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【ギリシャ】アクロポリスの巨大で古代な遺跡

ヨーロッパ旅行
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首都アテネにはパルテノン神殿をはじめとした歴史的建造物があることで、世界中から多くの観光客が訪れます。

アテネの観光情報を見るとまずはじめに”アクロポリス”と言う言葉が目に入ってきます。

アクロポリス(ἀκρόπολις)とは、「高いところ、城市」を意味し、古代ギリシャ都市のシンボルとなった小高い丘のことを指します。
丘の上に神殿や砦が築かれており、今日でもその遺跡が残っています。

そして丘の上にあるアクロポリスからの眺めは、アテネ市街を一望でき、その見晴らしも気持ちが良いのも見所です。

アクロポリスは常に観光客が多いですが、決まった順路があるわけでもないので、自由に散策できます。
木陰で小休憩をしつつ、人力で造り上げた巨大な遺跡と、アクロポリスから眺めるミニチュアのような街並みの対比を楽しんでみてください。

 

 

アクロポリスの見所

プロピュライア

神域の入り口の門という意味を持つ”プロピュライア”は、かつてはアクロポリスへと通じる門でしたが、現在は幾つかの柱が残っているのみで、門へと続く階段も崩れかけています。

<reference:wikipedia>

建設は紀元前437年にはじまりましたが、紀元前432年に戦争により工事が中断し、その後完成することはなかったとされています。

5年間の建設により、ほぼほぼは出来上がっていたようですが、遺跡の中にみられる壁面の突起などは仕上げらる前に中断されたのではないかと言う見解があるそうです。

 

パルテノン神殿

アクロポリスで最も人気があるのが”パルテノン神殿”。
誰もが一度はテレビや本で見たことのある遺跡です。
パルテノン神殿は古代ギリシャ時代にアテネの守護神であるギリシャ神話の女神アテーナーを祭る神殿として建設されました。
紀元前447年に建設が始まり、紀元前438年に完工、装飾等は紀元前431年まで行われたそうです。

パルテノン神殿の大きな柱は、1ブロック当たりが5〜10トンあるそうで、そのブロックごとの接地面も精巧な程に平らに施されています。
それらを組み立てる際には滑車やロープを使い、現代のクレーン車のような技術が取り入れられていたそうです。

 

 

エレクティオン

紀元前5世紀末に完成したイオニア式建築の代表作で、かつてはアテナの女神像が安置されていました。
神殿の名前はギリシア神話の英雄エリクトニオスに捧げられたもので、アテナイの王であったエリクトニオス王の名誉のために建てられたとも云われています。

南側には6体の少女の姿の柱像(カリアティード)があり、”少女の玄関 (Porch of the Maidens)”と呼ばれています。
カリアティードの最も細い部分は首で、彫像でありながら屋根の重さを支えるように設計されています。

 

イロド・アティコス音楽堂

アクロポリスの南西斜面を利用して建てられている屋外音楽堂。
主に音楽の演奏会で用いられ、白大理石で造られた32列の客席は約5000人分の収容があったそうです。
267年にヘルール族の侵入により破壊されてしまい、今は跡地となってしまっていますが、アテネで開かれるイベントのコンサート会場として使われることもあるそうです。

 

 

ディオニューソス劇場

アテナイのアクロポリスの麓に建てられていた大型野外劇場。
ディオニューソスとはギリシア神話に登場する豊穣とブドウ酒と酩酊の神のことで、
ぶどうの栽培を祝すお祭りの時に、ディオニューソス劇場で演劇が行われたそうです。
石造りの劇場は紀元前325年に建設され、1万7千人の収容ができたそうです。
現在残っているものは、遥か昔にローマ風に再設計され復元されたもののようです。

 

 

 

アクロポリスの周りにも遺跡は多くあり、共通チケットを購入すると多くの遺跡をみて周ることができます。

共通チケットでは7箇所の入場ができるので、3箇所以上みて周るならお得になっています。
・アクロポリス
・古代アゴラ
・ハドリアヌスの図書館
・ケラミコスの遺跡
・アリストテレスの学校
・ゼウス神殿
・ローマン・アゴラ

全部の施設を周るのに1日では辛いですが、共通チケットは4日間の有効期限があるので、日程に余裕があれば断然お買い得。

気分はインディ・ジョーンズ、はたまたニコ・ロビンで散策してみてください。

アクロポリス 概要(2019年4月現在)
8〜20時
Αθήνα 105 58, ギリシャ
Acropolis information