヘクタールの巨大な敷地のキューケンホフ庭園内には700万本のチューリップが咲き誇り、まさにお花の国。世界一大きいチューリップの庭園です。庭園内はお花の香りで満ちており、視覚的にも、嗅覚からも春の訪れを楽しむ事ができます。

 

日本からの渡航は指定のワクチン接種証明書があれば入国できるようです。詳細はコロコロ変わるので渡航前にオランダ政府の入国規制をご確認ください。

government.nl/topics/coronavirus-covid-19

 

日本への入国(帰国)は日本の外務省の水際対策をご確認ください。

mofa.go.jp/

 

しかしながら現在は「日本 – ヨーロッパ間」のフライトが混乱しています。ロシア上空を飛行できないため、韓国経由の南方迂回ルート、または北欧経由の北極通過ルートなどの長時間フライトで補われているようですが、フライト状況が毎日変更しているようです。コロナ関連の規制は緩和されたものの渡航が簡単ではありません。

 

 

あとがき

週末にアムステルダム中央駅より電車に乗車しましたが、誰もマスクをつけていませんでした。その光景に違和感を持つかなっと思っていたのですが、先日までマスクが義務付けられていたことを忘れてしまうほど違和感がなくて、既に「あたりまえ」の生活に感覚が戻っていました。

世界規模でまだまだコロナが蔓延していますが、オランダで生活していると本当にコロナが終わったアフターコロナの中にいるように錯覚してしまいます。

 

今後どうなるかは全くわかりません。知人・友人の中に感染者がいるのも「あたりまえ」になっていますし、変異株が出現して脅威となる可能性も十分にあります。

 

それでも全38回に渡って投稿してきた【オランダコロナ】の記事はこれで最後になってほしいなっと思い、続きを書くことがない事を願って、【オランダコロナ】の記事は一旦ここで最後にしようと思います。

38回までお付き合いくださりありがとうございました。今後はオランダ観光や、オランダ生活の話を中心に投稿に力を注いでまいりたいと思いますので、引き続きご購読いただけたら嬉しいです。