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【オランダコロナ28】ワクチンパスポート生活がはじまります(2021.9.15)

コロナ

 

9月14日の火曜日の夜にルッテ首相の会見があり、今後のコロナ規制の緩和のニュースが発表されました。

毎度お馴染みで正式な会見より数日前にの事前リーク情報が出まわるのですが、今回はリーク情報も直前で追加速報があったり、リーク情報で既に反対派が動き出したり、会見中にデモが始まったりして世間がテンヤワンヤしていたように感じました。

久しぶりに注目度の高いコロナの会見となりました。

 

 

 

オランダの感染者数

会見の内容の前に、現在のオランダの状況をまとめました。

まずは前回コロナ記事を書いた10日前と感染者数を比較してみました。

9月14日の集計(9月4日との比較)
新規感染者数:2041人(-752)
入院患者数:635人(-19)
ICU:203人(-9)
(NOS.nlより)

 

ここ2ヶ月以上の間、新規感染者数は2500人を行ったり来たりしており、ここ数日間は減少傾向にあります。

 

 

オランダのワクチン接種率

続いてワクチン接種率。オランダでは12歳以上がワクチンを接種することができます。

現在までに2回目のワクチンが済んでいる接種率は79%です。18歳以上の大人のみでの統計だと81.7%になります。

現在1回目の投与が終わっていて、これから2回目を投与する人たちが接種済みとなると12歳以上で83.1%、18歳以上で85.6%の割合になります。

 

 

9月25日からの規制緩和

感染者数と接種率を踏まえた上で、オランダ政府の規制の緩和が発表されました。

 

メインの発表となるのがコロナチェック(ワクチンパスポート)の導入でした。

8月からヨーロッパ各地で導入されてきたワクチンパスがオランダでも始まります。

オランダではワクチンパスポートのことをCorona Check(コロナチェック)と呼ばれています。

 

9月25日から飲食店、映画館、美術館等への入場時にコロナチェックの表示が必要となります。これはカフェのテラス席でも証明が必要となるようです。

そしてコロナチェックによって1.5mのソーシャル・ディスタンスが撤廃されます。今後は飲食店はテーブルの間隔を狭めて、席数を増やすことが可能となりますし、映画館で席間の距離が不要になります。

 

 

コロナチェックの導入によって、ナイトクラブとイベントも再開します。

ナイトクラブは営業再開できますが、飲食店と同様に営業時間は24時までとなります。

イベントも再開できますが、屋内イベントは着席ではない場合は最大入場者数の75%との入場制限が付きます。

 

 

 

 

コロナチェックを使うには

コロナチェックのQRコードを得るには、ワクチンを接種する他に、陰性検査を受ける方法と、感染者が回復したリカバリー証明を受ける方法があります。

オランダでは無料だった陰性検査は10月から有料との話もありましたが、コロナチェックアプリの導入に伴い今後も無料で受けれるようになりました。

 

25日以降はコロナチェックのQRコードと、身分証明書(IDカードかパスポート)がなければカフェでお茶することも、美術館に入ることもできなくなるのでお気をつけ下さい。

 

コロナチェックのQRコードを表示できるアプリのインストール方法はこちら↓

 

 

コロナチェック・スキャナーのアプリ

飲食店などの入店時にコロナチェックの確認が必要な店舗はコロナチェック・スキャナーのアプリをインストールする必要があります。

 

コロナチェック・スキャナーのアプリのダウンロードはこちら↓

 

 

コロナチェック・スキャナーの使い方があったので貼っておきます。

<翻訳 by Google自動翻訳>

スキャナーアプリで「Start Scannen」をタップすると、スマホのカメラでスキャンができるようです。

 

 

<翻訳 by Google自動翻訳>

グリーンの画面になるとQRコードが有効で、その後に個人情報(名前と生年月日)が表示されるので、IDカード(またはパスポートなど)で本人確認を行うことになります。

 

<翻訳 by Google自動翻訳>

スキャン後に赤い画面が表示された場合は、スキャンの失敗の可能性があります。アプリを再起動して再スキャンをしてみてください。との事です。

それでも赤い画面の場合は入場をお断りすることになるようです。

 

 

 

今後はどうなるのかな?

コロナチェックの導入は9月25日からになります。そして次の緩和は11月になるだろうとの事でした。それまでは飲食店とナイトクラブは深夜12時から早朝6時までの営業は禁止され、屋内イベントは最大入場数が75%とされます。

深夜以降に最大の売上を得るバーやナイトクラブの時短営業、まだまだ規制が続くイベント業界、今後もデモ活動が続きそうです。

 

飲食店はどこも人手不足な上に、テーブル席数が増え、そのうえコロナチェックのスキャンまでしなければならないとなると、ますます忙しくなりそうです。

現在のところはコロナチェックのスキャンをしなかった時の罰則は決まっておりません。自治体と各々の判断と責任と委ねられています。

 

 

 

今日のあとがき

前回(6月)にナイトクラブがオープンしたときに感染者数が爆増したので、今回の営業時間の規制などはその辺りが懸念されているのかなと感じました。

コロナチェックによって実際にどのように生活が変わっていくかは25日になってみないと分からないところがありますが、美術館や映画館は規制緩和前に訪れた方が混雑していなくて良さそうだなって気がします。

 

今の最大の心配は外出先でスマホの充電が切れたら終了ってことです。お茶すら飲めないし、お腹が空いてても何も食べれないって事ですよね。(テイクアウトならコロナチェックは必要ない?のかもしない説はあります。)

しかし、仕事終わりに友達とレストランで約束しててもお店に入れなくなっちゃうのは困るので、取り急ぎポータブルバッテリーの購入が必要になりました。

 

 

アプリがうまく起動するのか、感染者数が増えないのかなどと、様々な不安もありますが、新しい生活スタイルに適応できるように努めてみます。