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【オランダコロナ12】2021年5月15日のオランダの様子

コロナ

過去に何度かオランダのコロナの状況とか書いてきましたが、現在の状況を久しく書いていないので久々にざっくりとまとめてみました。

 

【オランダのコロナ情報まとめ】コロナ
コロナ禍でのオランダの状況や生活、街の様子などのまとめ記事。ロックダウンの状況や、規制ルール、ワクチン接種、ワクチンパスポートなど、実際の生活への影響や街の様子などをまとめています。

 

年明けから開始されたワクチン接種は5月より60歳〜18歳の全ての人への投与も開始されています。夏までには希望者全員が一回めの投与を終え、秋までには2回目も投与を終えられるはずで、年末のクリスマスは制限のない人数でホームパーティーを開けるだろうとされています。

 

今後、ワクチンを摂取することで検査なしで海外旅行が可能となっていく流れですが、もちろんワクチン接種は強制ではありません。
スペイン人の知人はワクチンを絶対摂取しないそうです。どうやって地元に帰るのか尋ねたところ、陰性の証明書を用意すればスペインに入国できると言っていました。自主隔離などはルールがあるのかもしれませんが、一年も家族に会っていないから今年の夏はスペインに帰省したいと願っています。ただその知人が懸念していたのは陰性証明書が有料なこと。私的利用で発行してもらうにはそこそこ費用がかかるそうです。ワクチンパスポートや陰性証明がいつまで必要となるのかは検討もつかないので、帰省の度に手間も費用もかかるのをめんどくさがっていました。

 

 

 

オランダの日常生活はというと、4月末より規制の緩和が始まりました。
緩和第一弾は

  • 飲食店のテラス席のオープン(18時まで)
  • 小売店の店内での買い物が再開
  • 夜間外出禁止令の撤廃
  • 自宅へ呼べる人数が最大2名に変更
  • 高校・大学の学校での授業が再開

が主となりました。特に飲食店は半年ぶりのオープンとなり、緩和初日とその週末はあちこちのテラス席が賑やかとなりました。今年の5月は寒い上に雨の日が多く、テラスで食事をするには最適ではないのですが、それでも街に活気が少しずつ戻ってきたように感じます。

筆者も数回ほどすでに外食しましたが、街中にこんなに人がいる風景が嬉しいような懐かしいような気分になりました。また隣の席から話声や笑い声が聞こえるのが新鮮で、不思議な体験をしているような感覚です。

 

 

テラス席のみ開放可能なことから、テラスがあるお店とそうではないお店での格差が広がっていることが少々心配どころです。テラスが開いたことによりUberイーツなどのデリバリー注文数は減少しているようです。

順調に規制緩和が進めば6月9日からは店内飲食も可能となるはずなので飲食店はあと1ヶ月が耐えどころになりそうです。

 

<2021年のキングスデーのアムステルダムの様子>

 

天気がいい日があったり、飲食店がオープンしたので、繁華街へ訪れる事も増えたのですが、飲食店しかり小売店然り、好きだったお店や行きたかったお店ががいくつか消えているのはやっぱり切ないです。

空きテナントが新しいお店でうまって、新規開拓を楽しめるくらいの日常が早く戻ってきてほしいですね。