オランダに限らず、海外に長期にわたって滞在する場合に、事前にやっておいた方が良いことをご紹介します。

各種手続きによっては時間がかかるものもあるので、出国の2~3か月前くらいから始めるのがベストかと思います。
(パスポートは事前に取得・更新しておきましょう。)

 


①航空券

AIRBUS A-380

まずは行く日程が決まったら航空券を手配すると思います。
長期で行くとなると片道往復、どっちを買うべきかとまずなります。

帰国の予定が一先ずなければ片道で購入しとく方が安く済むでしょう。
がしかし、ここで1つ注意です。
片道航空券の場合、渡航先の国によっては入国できないことがあります。
(不法滞在防止のためです。)
下手したら、日本の空港で出国できない可能性もあります。
いざ出発という時に出鼻をくじかれるとはこういうことだと思います。
(事前に渡航先のビザを取得している場合は多分問題ないと思います。)

そこで片道航空券を買った場合、渡航先の国を出国する手配をしておくことをお勧めします。オランダの場合はEU圏を出国する手配となります。

私の場合はオランダに片道航空券で何もなく入国できちゃいましたが、保険としてオランダからイギリス行きのバスのチケットを事前に20ユーロで購入しておきました。
イギリスに行く予定はありませんでしたが、もしもの時たった20ユーロで解決するならそこにケチる必要を感じませんでした。

 


②クレジットカードとオンラインバンクとメモ帳
海外に行ってる間にクレジットカードの有効期限が切れたりすると結構めんどくさいです。
なので事前に更新できるものはして、微妙なものは溜まってるポイントなどは使い切っときましょう。
また海外引越しに向け仕事を退職される方は、退職前にクレジットカードを作っておきましょう。
いっぱいありすぎても紛失した時に手間がかかるので、VISA1枚、MASTER1枚が最低限だと思います。
国によってMASTERが使えないとかもあるので、この2種類はあった方が安心。
(国によりますがAmericanExpressは使えない所が多いのでご注意ください。)

海外滞在の最初の数ヶ月をクレジットカードの海外保険でと思ってる方は、そのカードの海外保険を発動する手続きを調べましょう。
カード会社によって、出国前に空港までの公共料金の支払いに利用しなければならないとか、出国から3か月とか、渡航先での利用から3か月とかルールが違います。
(ちなみに出国から3か月と、渡航先での利用から3か月の両方のカードを持ち合わせていれば6か月いけます。)

カードの準備ができたら、海外利用(キャッシングとショッピング)を可能にしておくことと、カードのアカウントをオンライン登録しておくことをお忘れなく。
そして利用可能額の上限も見直しておく必要があります。

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渡航後、現地の銀行口座ができるまでお金を送金できませんので、手持ちのお金とクレジットカードでの生活になります。

口座を作る前に住所登録するために家を借りることになると思います。
その費用(敷金や家賃、場合によっては仲介料)や、家が決まるまでの滞在費、急な出費も多少想定して上限額を設定しましょう。
カードによってはオンラインで上限額を後日下げることもできると思うので、一時的に上げておけばいいと思います。

また自分の銀行もオンラインバンクを設定しておきます。海外滞在中にも日本の銀行での振込などもできるようにしておいた方が便利なので、設定しましょう。

そしてそれらのログインのパスワードのメモ帳を作っておくことも重要です。
パスワードを忘れた場合、銀行やカード会社は電話での本人確認が必要であったり、手紙でのやり取りとなるため、渡航後のやり取りは時間がかかってしまいます。
なので100均でメモ帳を買いパスワード帳を作りましょう。
(パソコンのメモ機能はお勧めできません。ウイルスや故障でアウトです。手書きが一番。)

渡航後も様々なオンラインのアカウントを作ることとなるので、今後このメモ帳に各アカウントのIDやパスワードをメモっていくと便利です。

 


③ビザと書類

plans and schemes

渡航先のビザの取得方法にもよりますが、いずれにせよ色々な書類が必要となります。
出国前に用意するものの中には時間がかかるものもあるので早めに手配しましょう。
ただし書類によっては提出するときに何ヶ月以内のものなどと注意書きもあるので、早すぎてもアウトです。

オランダの場合は自分の戸籍謄本(または抄本)を取り寄せておく必要があります。
現住所と本籍地が違う場合には、取り寄せるのに1週間くらい時間がかかったと思います。
また市役所に行くので平日の日中に時間を作る必要があります。

取寄せた戸籍を外務省へと持って行き、アポスティーユ証明を付与してもらいます。郵送でのやり取りは2週間くらいかかったと思います。

戸籍とアポスティーユ証明は忘れずに持って行きましょう。

パスポートや免許証、取り寄せた書類は数枚コピーをしときましょう。
現地でどのタイミングで必要になるか分かりません。
また日本のコンビニみたいにコピー機を置いてる店が多くなく、到着したばっかりは、たかがコピーが難問になったりします。
(コピー機はスーパーマーケットにありますが、USBからのプリントアウトは印刷屋さんや図書館に行く必要があります。)

 


④運転免許証

the teal mustang convertible crossing castro street in noe valley, scott richard

渡航中に免許証の期限が切れた場合、帰国後すぐに運転免許証センターに出向けばなんとかなるらしいです。

しかし渡航中に期限が切れるとわかっているのであれば、事前更新してしまうのがお勧めです。
免許センターごとに違うようなので、お住まいの地域の免許センターに詳しくはお問い合わせください。
大抵はパスポートと、航空券があれば事前に更新できる手続きを取ってくれると思います。

海外でも車を運転される方は、その国での免許証の書き換え方法を調べましょう。
ワーホリのように短期の場合であれば、日本で国際免許証を作っていった方が簡単です。
ですが国際免許は1年間しか使えませんので、長期滞在を計画してる方は、渡航後に免許証の書換えをお勧めします。

オランダの場合は入国後半年以内に現地にて書換えが必要になります。半年を過ぎると一度日本に帰国しなければ書替えができなくなってしまうのでお気をつけください。

 


⑤住所変更と会員解約

ご実家にお住いの方は問題ないかと思いますが、渡航するにあたり住んでいる家を引き払う方は、渡航中の住所を作る必要があります。
ご実家がある場合はそこがベストかと。

出国前に住民票を抜いても、意外と様々な手紙が届きます。なのでそれらの手紙を受け取ってくれる住所が必要になります。

また銀行やクレジットカード会社の住所変更もしておきましょう。
更新などの案内の手紙が届くと思います。

その他、毎月届くチラシなどは必要なければ解約しましょう。
帰国したらマタ入会すればいいので、片っ端から会員解約しておくことをお勧めします。

 


⑥電気製品と100円ショップ

What's in My Camera Bag

なるべく少ない荷物で、何を持っていくべきか。悩むところだと思います。

でも想像しているよりも意外とどこの国でも(先進国なら)、なんでも買えます。
アジアンスーパーもあるんです。

でもやっぱり日本で買っとくべきというものもあるので、私がお勧めするものを幾つかご紹介します。

まず絶対に必要になるのが”SIMフリーのスマホ
今は日本でも手に入るのでしょうか?海外ではSIMフリーが主流なので現地でも手に入りますが、iPhoneでなければ、などと拘りがある場合は、日本国内または渡航中の免税店での購入をお勧めします。

またラップトップも日本で購入しておきましょう。
ラップトップの寿命は5年くらいです。
そろそろ寿命が近づいていたら、買い換えておきましょう。
(ラップトップは日本でしか日本語のキーボードは買えませんのでご注意を。)

その他、カメラや外付けHDなどの高額商品の購入を検討中の方は、日本または免税店で買っちゃいましょう。

なぜならば海外の消費税は高いです!
オランダは21% も電化製品に消費税がかかります。
日本の家電量販店のように品揃えも良くなく、セールも頻繁にしてません。
また携帯とパソコンは渡航後すぐに必要になるので必須です。

その他、携帯やパソコンのアクセサリーや充電器、コンセントプラグ変換アダプタは100円ショップでの購入がお勧めです。
日本の100円ショップで買えるものが、現地では5001000円で売ってるのが通常です。

ウエットティッシュや肌着用のTシャツなんかは安く買えるので予備は現地で購入として、電気機は万端にすることをお勧めします。

変圧器に関しては、持って行くものの中に変圧が必要なものがあれば必要ですが、私は今まで使ったことはありません。
携帯やパソコンの殆どのものは対応してる、または対応しているものに買換え、ドライヤーなど数日なくても困らないものは現地で買っちゃった方が荷物になりませんし、変圧器がないと使えないという煩わしさから解放されます。

 


⑦常備薬、日用品、美容品

Colourful Pills

まずは薬。常備薬はお医者さんに頼んで、数ヶ月分用意しましょう。
また、持病や薬の英語名をメモっておくと、海外のお医者さんに伝えやすいです。

オランダの場合はホームドクター制なので掛かり付け医の登録が必要です。
その医者登録するのには滞在ビザが発行されて健康保険の加入後になるため3か月以上かかると思っていた方が良いかもしれません。
その他、いつも風邪ひいたときに飲んでる薬なども事前に買っておきましょう。
私は以前カナダで風邪をこじらせた時、薬局で風邪薬を購入し服用したら症状が悪化しました。
試してみないとわからないけれど、合う合わないはあると思います。

コンタクトレンズ、洗浄液や使捨てコンタクトは海外でも購入できます。
お値段も日本と同じくらいで、オンラインで買えます。

シャンプーにこだわりがある人は、ちょっと苦労するかもしれません。
日本製のシャンプーなど売ってるお店もありますが、高いです。
日本の2倍以上のお値段は覚悟しましょう。
しかし現地のシャンプーも種類は豊富です。合うのが見つかるまで色々試してみるのもありだと思います。

歯ブラシは個人的には日本の物が一番良いです。
海外の歯ブラシは大きいのでよく磨けていない気がします。
重いものではないので数本持っていくと便利です。
あとは日本から友達が来る時とかに買ってきてもらったりしてます。

化粧品。
こちらに関しては人によってかなりの差が出てしまいますが、いつも使っているものと同じものが手に入る可能性は低いと思います。
世界的に有名なブランド化粧品であれば、渡航先の国に支店があれば買えると思いますが、薬局で売っているような庶民の味方の資生堂カネボウさん達のリーズナブルなアイテムは現地にはありません。
ですが似たような物は置いてます。
ただ、私はいつも化粧水探しに苦労します。
乳液はたくさん存在するのに対して、化粧水は数が少ないです。
外国人の皆さんはあまり使わない様子。
デパートなどに行けばあるんですが、ドラッグストアではニベアの化粧水しか見たことない気もします。(間違ってたらごめんなさい。)
私自身が洗顔後は化粧水とニベア(日中はプラス日焼け止め)で過ごしてるため、全くアドバイスができないのですが、とりあえずニベアは売ってます。しかも大きいサイズで。

 


⑧住民票、健康保険、年金、確定申告

Documentation

出国1~2週間前に市役所に行き、各種手続きを行います。
長期に渡って日本を離れる場合は住民票を抜くこと(海外転出届け)をお勧めします。
住民票が日本にある限り、各種税金が発生してしまうからです。
住民票を抜くと、国民健康保険も未加入になります。
年金はそのまま払い続けることもできますし、海外転出による免除を受けることもできますので、ご自身のご判断になるかと。
詳しくは役所の年金窓口で教えてくれます。

帰国後に市役所にて帰国届けを提出することで、帰国日より再加入している状態に戻ります。
ただし海外転出届けを出した市町村と異なる市町村で住民票を戻す場合、先に以前の市役所での手続きが必要だったような。。
一時帰国の時に一瞬住民票を戻して滞在中に歯医者に行くなどを計画してる場合(私はよくやります)、異なる市町村で戻す場合はお気をつけください。

渡航前に退職したり、渡航後にも日本での収入がある場合は、年度末に確定申告が必要となります。
申告方法は2種類で、
①出国の日までに納税管理人の届出を提出し、翌年2月16日から3月15日までに申告する方法と、
②納税管理人を選定せずに出国の日までに当年度の確定申告書を提出する方法です。
①の場合は親族でも、弁護士や税理士に依頼しても良いそうです。

申告が遅れると、納める税金のほかに加算税が賦課されるほか、延滞税を併せて納付しなければならないことがあるようです。  ただし還付申告の方は申告期限は特になく、過去5年まで遡って申告できるようです。

”海外転出 確定申告”と検索すると、私の説明よりも分かりやすく正確な情報が出てくると思いますので、ご自身でお調べください。(税金関係は苦手です。)

 


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