☆ 広告掲載募集 ☆ 詳しくはコチラから ☆
PR

【オランダ】量より質!名作揃いのマウリッツハイス王立美術館

オランダの芸術
ⓘ記事内に広告が含まれています

 

デン・ハーグのビネンホフにある旧首相官邸に隣接するMauritshuis(マウリッツハイス王立美術館)には、200点以上の美術品が収容されています。

なかでもフェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」を見に世界中から多くの観光客が押し寄せる人気美術館です。

 

 

マウリッツハイス王立美術館の見どころ

マウリッツハイス王立美術館の歴史

建物は17世紀にマウリッツ王子の宮殿として建てられたオランダ古典様式の建築物で、オランダの重要文化財のトップ100に入る歴史的建造物です。

18世紀より王立美術館として開館している歴史ある美術館で、主に黄金時代の絵画が収蔵されています。

しかし開館当初のマウリッツハイス王立美術館の展示スペースは狭く、人気がなかったようです。

 

2012年〜2014年にかけて拡張工事が行われ、今では広々とした館内に200点以上の美術品が収容されています。

 

 

量より質がうり!フェルメールの真珠の耳飾りの少女

マウリッツハイス王立美術館のこだわりが認知されたのは19世紀になってから。

世界に三十数点しかないフェルメールの作品のうち、3点がマウリッツハイス王立美術館にあることで、今では世界中からフェルメールの作品を見にくる観光客で溢れかえっています。

特にフェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」の絵には常に人が群がっている美術館です。

フェルメールの作品は、ゴッホやレンブラントとあわせてオランダで見逃せない名作なので、真珠の耳飾りを見るためにマウリッツハイス王立美術館へと訪れる方も多いようです。

 

フェルメールについての記事はこちら
【オランダ】古都デルフトとフェルメールのゆかりの地
真珠の耳飾りの少女に使われているフェルメールブルーと呼ばれる顔料は鉱石ラピスラズリ。貴重な絵の具を使えるほど裕福だったフェルメールは生涯を制作活動だけに専念しました。1作品の完成に長い時間をかけていたオランダ黄金時代を代表する画家です。

 

 

 

 

 

 

マウリッツハイス王立美術館はインテリアもゴージャスに改装されており、赤や緑のシルクの壁紙が使われています。

エレガントな雰囲気の中で、黄金時代の絵画に囲まれ、伯爵気分を味わいながら鑑賞することができます。

 

Mauritshuis 美術館概要(2017年2月現在)
月:13〜18時、火水金土日:10〜18時、木:13〜20時
€14.00
ミュージアムカード可
Mauritshuis Plein 29 2511 CS The Hague, オランダ
mauritshuis.nl/

 

オランダのおすすめ美術館・博物館
【ダッチデザイン】MVRDV設計の真紅の礼拝堂・スキーダム市立美術館
ロッテルダムのお隣町のスキーダム。現代アートの宝庫のスキーダム市立美術館がリニューアルオープンしました。18世紀の建物にコンテンポラリーアートのギャップ萌えできる美術館です。エントランスのシンクの礼拝堂はMVRDVデザインです。
【アムステルダム】旧ガス工場でプロジェクションマッピング鑑賞・イマーシブアートの美術館
プロジェクターマッピングが大好きな筆者が今年一推しのイマーシブアート。19世紀の旧ガス工場を改装した大空間に最先端のプロジェクターと心地よい音楽で異世界へと導いてくれる魅惑のアートセンターがオープンしました。
オランダ産チーズを詳しく学べるアルクマールのチーズ博物館
チーズの名産地アルクマールのチーズ博物館ではオランダ産チーズの歴史や加工方法などを学習することができます。映像を見ながら、またはゲームをしながら学べる体験型の博物館になっており、建物前の広場では金曜日にチーズマーケットが開催されています。
【アムステルダム】ネコに出会える猫ミュージアム KattenKabinet
猫好きが猫好きのために創設しちゃった施設ですが展示品はユニークでオリジナリティーが高いです。猫の絵画や写真、ポスターや置物、招き猫まで展示されています。20世紀頃に描かれたと思われるポスターなどのグラフィック作品はとても魅力的です。
【アムステルダム】ネズミの家ギャラリー・ミニチュアドールハウスのMuizenhuis
かわいいネズミさんのドールハウスが展示されているギャラリーは見学無料です。ネズミのサムとジュリアの本を作成するために作られたミニチュアは、ネズミの世界の物語がたくさんつまっています。Het Muizenhuisはアムステルダムで人気のギャラリーです。
【ダッチデザイン】MVRDV設計の世界初・公開型収蔵庫 Depot
オランダを代表する設計集団MVRDVの最新建築Depot Boijmans(デポ・ボイマンス)がオープン!美術館ではなく美術館の収蔵庫を見学できる世界初の施設。大釜な見た目の外観とは異なり内部は騙し絵のような空間が広がっています。
【ヨーロッパ史】アンネ・フランクの15年間の短い生涯
ドイツで生まれたアンネは5歳の時にオランダへ移住し、13歳からの2年間は隠れて暮らしました。生前最後の半年間はホロコースト(強制収容所)での厳しい生活を虐げられ、最後は誰にも看取られずに15歳の時に伝染病で命を落としました。そんなアンネの生涯をまとめました。