オランダ経済成長の要となった風車。
オランダに最初の風力タービンができたのは13世紀でした。
穀物や小麦粉の粉砕を目的に造られた100%木造のスタンダード風車です。
その後より完璧な形が追求され、
基礎を石造で強化してより高い風車を造り、
風を受ける羽をより高い位置に設置し風力を向上させ、
動力を地盤面にまで伝達させることで、下階で粉砕作業をできるようにする
など改良による改良がされました。



17世紀からオランダの風車産業が促進し、19世紀後半にピークを迎え、約9,000の工場、1万基以上の風車がオランダ国内で稼働していました。

風車は穀物の粉砕のみならず、油の圧搾、塗料の製造、木の幹の切断などにも使われ、当時の工場には欠かせない動力でした。
また排水用の風車も登場し、池の水量を調整するなどオランダの開拓にも大きく貢献してきた風車です。

<アムステルダムで可動している風車>

第二次世界大戦後、経済・技術的な進歩により、オランダの風車の多くが廃止されてきました。
現在は約1000基ほどの風車が残っておりますが、全てが稼働しているわけではなく、多くのボランティアによって保護されているモニュメントとなっています。
オランダの伝統的な風車として保持してきた方がいるからこそ、今でも観て触れることができるのです。
現在残っている風車の中には観光用として博物館化されていたり、レストランだったり、住宅として使われていたり、ホテルとして宿泊できる風車もあります。
(↓風車のレストラン&ホテル “De Molenaar Restaurant“)





オランダの風車保全協会(De Hollandsche Molen)』のホームページでは風車の歴史や仕組み、種類など詳しく知ることができます。
また現在オランダ国内にある風車の場所も探すことができるので、風車巡りの観光プランにオススメです。(サイト内オランダ語、一部英語)


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