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【オランダコロナ35】マスクの品質指定?FFPとType2の違いは何だろ?(2022.01.13)

コロナ

 

ロックダウンが続いたまま2022年にはいり、オランダの新規感染者数は過去最大の3万人/日を超える日が出てきました。

厳格な規制下での生活でしたが、年末年始のイベントシーズンだったこともあり、オミクロンの猛威は避けることができませんでした。

それでも幸運なことに、入院患者数とICU患者数は減少の傾向にあります。まだピークはこれからかもしれませんが、重症患者が増えていないのは嬉しいニュースです。

 

1月12日の集計(12月26日との比較)
新規感染者数:32149人(+20187)
入院患者数:1435人(-567)
ICU:378人(-182)
(NOS.nlより)

 

 

 

マスク推奨範囲の拡大?

そんな中、今週月曜日のニュースで久しぶりにマスクの話題が取り上げられていました。

現在、オランダでマスクを着用しなければならないのは、店舗や公共施設内、公共交通機関でのみとなっていますが、今後はもっと広範囲で、屋外であっても密な場所では(混雑したストリートマーケットやデモ時など)、マスクの着用が推奨される“かも”しれません。

 

オランダ政府からの正式な発表は14日の金曜日となりそうですが、OMT(感染症対策チーム)からは広範囲でのマスクの着用を推奨、そして着用するマスクの種類を布マスクではなくFFPまたはType2の医療基準の使捨てマスクを推奨とのアドバイスがあったようです。

 

そんなニュースが出たものだから、今週はドラッグストア、スーパーマーケット、そしてオンラインショップのマスクが一斉に在庫切れとなっています。(まだ一部の店舗には在庫があるようです。)

 

マスクの品質?

ここで気になったのはOMT(感染症対策チーム)から発表されたマスクの品質です。

FFPは耳にしたことがありますがType2とは一体…?

ニュースではスーパーやドラッグストアで販売している水色の使捨てマスクがType2に該当するって話で、パッケージにTypeⅡまたは2Rと記載があるとのことでした。

 

さっそく手持ちのスーパーで購入して使っていたマスクのパッケージを見てみましたが、そんな記載はありませんでした…。


<スーパーマーケットで購入した使捨てマスク>

50枚で€2.50という魅力的な価格だけで選んでいたので、マスクのクオリティーを全く気にかけていなかった筆者です。どうやらこのマスクはType2には該当しないようです。

今後に必要になる“かも”しれない、マスクの品質についてさっそく調べてみました。

 

 

 

 

FFPのマスク

photo by Amazon.nl

FFPは欧州基準の粉塵濾過マスクで、1〜3までの種類があります。

FFP1は空気中の粉塵の80%、FFP2は94%、FFP3は99%を除去する性能を有し、スーパーやドラッグストアで一般的に市販されているはFFP2になります。

マスクの表面にFFP2CEのマークが書かれているものが正規品です。

※FFP2はN95やKN95のマスクと同等の濾過性能を有しています。

 

FFPのマスクは5回まで再利用できるのが特徴です。除菌方法は2つあるようです。

80℃の空気中に1時間放置

80℃の空気中に置くことによりマスクに付着した新型コロナウイルスが除去されます。70℃以下ではウイルスが残り、90℃以上ではマスクの構造にダメージを与えてしまいます。またお湯につける、洗濯機、食洗機はNGです。

*こちらは一般のご家庭では不可能な方法なようです。

1週間そのまま干す

室内に1週間干しておくだけで新型コロナウイルスが消失するようです。毎日使う方はFFP2マスクを7枚用意し、曜日ごとに使い分けることで再利用することができます。ただしマスク内部には自身の口や鼻からの細菌などが多少残る可能性があるそうです。

 

 

ただしパッケージに上記のマークがある場合は再利用できません。「2」に斜線の記号は1回の使捨てを意味しています。

 

スーパーマーケットやドラッグストアで、10個入り€8前後が平均価格なようです。現在は店頭での在庫が減少していますがAmazon.nlBol.comでは取扱いがあるようです。

 

 

 

TypeⅡのマスク

TypeⅡまたは2Rとは医療基準で定められた品質のことで、日本ではレベルと表記されています。

Type122Rがあり、主に濾過率が異なっています。

Type1PFE(微粒子ろ過効率)とBFE(細菌ろ過効率)が95%以上、

Type2PFEBFE98%以上、

Type2Rはタイプ2の進化版?、より耐性がある品質

と定められています。

 

パッケージにTypeCEマーク、そしてEN14683の欧州規格番号が書かれているものが正規品です。

一般的に介護士さんが利用しているのがType2のマスクなようで、このマスクは再利用が不可となっています。

 

ドラッグストアEtosで50個入り€5.45で販売していますが、現在は在庫が無いところが多いです。Actionでも取扱があるのでクリック&コレクトで在庫があるか確認してみてください。

割高ですが、Amazon.nlBol.comでも取扱いがあるようです。

 

 

 

あとがき

今後にマスクの品質が指定されるかは、今後のオランダ政府の発表を待っているところですが、急にこんなニュースがでたものですから、あらゆる店舗から一斉にマスクの在庫が消えました。

完全に供給が間に合っていないので、マスクの品質の強制はすぐには実行されないとは思いますが、マスクがないとスーパーマーケットに出入りできなくなってしまうので、一斉在庫切れには本当に困ってしまいます。

タイミング悪く手持ちのマスクが終わりかけていたので焦りましたが、Actionに在庫があり購入できたので一安心です。

買い占めず、必要分の1箱だけ買いました。

 

 

マスクは使捨て派なのですが、今まで使っていた使捨てマスクの性能など気にしたことがなかったので、今回調べたら全く濾過性能が無かったマスクを使っていたことにショックを受けました。…今まで無事で良かったです。

FFPとType2のどちらを使うかは、装着時のフィット感や利用頻度で選んでみてはいかがでしょうか。FFPは立体的な形状なので呼吸がしやすく、密着型のデザインなので装着時にズレることが少ないです。

Type2は両サイドのホッペの所が密着しなかったり、眼鏡が曇りやすいですが、低価格なので毎日使うには経済的に優しいです。

 

FFPとType2はどちらも性能の良いマスクですが、これらのマスクを付けてれば絶対安全ということでもありません。換気、手洗いなど基本的な対策と併用して対策をとりましょう。

 

【オランダコロナ6】マスクに翻弄され続けるオランダ(2020.10.05)
オランダにコロナウイルスのパンデミック第二波が到来しています。9月に入り新規感染者が急増し続け、末日の時点で日に3000人超えの新規感染者が報告、数日後には日に5000人超えになるだろうとの予測があり、オランダ政府も規制を厳しくし始めました。