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【オランダコロナ】たった1週間で感染者数900%増になりました(2021.7.15)

コロナ

6月26日からコロナ規制はほぼ無くなり、自由の翼を手に入れたオランダ国民でしたが、7月に入ってから嘘でしょレベルに感染率が急上昇しました。

 

下記が7月10日の現地ニュースです。

7月10日土曜日の新規感染者数:10345人
先週の土曜日の新規感染者数:1125人

入院患者数:205人
ICU:82人

ワクチン接種回数:17,625,182回
完全ワクチン接種人口比率:40.57%
(dutchnews.nlより)

 

規制が緩和された6月26日(土曜日)の時点での1日の新規感染者数は約500人くらいまで減っておりました。

それから1週間後の7月3日(土曜日)が1125人と既に約200%増、

そのまた1週間後の7月10日(土曜日)には10345人の約900%爆増しました。

 

こちらが過去1ヶ月の新規感染者数/日のグラフです。7月10日に1万人の大台に乗り、下がるかと思いきや14日にも1万人突破しています。上昇率は治りそうですが、ここまでの急増を誰が想像できたでしょうか…。

 

ねずくん
ねずくん

空いた口が塞がらない

 

 

 

 

オランダの現状と新たな対策

昨年(2020年)の10月中旬から飲食店が閉まり、12月からは商店も閉まり、半年間ロックダウンに耐えてきてたのが2週間で水の泡と化しました。

新規感染者数が1万人超えしたのは昨年のクリスマス以来。感染人数的には「今からロックダウンです」っと言われてもおかしくない数字を叩き出しています。

 

ですが、まだそこまで慌てた様子は見せないオランダ政府です。

ワクチン接種の効果なのか、入院患者数とICU数は新規感染者数に比例せず、増加がみられません。このまま入院患者数が急増しない限りは切迫した状況にはならないと判断されています。

1万人超えしてる時点で不安ですが、病院が安定しているうちはワクチン接種が主要な対策手段とされ、コロナとの共存する生活方法を模索されてゆくように思われます。

現在のところの緊急追加対策は、主に飲食店の営業時間短縮(24時まで)とナイトクラブとイベントの禁止が改めて取り入れられました。

 

 

爆発的感染者数増加とワクチンの効果

今回の感染者急増では多方面からデータが数値化されはじめています。

この1週間の感染者とワクチン接種率の統計がでていました。

新規感染者のうち
・84%はワクチン接種していない人
・10%はワクチンを1回接種した人
・6%がワクチンを2回接種済みの人

数字になって現れるとワクチンの効果が分かりやすいです。

ですがこの数字が全てではありません。今回の爆発的感染者数急増の原因の40%は外食産業、主にパーティーバー、クラブ、イベントでクラスターが発生したと見做されております。そこに集まるのは必然的に30歳以下のワクチン接種していない人が多いです。今回の状況では統計をとる状態に相応しいとは思えないのでワクチンの効果を鵜呑みにすることはできません。「注射を打ったから大丈夫」っというにはまだ時期早々です。

 

 

遠退くクラブやイベントの再再開

明らかになったことはクラブやイベントの再開は、また当分の間は無いだろうと言うことだけになってしまいました。

検査数を増やし、陰性証明やアプリを利用して、イベントの早期再開などに力を注いできたオランダ政府でしたが、こちらも水の泡となってしまいました。改めて再開するにはハードルが一段と高くなってしまったのではないでしょうか。

 

今回の爆発的感染者数急増の大半を占めた「ワクチン接種していない人」、すなわち30歳以下の若者たち。

筆者の推測では、彼らのワクチン接種がスタートしたのが7月からかと思われます。
仮に彼らが7月1日に接種できたとしても、2回目が5週間後の8月5日頃になるはずです。
それからワクチンが最大の効果を発するまで2週間なので8月19日。

最短でも8月19日頃から30歳以下の人たちのワクチン効果がでてきます。ですが20歳前半の方はもっと遅いはずなので9月以降にワクチンの最大の効果がでるはずです。

今回の反省点を踏まえるならば、クラブやイベントの再開は秋以降となってしまいそうですね。(筆者の推測です。)

 

 

 

 

怒涛だった1ヶ月

今回の一件で一番の被害を被ったのはクラブやイベントの経営者とスタッフです。

6月18日 政府からロックダウン終焉の事前発表
6月26日 クラブやイベントが再開。
7月9日 クラブやイベントが閉店の事前発表
7月10日 クラブやイベントが禁止

急にオープンが許可され準備し、スタッフを集め、一年半ぶりに開店したナイトクラブ。たった2週間のお祭りとなって終わってしまいました。雇われたスタッフとかはどうなるのでしょうか…。

そして今後予定されていたイベントに関しては、イベント会社等が政府に訴訟を起こすようです。

ルッテ首相は先日、見誤った規制緩和をしたと謝罪会見しておりました。

謝ることも大切ですが、今後の対応や方針の発表も欲しいところです。

 

 

オランダはこれからどうなる?

感染者数が1万人越えしても、正直なにも変わらない日常です。マスクを着ける人はいないし、繁華街は賑わっています。

 

直近で影響が出てきそうなのはコード・レッドが宣告されるかどうかに注目が集まっています。(こちらは今日、明日中にも発表があるかもです。)

オランダがコード・レッド宣告されると、観光客がこなくなる(来れなくなる)ので、この夏の観光業は切迫した経済問題を招く可能性があります。また、海外旅行を計画しているオランダ在住の方は、渡航先で隔離等を受けることになる可能性がとても高いです。場合によっては入国拒否されることもあるかもしれません。

 

EUのコロナコードリスト

ダークレッド:感染率が非常に高い国。
レッド:感染率が高い国。
オレンジ:感染率が少なくなってきている国。
グリーン:感染率が非常に少ない国。

 

 

また入院患者数やICU数にも急増がでてくると、新しい規制が追加されると思うので、そのあたりにも注目が必要そうです。

 

まだどうなるかは分かりませんが、夏を目前に再ロックダウンの可能性も見えてきてしまったオランダとなってしまいました。軽微な規制だけで済むことを切に願っております。

せっかく今週末から天気が良さそうなのに、お出かけも不安になってしまいます。密な場所は避け、皆様もお気をつけてお過ごしください。